9月のJCRC修善寺は入賞すれば巨峰が貰える。
参加するにはサポートのOBに巨峰をプレゼントすること(よーするに出るからには入賞すること)。
そんな風習が学生時代にあったような、無かったような...
毎週のように出張&急遽土曜出勤が入り、全然練習できてなかったけど、とりあえず出走できるスケジュールは立てられたのでJCRCに参加。今年はSAクラスで2位、1位を獲りポイント18点、2位の選手が14点。最終戦の10月群馬でポイント獲得は難しそうなので、修善寺で年間チャンピオンを確定させるつもりで走る。
のだが、如何せん練習不足なので不安が拭えない。
日本CSCに8時頃到着。
あたりは雷雨で、とりあえず屋根の下で自転車を組み立てる。ホイールはロードレースなのでRacing Speed c40。カーボンリムだけど雨中の制動力は把握しているので問題なし(水冷効果もあってむしろ良いのかも)。
あたりの様子を見ると、8時出走区分の選手がちらほら。聞いてみると雷雨の影響でレース開始が遅れているとのこと。とりあえず受付に行き、SAクラスが45分遅れ出走で9周→7周に変更となったことを確認。
雨も弱まる傾向なので特に心配はない。
9時45分ころからアップ開始。修善寺駅側の坂を2往復して、タイヤ空気圧調整&チェーンにべっとり油を塗ってから入場する。雨はほぼ止んでいるけど、路面が濡れいて、コースに入る道中のタイルで転びそうになった。明日も出張だから落車だけは避けねば...
SAクラスは6人。参加者が少なくて残念だけど、年間ポイント2位の選手も参加しており、今日のレース順位の他、彼から如何にポイント差をつけるかも考慮すべき点である。
気温は20度ほどで涼しく風も弱い。路面がウェットなのが気になるところだけど皆同じ条件だ。
変更後の予定通り10時45分レーススタート。
結果:SAクラス(左回り7周 35km) 2位(入賞) 1時間2分1秒 35㎞
雷雨による時間調整の影響で9周から7週に変更となった。
短くなるときつくなるんだよなぁ、なんて思っていると案の定ポンシャスの若者(シノハラ選手)が1周目から積極的に仕掛ける。少人数・路面ウェット・平地が少ないレイアウトなので集団に残るメリットはなく、全てのアタックに反応する必要がある。1周目は自分自身と他選手の様子見に使いたかったけど、序盤からガンガン上がる雰囲気となった。まぁ序盤オフェンシブな走りは若者の特権だからとやかく言わない。
2周目もシノハラ選手が飛び出たほか、クモン選手がそれに同調し2-4体勢になる。年間ポイント2位のイマイ選手を置き去りにするチャンスと思い、前2名と後ろの距離が離れたところでジャンプし合流、前3名-後3名の状態にした。
若者ながらシノハラ選手は一生懸命僕とクモン選手に声をかけて後ろを振り切ろうとしている。半周も走るとかなり差が開いたので優勝争いはこの3名となる。
だが、残念ながら3周目の2号橋からの登りでクモン選手はメカトラストップ(多分チェーン落ち)、そのままシノハラ選手との一騎打ちになる。
それ以降は淡々とペースを刻んでいく。シノハラ選手は風の抵抗を受けやすい下りで先頭引くのを嫌がっているようだった(かつての僕のようだ)。段々と先頭を引かなくなり脚を溜めている模様。僕も無理のないベースで淡々と走る。
最終周のラインでシノハラ選手が加速しJCRC賞を獲りに行く。せっかく脚を使ってくれるので、ライン通過後にカウンターアタック。まぁこれはジャブのようなもので、登り返しで合流する。
一緒に走った感触だとフィジカル、スキルはシノハラ君の方が上だけど、経験では僕が勝っている(シノハラ君は基本に忠実なので動きが読みやすい)。とにかくフィジカルを削る必要があるので先頭を引くときはペース変動を付けながら走る。
最終周で脚を使わせるために隙を見せる(ボトルを掴むふり)をすると引っかかってアタックしてくれた。フェイントを混ぜつつ秀峰亭を通過する。
シノハラ君がジュニアサイズスプロケットを使っているは分かっているので、最後ホームストレートでスプリントになれば機材差で僕が勝つだろう。僕も彼もそれをわかっているので、最後の登坂が勝負となる。距離を離せれば彼の勝ち。後ろに着ききれば僕の勝ち。
予測通り登坂アタックがかかったけど、やっぱり(?)距離を離されてしまう。ラストのホームストレートで猛追したけど、結局1秒も離されてしまって2位。
まぁ現状のコンディションにしては上出来だったろう。
ゴールライン通過後にシノハラ君と雑談しながらもう一周。
あろうことかシノハラ君は両手放しでガッツポーズを付けてゴールをしてしまったことに対して注意した(JCRCでは落車誘発の危険があるため、ゴール時は故意にハンドルから手を離すことを禁じている)。本部から失格勧告を受ける前に自首謝罪するようアドバイス。今回は大目に見てもらえたようで良かった。前途ある若者にはこれから他選手の規範となるような走りをしてもらいたい(失格を避けられたようでなにより)。
毎年恒例(?)の巨峰を副賞に頂いた。
雨だったけど高速道路の事故もなく、3時前には帰宅。
反省・感想
・集団分断作戦成功…今回のレースは勝つことの他に年間ポイント2位のイマイ選手の順位を下げる(ポイント差をつける)ことが課題であった。そんな中、2周目に上手く集団を分断することが出来たのは上々だったと言える。
・タイヤ空気圧管理…修善寺の左回り(正回り)なんてドライならノーブレーキで走れるけど、ウェットだったので終盤に慣れるまでは1号橋コーナーで遅れてしまった。7.3気圧位にしていたけど、6.5-7.0あたりでも良かったと思う。
・2018年JCRC年間チャンピオン内定!(SAクラス)…今回で獲得ポイントは26p。2位の選手は15pで、11p差なので最終戦の群馬CSCでは逆転不能。そんなこんなで最上位カテゴリのSAクラス年間チャンピオンの内定を得た!何気に狙っていたので嬉しい。副賞のチャンピオンジャージはどんなのになるのか楽しみだ。
朝から雷雨でどうなるかと思ったけど、運営の皆様の努力で開催となったことを大変ありがたく思う。
何だかんだ今年のレースも残り少ないけど、ここからコンディションを上げていこう。
参加するにはサポートのOBに巨峰をプレゼントすること(よーするに出るからには入賞すること)。
そんな風習が学生時代にあったような、無かったような...
毎週のように出張&急遽土曜出勤が入り、全然練習できてなかったけど、とりあえず出走できるスケジュールは立てられたのでJCRCに参加。今年はSAクラスで2位、1位を獲りポイント18点、2位の選手が14点。最終戦の10月群馬でポイント獲得は難しそうなので、修善寺で年間チャンピオンを確定させるつもりで走る。
のだが、如何せん練習不足なので不安が拭えない。
日本CSCに8時頃到着。
あたりは雷雨で、とりあえず屋根の下で自転車を組み立てる。ホイールはロードレースなのでRacing Speed c40。カーボンリムだけど雨中の制動力は把握しているので問題なし(水冷効果もあってむしろ良いのかも)。
あたりの様子を見ると、8時出走区分の選手がちらほら。聞いてみると雷雨の影響でレース開始が遅れているとのこと。とりあえず受付に行き、SAクラスが45分遅れ出走で9周→7周に変更となったことを確認。
雨も弱まる傾向なので特に心配はない。
SAクラスは6人。参加者が少なくて残念だけど、年間ポイント2位の選手も参加しており、今日のレース順位の他、彼から如何にポイント差をつけるかも考慮すべき点である。
気温は20度ほどで涼しく風も弱い。路面がウェットなのが気になるところだけど皆同じ条件だ。
変更後の予定通り10時45分レーススタート。
結果:SAクラス(左回り7周 35km) 2位(入賞) 1時間2分1秒 35㎞
雷雨による時間調整の影響で9周から7週に変更となった。
短くなるときつくなるんだよなぁ、なんて思っていると案の定ポンシャスの若者(シノハラ選手)が1周目から積極的に仕掛ける。少人数・路面ウェット・平地が少ないレイアウトなので集団に残るメリットはなく、全てのアタックに反応する必要がある。1周目は自分自身と他選手の様子見に使いたかったけど、序盤からガンガン上がる雰囲気となった。まぁ序盤オフェンシブな走りは若者の特権だからとやかく言わない。
2周目もシノハラ選手が飛び出たほか、クモン選手がそれに同調し2-4体勢になる。年間ポイント2位のイマイ選手を置き去りにするチャンスと思い、前2名と後ろの距離が離れたところでジャンプし合流、前3名-後3名の状態にした。
若者ながらシノハラ選手は一生懸命僕とクモン選手に声をかけて後ろを振り切ろうとしている。半周も走るとかなり差が開いたので優勝争いはこの3名となる。
だが、残念ながら3周目の2号橋からの登りでクモン選手はメカトラストップ(多分チェーン落ち)、そのままシノハラ選手との一騎打ちになる。
それ以降は淡々とペースを刻んでいく。シノハラ選手は風の抵抗を受けやすい下りで先頭引くのを嫌がっているようだった(かつての僕のようだ)。段々と先頭を引かなくなり脚を溜めている模様。僕も無理のないベースで淡々と走る。
一緒に走った感触だとフィジカル、スキルはシノハラ君の方が上だけど、経験では僕が勝っている(シノハラ君は基本に忠実なので動きが読みやすい)。とにかくフィジカルを削る必要があるので先頭を引くときはペース変動を付けながら走る。
最終周で脚を使わせるために隙を見せる(ボトルを掴むふり)をすると引っかかってアタックしてくれた。フェイントを混ぜつつ秀峰亭を通過する。
シノハラ君がジュニアサイズスプロケットを使っているは分かっているので、最後ホームストレートでスプリントになれば機材差で僕が勝つだろう。僕も彼もそれをわかっているので、最後の登坂が勝負となる。距離を離せれば彼の勝ち。後ろに着ききれば僕の勝ち。
予測通り登坂アタックがかかったけど、やっぱり(?)距離を離されてしまう。ラストのホームストレートで猛追したけど、結局1秒も離されてしまって2位。
まぁ現状のコンディションにしては上出来だったろう。
ゴールライン通過後にシノハラ君と雑談しながらもう一周。
あろうことかシノハラ君は両手放しでガッツポーズを付けてゴールをしてしまったことに対して注意した(JCRCでは落車誘発の危険があるため、ゴール時は故意にハンドルから手を離すことを禁じている)。本部から失格勧告を受ける前に
毎年恒例(?)の巨峰を副賞に頂いた。
雨だったけど高速道路の事故もなく、3時前には帰宅。
反省・感想
・集団分断作戦成功…今回のレースは勝つことの他に年間ポイント2位のイマイ選手の順位を下げる(ポイント差をつける)ことが課題であった。そんな中、2周目に上手く集団を分断することが出来たのは上々だったと言える。
・タイヤ空気圧管理…修善寺の左回り(正回り)なんてドライならノーブレーキで走れるけど、ウェットだったので終盤に慣れるまでは1号橋コーナーで遅れてしまった。7.3気圧位にしていたけど、6.5-7.0あたりでも良かったと思う。
・2018年JCRC年間チャンピオン内定!(SAクラス)…今回で獲得ポイントは26p。2位の選手は15pで、11p差なので最終戦の群馬CSCでは逆転不能。そんなこんなで最上位カテゴリのSAクラス年間チャンピオンの内定を得た!何気に狙っていたので嬉しい。副賞のチャンピオンジャージはどんなのになるのか楽しみだ。
朝から雷雨でどうなるかと思ったけど、運営の皆様の努力で開催となったことを大変ありがたく思う。
何だかんだ今年のレースも残り少ないけど、ここからコンディションを上げていこう。
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