2020年2月2日日曜日

2020-02-02 第42回神奈川マラソン

冬場に開催されるロードレースもあるけど、ウェア選びが面倒だし待ち時間寒いのも嫌だ。そんな訳で12月~3月頃はだいたい自転車レースに参加しない。
一方で気温が下がると発汗量が減るのでランニングはし易くなる。例年クロストレーニングとして冬場にランニングをしているけど、今年は超久々にランイベントに参加することにした。

という訳で(?)第42回神奈川マラソンに参加しました。
種目はハーフマラソン。別にハーフマラソンに出たかったわけではなく、自宅から1時間以内で会場入りできる大会がたまたま神奈川マラソンで、その種目が10㎞とハーフで、「10㎞位普段走れるしなぁ」なんて貧乏根性でハーフにエントリーした。

大会までの12月と1月はそれぞれ100㎞ほど走った。とりあえず走り切る体力は付いたと思う。
大会当日は晴れ、というか暑いくらい。会場ではしきりに脱水症状注意の放送が流れていた。
神奈川マラソン自体は陸連の大会なので所謂登録選手も多く参加しており、箱根駅伝で有名な青学の選手も多数参加していた。まぁ順位を気にしていないので全く関係ないし興味もないのだけど。

会場は磯子駅付近の日清オイリオ工場内(なので写真撮影は色々制限あり)。
とりあえず受付で参加賞のサラダ油を入手してからランウェアに着替える。ウォームアップを念入りにしている参加者もいるけど、自転車レースでも短距離でなければそんなにウォームアップに気を使わないので、軽くストレッチしたり読書したりして時間を潰す。
ちなみにトイレは恐ろしい渋滞具合。開催側は参加者数分かっているんだから、仮設トイレがいくつ必要かくらいわかっているだろうに。自転車もそうだけど、「~競技連盟」が開催する大会は総じて運営レベルが低い。
さらにひどい点として、なんと「手荷物預かり100円」とのこと。いや、それくらいエントリー費に乗せておきなよ。こういうことで評判落とすの止めればいいのに。

なんて文句をちらほら聞きながら、徐々にスタート地点へ移動。スタートは陸連登録者を先頭に、自己申告タイムに合わせてグループ毎に並んでいく。僕は順位とか気にしないのでどうでもいいけど、ベテランっぽい選手は結構列に横入りしていた。素人なので「マラソンランナーってモラルが低いんだなぁー」と思ってしまう。
*通常自転車レースならば、前列に並びたければ早めに来るのが常識。
むかーし参加した時がたしか1時間36分位だった気がする。今回は1時間30分が切れればいいな。まぁ無理はしない。
11:30にレース開始。

結果:ハーフマラソン 1:24:29(NET1:23:23)
   クラス:一般男子85位/979人中
自転車レース同様にスタートしたところで後ろは進まない。てくてくと歩いてスタートを通過し、徐々に走り始める。毎度不思議なのだけど、スタート直後から(陸連登録者含めて)明らかに遅い人たちが前方に相当人数がいる(ロードレースだったら「どけ!」とか騒ぐ奴いそう)。ので、序盤ペースを上げようとするとたくさん人を避ける必要があるので結構体力を使う。今回は無理に抜かさず、徐々にパスして体力温存。1時間以上も走るのだから、序盤はゆっくり目を意識。とは言え、最初2km位は5km/分位なのでやっぱり遅い。
コース幅が狭いが基本平坦なので、徐々にポジションを上げていくとスピードも上がってくる。4km程走ったらまともに走れる状態になったかな?
とりあえず10㎞までは抑え目で走るつもりだったので、無理に加減速せず淡々と走ることを意識。暑いので給水も積極的にする。
因みに僕はレーシャツ+短パンで走っている(まともなランウェアを持っていない...)。僕意外にもレーシャツ着ている人は10人程いたかな?

IHI工場内で10㎞通過タイムを確認すると40分程。お、これなら1:30切り行けるか?と思い、後半に向けて徐々にペースを上げ始める。途中風が強い区間では無理にペースを上げず前選手にドラフティングしつつ、行けるところでペースを上げる。1時間を超える頃には、「残り時間ヤビツTTくらい、もっと追い込め!」と更にペースアップを意識する。後半に向けてどんどんペースが上がったようで、抜くことはあっても抜かれることはなかった。
ただ、自転車でもよくあるオーバーペースによるストップがかかる感覚を19㎞地点で感じ始める。この時点で1:30切りは固い。無理して怪我もしたくないので、残り距離は再びペースを落として消化した。

ゴール後に靴に着けたタイム計測器具と引き換えでTシャツ入手。
帰りは磯子駅までやたら渋滞すると聞いていたので、着替えてさっさと帰宅。
若干右脚が痛くなったものの、昔参加したマラソンみたく歩行困難なほどのダメージが残らなくて良かった。

反省・感想
目標としていた1時間30分切り達成!…だから何?ってとこなのだけど、今回4km/分切るペースで走り切れたので、自身最高記録である。平地でスピードの出やすいコースだったというのもあるのかな。自転車ではタイムなんて気にしないのに、ランは結構意識するものだな。
徐々にペースを上げて走れた…すごいと思ったのは前半10㎞よりも後半11㎞の方が速いペースだったという事。ペースコントロールが上手に出来たようでなにより。
それにしても運営レベルがねぇ…出といて何ですが、トイレや給水・コース誘導に手荷物預けと色々運営レベルの低さを感じた。年々参加者が増えて持て余しているのかもしれないけど、それなら参加人数調整すればいいだけの話だし、調べてみるとそういった面で毎年評判が低い大会のようだ。スピードの出るコースなのでタイムは狙いやすい様だ。ただ、個人的には来年出るか微妙だな。僕の場合唯一のメリットは「近さ」くらい。


自転車レースよりさらに緊張感無く出たけど、久々のラン大会も面白いな。そんなにガチンコで取り組むつもりはないけど、来季こそはフルマラソン走ってみようかな。
とりあえず3月頭にもう一戦エントリーしているので、自転車トレーニングと並行してもう少しだけ走ります。