2016年9月10日土曜日

2016-09-10 一ヶ月ぶりの峠

何故か4:30に目が覚める。
そのまま布団に入っていたけど、結局5:30に起きて食事、6:30前に出発。

大観山 191㎞
月末ヒルクライムなのに、最近全然峠に行っていないせいで、ヒルクライムの感覚が分からなくなっていた。そんな訳で、比較的登坂時間の長い大観山へ出発。
峠まで足を残したかったので、往路の海岸沿いはあまり負荷をかけずに走った。意外と車が少なくて、あっという間に湯河原へ到着。
そこからはメーターを見つつ、大観山に向かってヒルクライム開始。
ケイデンスを80~90、パワーを300W前後目標に走ってみたけど、序盤オーバーペースになって段々失速していく感覚がした。最終的に自己ベストを更新したけど、気象条件なども関係しているので、あまりタイムには満足できない。走っていて思ったのは、一定パワーで走ることが必ずしも正しいというわけではないこと。勾配や路面などの状況によって休むべき場所・負荷をかけるべき場所があるから、そういった感覚を大事にしてペースを作っていかないと無駄な力を使ってしまう。よく「パワーは出るもので、出すものではない」というけど、ようやく理解できた。
また、最近ロードレース向けのケイデンスに慣れつつあったけど、やっぱり僕の場合rpm80前後に抑えないと、ペダリングで疲れてしまう。走りには納得いかなかったけど、色々気が付けて良かった。
というか、練習ログを見たら、一カ月ぶりの峠でした。

何だかやたらと疲れてしまい、芦ノ湖で結構長い時間休憩をとった。
9月になると涼しい。
芦ノ湖から再び大観山を登って帰るルートにした。復路の大観山はケイデンスを上げ過ぎないように負荷をかけて登坂。やはり僕にはこっちの方が合っている気がする。KOHはおおよそ90分前後と長丁場のレースになるので、無駄な体力消耗を避ける必要がある。
下山後は真鶴の山道でTT走。段々風が強くなってきて、下りで30km/h下回った際にはかなり苦しかった。
そんなこんなで、小田原に着いた頃には完全に体力切れ。
ここから自宅までの60㎞程がめちゃくちゃ辛かった。
負荷で内臓系の調子も悪くなるし、疲労で思考・判断力も低下するし、久々にヤバい感じがした。
というか、この一ヶ月50km以上走った日が無かったのに、いきなり200㎞近く走るというのが飛ばし過ぎだったと、ようやく気が付いた。
ともかく何とか走って帰還。
午後出かけるつもりだったけど疲れすぎていて、無理やりたんぱく質を摂取し、シャワー浴びて、そのまま仮眠。
疲れすぎた。
(昨日の夕方にランニングしたのがそもそも失敗だった気がする)


ガーミンを見直したらトレーニングストレススコア(TSS)420とかだった。
パワーメータ着けるまでTSSという概念を知らなかったんだけど、翌日のパフォーマンスに影響の出るレベルのようだ。とは言っても、学生時代の僕を含めて、ぶっ飛んだ練習量を重ねている選手は山ほどいる。果たしてTSSはオーバートレーニングの基準になるのかが少し疑問だ。


ともかく今日は色々気が付けて良かった。
ロードレース気分でヒルクライムに臨んだら、序盤オーバーペースで自爆するということを思い出せたので、過去のレースレポート見直しながら、走り方を考えよう。

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