2012年8月16日木曜日

WH-6700

僕は普段用ホイールとしてシマノのWH-6700アルテグラホイールを使っている。使用者も結構多いようだけど、個人的にはお勧めしないホイールだ。特徴、長所と短所(?)についてまとめてみる。
特徴+長所
・シマノ製品・・・やはりシマノブランドっていうだけで安心感が高い。シマノ製品のコンセプトは1.耐久性、2.正確性、3.重量 らしく(昔読んだ本より)、練習で使うにはもってこいだ。更に、国内ブランドだから、故障時の対処も海外ブランドより若干楽になる。
・コストパフォーマンス・・・前後セットで1700グラム以下かつ通販3万円以下で購入ができるホイールはほとんどないだろう。同等のホイールがあったとしてもハブの性能や信頼性を考えるときっとWH-6700を買う人が多いと思う。
・性能・・・乗り心地は若干柔らか目(?)なのかな。GIANTホイールよりも乗ってて衝撃が小さい。これもシマノホイールの特徴だろう。
・デザイン・・・黒基調の地味なデザイン。まあこれが似合わないっていうフレームもないでしょう。

短所(?)
・初期のグリスが少ない・・・WH-6700だけなのか、シマノホイール全般なのか知らないけど、ハブのグリスがすぐ切れた。僕だけかと思ったら、知り合い2名もグリスがすぐ切れたと聞いた。でもグリスアップをして以来問題はない。だからハブの調子が悪いと思ったらすぐにグリスアップをすることをお勧めする。そのまま使っているとベアリングが傷つくので注意です。
チューブレス対応・・・WH-6700最大の特徴、チューブレス対応。これが個人的に最大の短所だ。
チューブレス対応ホイールの特徴は空気を漏らさないリムの密閉度にある。このリムが厄介なのだ。すなわちクリンチャータイヤがはめにくい。僕は練習用にWH-6700を使っているが、パンクをする機会も当然ある。そのときチューブ交換をするのだけど、とにかくタイヤが外れない。あまりに硬くてレバーが折れたこともある。この価格帯である以上、WH-6700は練習用ホイールだと思うのだけど、パンク修理しづらいってのは問題だ。むしろ、クリンチャー用リムにした方が軽量化できる。チューブレス練習用としては良いかもしれないけど、クリンチャー使用者にはお勧めできない。若干重量は増えるけど、アルテハブの手組ホイールの方が練習用に使いやすいと思う。

本当に個人的な感想だけです。タイヤ取り外し時以外はよいホイールです。ただ、クリンチャータイヤ使用者にはお勧めしません。これを買うならWH-6600かアルテハブ手組ホイールの方が使いやすいと思います。
数年後の新型アルテホイールではクリンチャー専用で復活することを期待します。

0 件のコメント:

コメントを投稿