2018年3月4日日曜日

2018-03-04 2018サイクルチャレンジカップ藤沢


海外出張帰国後に体調を崩して以来自転車熱が冷めていたけど、練習の有無にかかわらず時間だけは無常に過ぎていく。

そんな訳で2018年初戦として地元神奈川県のエンデューロレースに参加しました。
「サイクルチャレンジカップ藤沢」は今年で開催4回目のレースで、慶応大学藤沢キャンパスをコースに組み込んだ公道レース。平坦系レースは苦手だけど、シーズン初めに苦しんだ方が気合が入るのでエントリィした。

3月初旬にも関わらず気温が上がり、結局半袖半パン+半袖インナーで出走することにした。一方で風が強いので先頭はきつそうだ。また、新車での初レースになるのも楽しみの一つ。
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受付が7:30~8:30だったけど回転が遅くて結構遅れた人いたのではないだろうか。また、参加人数に対して仮設トイレ数も足りていないような...せっかくだからお金払って大学構内のトイレ開放すればよかったのではないかと思う。
8:30頃からスタートライン整列になり、3列目に並ぶ。コースの関係上試走が無かったので1周目は先導車でパレード、2周目からリアルスタートになる。
3時間エンデューロというカテゴリだけど、あくまでレースが3時間以内に完了するという意味合いのため、2時間45分経過時点でラスト一周になるらしい。

ツールド沖縄以来4カ月ぶりのレース、9:00の合図とともにスタート。

結果:男子ソロ 7位 (総合10位) 23周
一周目は試走なのでコースを確認しながら久々の大集団の雰囲気を味わう。構内の90°コーナのイン側に砂が浮いていて若干怖い。掃いてくれればいいのに。また、事故防止のため追い抜き禁止区間などの看板も確認する。ここで地元KEIO学生がパレード隊列を守らずに先導車の真後ろについて、ゲストライダーに注意を受けていた。僕も学連出身のレーサーだから彼らの気持ちも分からないでもないが、個人でなく大学名を背負っている以上はリスペクトされる走りを心掛けてもらいたいものだ。
ゴール前は大学構内に向けての短い登坂から下り基調のホームストレートになる。
ここでパレード解除しリアルスタート。狭い中での高速コーナで密度が増して初っ端から落車が発生しそうになる。平地でパレード解除すればいいのに。
なんて文句を垂れつつ先頭は凄いスピードで加速していく。当初目標はメイン集団ゴールだったので何とか食らいつく。が、とにかく速い。アップダウンやコーナ・登坂でポジションアップをするが、如何せん平地の踏み込みでジリジリやられる。集団内ポジションを上下しながら食らいつくがジリ貧だ。結局40分くらいで集団から切れてしまう。無念。

その後は腰の痛みに耐えながら苦痛の個人TT。時計を見て「あと2時間ソロだったらヤバいな」と思いながらとにかく回す。1時間10分頃にようやく後ろから大集団が来たので乗車させてもらう。普通のロードレースだったら千切れてお終いだけど、こうやって再び集団で走れるのもエンデューロの面白さか。ただこの集団も結構速くやっぱりキツイ。でもせっかくの機会なのでヒィヒィ言いながら着いて行く。
走っているとローテに参加できる人・後ろでついてくるだけの人が分かるようになってくる。集団は20名強だけど、回しているのは5-8人くらいかな? 平地では分が悪いけど、集団メンバは結構登坂で苦しんでいたので、得意分野の登坂で少しペースを上げたりしてみる。ソロ・チーム参加選手の混走集団だったので度々メンバも入れ替わったけど、段々と人数が絞れてくる。
時計を気にしながらラスト一周では4名になった。集団の内ソロは僕ともう一人だったので、ゴール手前の坂に入る前からガツンとアタックをして単独ゴール。
終わってみればあっという間だけど、とにかくキツイレースだった。

競技速報を確認するとソロで7位、表彰は5位までなので圏外だ。まぁ今の時期の実力としてはこんなもんだろう。
レース後に参加賞として「キャベツ」「花(鉢植え)」「トマト」が振舞われたが、「1品だけ」とのこと。当然(?)のようにキャベツ行列が出来上がる。まさに「花より団子」だった。まぁ今年キャベツ高いからねぇ…
そんなこんなで午後2時前には帰宅。やっぱ地元レースは気楽だ。

反省・感想
久々だったけどレースは楽しい!・・・久々のレースで脚腰とても痛くなったけど、やっぱりレースは楽しい。コンディションはまだまだなので、これから調子を上げていこう。

平地を踏む力が足りない・・・普段から平地練習に注力していないせいだけど、具体的には長時間にわたって平地で踏む身体・技量が足りていない。ロードレースもアップダウンのあるコースばっかり好んで出ているので、本当に平地メインのレースだと弱さが露呈する。今後も平地練習に注力するつもりはないけど、普段の練習から今日味わった踏み込みを再現していきたい。

登坂は結構通用する(ただし短距離)・・・僕自身がクライマー系なので登坂では余裕をもって前に出ることが出来た。ロードレースでは強みになるので磨いていこう。ただヒルクライムに限っては現状のウェイトではとても戦えないので体重落とさないとなぁ...

オフシーズンにレースから遠のくと実戦の強度を忘れてしまうので初戦はやっぱりキツイ。いや、どんなレースもきつい。でも久々にレースの感じを思い出せ楽しめたので、2018年シーズンに向けて練習の質を上げていこう。
やっぱ自転車競技は楽しいね!