2018年7月7日土曜日

2018-07-07 2018東京都クラブ対抗ロードレース

毎年恒例イベント(?)の7月都ロードに参加しました。

今回は他イベントの関係で土曜日午後開催だった。時間もあったので久々に輪行して修善寺まで移動。電車が遅れてヒヤリとしたけど、座れたのであまり疲労しなかった。

天候は幸いにも強風もなく、雨もなく、湿度が高いだけ。
駅で輪講解除してたらたら日本CSCに移動し、12:30分過ぎに到着。

近くを走ってウォーミングアップ。ウォーミングアップって「心拍数XXで何分」や「XワットX分」とかやる人もいるけど、僕の場合はじんわり汗がでるまでゆっくり走るのが合っている気がする。汗が出るくらい代謝進めばそこそこ体は動く。高強度やると疲れてしまうんです。
いつも通りコースを2周試走。下り区間は結構な向かい風を感じるけど、路面もきれいだし問題なし。下りで個人VS集団になると厳しいだろうけど、クラスB出走は10名程なので、この向かい風は使えるかもしれない。

ゆっくり準備して出走2分前位に整列。
14:02 クラスB出走。

結果 クラスB 優勝 59分37秒(左回り6周半)
今回も監視塔スタートで左回り、秀峰亭ゴールのコース。とりあえず最初の秀峰亭まではパレードのつもりで集団観察。人数が少ないためか、積極的に先頭で上げる選手は少なくお互いの出方を見ている。僕もとりあえず序盤は集団メンバを観察しながら走る。
最初の秀峰亭を越えて1周目開始とする。特にペース変動もなく集団で進むので、ジャブ的な意味合いも込めて池ノ上休憩所からダウンヒルアタック。集団を縦長にばらしたのち、秀峰亭の登りで5名になったのを確認。ただ、その後もお見合いムードが残っており、千切った選手に追い付かれるリスクを感じる。
あまり好きな展開ではないので、再び今度は長者ヶ原の下りを使ってホームストレートでアタック。これについてきたのは1名で、自分含む2名VS後ろ3名の構図になる。早二周目にして逃げ展開。
結局この逃げが決まった。僕ともう一名のGOTEMBAの選手は結構イケイケで走るタイプで、逆に後ろのメンバはクレバーに先頭で上げるのを嫌がっている雰囲気がある。そんな訳で2名でどんどんタイム差を広げ、3~4周目くらいにはホームストレートでも後ろ3名が見えなくなった。この時点で優勝争いは2名となった。
登坂力は若干僕の方が上と思ったけどスプリントは良く分からん。ただ、下りがあまり上手そうではなかったので、チャンスをみて下りアタックを計画する。GOTEMBAの選手は周回先頭通過を狙っているようだったので、秀峰亭では少しずつそこで脚を使って貰うように誘導した。
5周目の秀峰亭の登りで何気なくペースを上げて消耗させようとしたところ、若干後ろと離れた。それを確認したのちにペースアップを敢行。1VS1の決着はゴール前とは限らない。
そのままラスト一周を独走して優勝。

久々のロードレースだったけど、ヒルクラムより常に頭を回転させるので、脚以上に頭が疲れた。大会規模は小さかったけど、とりあえず勝てる走りが出来たので良かった。
表彰後、修善寺から再び輪講して帰宅。帰りはスムーズに帰れた。

反省・感想
下り攻撃成功…日本CSCはアップダウンコースで登坂力が最も必要となるが、それと同じ分だけ下りがある。昨年から使い始めたレーシングスピードC40のおかげで下りのペースが格段に上がり、今回の逃げ切り勝利につながった。戦術の選択肢が増えたおかげで気持ち的に余裕が生まれた。
引く人・引かない人…今回逃げが決まった理由は集団メンバのけん引力だ。僕が下りアタックをした際に反応した選手はガンガン攻めるタイプの方だったのに対し、後ろ3名はそうでなかった。単純に2名VS3名なら3名が有利だけど、大集団だろうと先頭を引く選手がいなければ怖くない。おまけに今日は下りの向かい風が結構あったので、積極的に先頭に出たがる選手はいない。そんな事情もあり、実は今日の逃げ切りはチャンスが結構あると思っていた。こういう選手分析はロードレースでは超重要だと思う。
ノーブレーキ走法…学生時代から数えられない程走ったコースであり、いい加減コースを覚えているので、ラスト一周の独走は単独走らしくノーブレーキで回った。修善寺左回りはノーブレーキで走れるので気持ちがいい。
人数少ない…都ロードって無名大会なのかな。この大会は運営がテキパキしているのでかなり好きなのだが、人数不足で廃止になるのは嫌だなぁ。日本CSCは走りやすいコースなのでレースデビュー戦や、普段ヒルクライムしか出ない選手にもお勧めだ。

今回は参加選手も少なかったので、優勝で自信をつけてもしょうがないが、楽しくオフェンシブな走りが出来て良かった。思えば2015年の都ロードで元学連MVP選手に惨敗したおかげで下り攻撃力の重要性に気が付き、レーシングスピード導入に至り、現在の走りができるようになったのだろう。ベースとなる登坂力+ホイールを活かした下り力が現在のスタイルだ。
やっぱり僕はクライマーだけどヒルクライマーじゃないな(笑)

再来週はJCRC群馬だ。すでに強力な選手のエントリーが確認でき、厳しいレースが予想される(本命は後輩のイノウエか!)。
ツールドおきなわの準備をして、今日みたいにレースに参加していると、やっぱりロードレースはとても面白いと思う。フィジカル面も重要になる競技なので何時までも続けることは出来ないけど、やはりロードーレースは楽しいので、出来る限り沢山出たい。


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