2018年12月29日土曜日

2018年度自転車競技総括

例年より遅い時期となってしまったけど、文章化すると考え方がまとまるので、今年の競技活動を振り返り、来年についての考えをまとめる。
*2017年度自転車競技総括

①2018年レース結果

03-04 2018サイクルチャレンジカップ藤沢
            男子ソロ 7位
04-01  JCRC第1戦 in 日本CSC
    SAクラス 2位(入賞)
04-15 第31回ツールド八ヶ岳
    男子B 7位
06-10 第15回Mt.富士ヒルクライム
    主催者選抜クラス 34位
06-17 第15回富士山国際ヒルクライム
    男子C 優勝
07-07 2018東京都クラブ対抗ロードレース
    クラスB 優勝
07-22 JCRC第3戦 in 群馬CSC
    SAクラス 優勝
    EDクラス 3位(入賞)
08-19 やいた八方ヶ原ヒルクライムレース2018
    男子アスリートクラス 8位
09-02 JCRC第4戦 in 日本CSC
    SAクラス 2位(入賞)
10-14 JCRC第5戦 in 群馬CSC
    SAクラス 5位(入賞)
10-21 箱根ヒルクライム2018
    チャンピオンクラス男子 5位(入賞)
11-11 第30回ツールドおきなわ2018
    市民140㎞ 2位(入賞)
12-02 JCRC最終戦 in 下総運動公園
    EDクラス 6位(入賞)

 ロードレース・ヒルクライム合わせて13大会(14レース)に参加した。
 今年は新車のEMONDA SLRでレース参加を始めたシーズンとなったが、仕事が超忙しくなり上期は精神・肉体的に不健康な生活で体重も落とせず、ヒルクライムについては昨年を上回るタイムがほとんど出せなかった。良かった点でいえば唯一圧勝かつ50分切りを目指していたあざみラインで48分台を出せたことか。あと、Mt.富士HCの選抜で走れたのは良い経験。タイムがアレなので来年はオファー無いかもしれないけど、また出てみたい。
ロードレースについてはかなり成長を感じた年だった。緒戦のエンデューロで平地をハイペースで走る感覚を得られたおかげで、その後の練習でも平地で高負荷をかけて走る習慣がついた。STRAVAでいくつか平地のKOMが獲れたので成長しているのだろう。
 また、JCRCの最上位クラスで優勝・年間チャンピオン獲得およびツールドおきなわ140㎞で表彰台に立てたのが今年の成果というところだ。特にツールドおきなわについては今年9月末のKOHが台風で中止になり、レースへの緊張感を落とさず臨めたのが良かったのだと思う。レース中のアタック・逃げの成功率が上がったのに対し、マッチスプリントで競り負けるケースが多かったのが課題である。


②2018年練習内容

 2017年途中から勤務地移動となり、朝練時間が5:30までとなったことから、朝練の練習量自体は減った。平日は登坂インターバルが中心、週末は峠を含むロングライド(ファストラン)という点は今までと同じ。登坂インターバルはパワーメーターでデータ分析することで調子が図れるので面白い。
 今年は平地を速く走ることを強く意識していたので、今までに比べて平地の走行能力が格段に上がった。さらに下期にかけて、最大出力走とランニングを取り入れてからコンディションが上がった気がする(単に9月頃仕事のトラブル対応が一段落したためかも)。10月のJCRC群馬の追走、11月ツールドおきなわ終盤の逃げに活きたと思う。
先に書いた通り不摂生な生活で体重を落とせずヒルクライム能力は昨年以下だった(やいた・箱根は自己記録更新できず)が、20分以下の出力自体は向上したように感じ、僕の出たロードレースではレース中に「遅れる」状態にはならなかった。
スプリントについては例年通り練習不足だったけど、ツールドおきなわ後に練習したところ、フォームの改善でちょっとずつ良くなってきたので、引き続き修正する。
 なお、今年からトレーニングストレススコア(以下TSS)のデータ収集を止めた。昨年までGolden Cheetahで分析していたが、Inputが面倒になったのと、正直トレーニングよりも仕事の疲れの方が圧倒的に大きくて当てにならなかったので止めた。疲労に関しては感覚が一番重要な気がする。
 今年からプロテインを摂取するようになった。これについてはトレーニング効率云々よりも、前述したとおり不摂生な生活が続いて十分な栄養摂取ができているか不安になったためである。本当にただタンパク質を摂取する目的のみなので、AMAZONで2000円/㎏の安いヤツを毎日飲んでいる。


③レースについて

ヒルクライムについては2017年程好成績を上げることは出来なかった。ウェイトの問題もあったけど、どちらかと言えばコンディションを整えられないせいでモチベーションが低かったかも。実際2017年はかなりコースを研究していたけど、今年初参加したMt.富士HC選抜クラスについても下調べしなかった。ただ、機材効果とは言えあざみラインで50分切を果たしたので、やり方次第ではまだまだ戦えると思う。登坂力は僕のロードレースの主力武器なので、積極的に伸ばしていきたい。
ロードレースについては例年以上にアグレッシブな走りが出来た。バイクを軽量なEMONDA SLRにしたおかげで加速が楽になり、レース中に出来るアタックの回数が増えた気がする。2017年に導入したレーシングスピードC40とEMONDAで登坂・平地・下りといずれの場面でも攻撃が容易となり、戦術の幅が広がったと思う。特に修善寺・群馬・おきなわと理想的な逃げ展開を作ることが出来た。一方でマッチスプリントで負けるシーンが多かったので、技術・戦術面で改善が求められる。



④2019年予定

以下超暫定の出たいレース一覧です。
1月:
2月:(ウィンターロード)
3月:(藤沢エンデューロ)、都ロード
4月:JCRC修善寺、JCRC群馬orツールド八ヶ岳、都ロード
5月:
6月:(Mt.富士HC)、富士山国際HC
7月:JCRC群馬、(都ロード)
8月:
9月:JCRC修善寺、KOH、(秩父宮杯)
10月:JCRC群馬、(箱根HC)
11月:ツールドおきなわ
12月:
書いてみたけど全然決まっていない。注力したいレースは9月のキングオブヒルクライム、11月のツールドおきなわ、距離の長いJCRC群馬(7月・10月)で、他はかなり未定。日本CSCのレースもJCRC・都ロードどちらにするかは日程次第。秩父宮杯は超人気レースでエントリ厳しそうだけど、公道レースなので一度くらい参加してみたい。
ヒルクライムはかなり未定。とりあえずKOHとザみラインは登る。またMt.富士HCに呼んでもらえたら走りたいな。乗鞍HCはやはり日程きついので参加しない。
ツールド八ヶ岳も悪天候続きでいい加減出るの止めようかと思っていたら、2019年大会もHPに写真使って貰ったので(17年大会流用)、出ようかなぁ(←ちょろい)。
こうやって見ると19年上期は盛り上がりに欠けるか?もうちょい吟味してみます。
いずれにせよ、初戦は2月か3月の日本CSCになりそうです。


⑤オフシーズンの方針

あまり複雑なメニューを組んでもどうせ断念するので、課題は単純にする。
①重いギアを回す(平地でアウタートップ気味)
②ローラー台SST・クリスクロス
③スプリントフォームの改善
2月くらいまではこの3点を意識して走る。レースが近づいたらインターバルなどに切り替えるけど、冬の間にFTPの維持・向上、スプリントスキル、ペダリングスキルのレベルアップを課題とする。特に重いギアを回せるようになれば平地・下りでより速く走れ、戦術幅の向上=よりレースが面白くなる。
あとは体重を増やし過ぎないよう、出来るだけロングライドを入れる。短時間高強度の方が効率がいいのは間違いないが、どうせ寒くて高強度メニューやってもフォームが乱れると思うので、どうせならレースシーズンでできない練習にする。冬は景色もいいしね。
それとランニングはしばらく継続する。クロストレーニング効果に期待。


いい加減ベテランレーサーになってきたけど、元来完成度の低い選手なのでいくらでも伸ばし代が見つかる。これだから自転車レースは面白い。
また、ホビーレース、本ブログ、STRAVAで僕を知った方がレース中に声をかけてくれることも増えた。見た目不愛想な私ですが、レース中に「逃げ」のお誘いを頂ければ多分反応しますのでよろしくお願いします!

2019年も怪我せず楽しくレースに出れるよう、頑張ろう。




0 件のコメント:

コメントを投稿