ツールドおきなわでラストレースのつもりだったけど、2018年JCRCシリーズの年間チャンピオンになり、チャンピオンジャージ授与してくれるというので、JCRC最終戦に参加して来ました。
実はJCRC最終戦は初参加。
そして下総公園のコースも初めてなので楽しみ。
と、気楽に走るつもりだったけど、エントリーリスト見たらまぁ馴染みの強豪選手もいらっしゃっている。これはきつそうだなぁ。
個人エンデューロは午後1時からだけど、初めての会場で渋滞も心配だったので早めに会場入り。8時半前に着いた。
自転車を組み立ててレース間に試走。コース幅は広くノーブレーキ・アウター固定で走れる。砂利・落ち葉・水溜まりも無いので比較的走りやすい。ただ、急コーナーも長い登坂もないので「地」の強さが求められる。
10分程コースを走ってから会場外へサイクリングに出る。
利根川沿いの平坦を200W以下で流し。脇道はとても走りやすい。レースが無ければこのまま犬吠岬を目指したかった。まぁレースが無ければ来ないと思いますが。
平地レースは苦手だけど、サイクリングなら平地がいい。
会場に戻ってレースの準備。
EDクラス出走ギリギリだったけど、年間チャンピオンジャージをゲット。
まぁお楽しみという事で、今日はチャンピオンジャージを着て出走。僕はオーラのない選手だけど、流石にマークしてもらえるだろう。
何だかんだ寒かったので、長袖インナー・長指グローブ・ニーウォーマーで出走することにした。前回の群馬でレッグウォーマーが壊れて以来買っていないので、ニーウォーマーなのです。
出走は30人強。和やかな雰囲気のもと、13:00にスタート。
結果:2時間個人エンデューロ 6位入賞
最後尾出走だったけど、下総レースは初めてだったので、安全を考慮しさっさと前方へ移動。いきなりガツンと上げる選手はいないかな?と思っていたら、早々にSPORT KIDSの選手が先行し始めた。流石に平坦コースで2時間単独逃げは無理だろうと思ったけど、かなりの脚力で数周回独走していた。
これはチャンスだな、と思い、S/Gの坂を使ってブリッジをかける。普段なら逃げが1名から2名に変わっても問題ないと判断されるだろうが、今日の僕は年間チャンピオンジャージを着ている。ので、マークを集めているおかげで8名程?が反応してくれた。これぞジャージの強さ(僕の強さじゃありません)。逃げの1名と合流してからは皆に声をかけてローテーションを促す。
ローテーション自体は上手くいかない。ペース・ラインばらばら・先頭引いていないのに後ろに下がったりなど。それでも一応小集団でゴールを目指す方針は一致しているので走れる。途中、本集団形成の立役者であるSPORTS KIDSの選手がパンクで戦線離脱。残念。
そんなこんなで最終的に7名でゴールを目指すことになった。
まぁ上手く走れたのは前半の1時間だけでした。もう後半はとにかくきつくて千切れないよう必死に走るのみ。というのも、集団の内3名の能力がずば抜けていてペースが速い。ローテーションで後ろに下がっても休めないからジリ貧状態。多分僕が先頭に出るたび「ペース下げんな!」とか思われていただろうなぁ。正直後ろ集団から距離を離したので、エンデューロの性質上こんなにペースを上げる必要もないのだけど、まぁ実際上げれば僕とかが消耗するわけで、意味があったのだろう。
ラスト10分位から残り時間・距離を気にする。そして残り3分くらいで僕が先頭になったので、残り周回を減らすために超スローペースを刻む。いや、本当にきつかったんです。
ただ、他6名にもその気持ちが通じたのか(笑)、皆僕の先頭ペースに合わせてくれた。ありがとうございます。
もがくけど、すいすい抜かれる。結局僅差で6位。ギリギリ入賞。
まぁ集団ペース走で脚を溜める余裕がなかった時点で詰んでたんですけどね。とりあえずチャンピオンジャージ着て入賞圏外というかっこ悪い展開はギリギリ避けられました。
まぁ集団ペース走で脚を溜める余裕がなかった時点で詰んでたんですけどね。とりあえずチャンピオンジャージ着て入賞圏外というかっこ悪い展開はギリギリ避けられました。
優勝は井上レーシングの選手。JCRC群馬・修善寺ではよくご一緒した方だ。他レースでは勝ったけど、こういうスピードコースでは全く歯が立たなかった。こういう脚質の違いが出るからロードレースは面白い。
ED6位とSAクラス年間チャンピオンでW表彰 |
表彰後はじゃんけん大会。一発で負け、すぐに帰り支度。
大きな渋滞もなく18時前に帰宅。
反省・感想
・平地を走る力…別記事にも書く予定だったので詳細は割愛するが、今回の敗因は脚を残せなかったことだ。ツールドおきなわ以降スプリントのフォーム改善で結構よくなったと思っていたけど、そもそも巡航速度で脚を残せなかった時点で勝負に負けている。一朝一夕で改善する話ではないので、春にかけて、「重いギア」を回す練習を増やす。
・にしてもペース速すぎ…今回Garminの計測では平均時速40km/h。2時間で出す速さじゃないでしょ!過去数年のJCRC下総EDでも最速ペースだった。しかも最大20分パワーが290Wって平地で出すパワーじゃねぇ!この辺りは走り方がへたっぴだったんだろうなぁ。まぁ良い経験でした。
・脚を残す走り方…純粋なフィジカル面を除いた部分では、やっぱり先頭引く時間をもう少し短くするべきだった。見栄を張ったわけではないけど、脚の残り具合とかをもっと注意して走りたい。
・ジャージ効果…自転車レース界には「ジャージの強さ」という概念がある(はず)。僕のような無名レーサーでも「チャンピオンジャージ」を着ていれば「逃がしちゃまずい」となって皆が動いてくれるから逃げ集団を形成しやすい。本当はこれ着て群馬や修善寺でアタックとかできたらよかったんだけどね。実はこれ着て後輩イノウエ君あたりのアシストしたら完璧じゃないか?ともかく楽しい経験が出来た。
意外にも、僕がツールドおきなわ140㎞で2位になったことを知っている方がいて驚いた。ぶっちゃけ優勝でもしなければ名前も残らないのだけど、僕はツールドおきなわではしゃいだ(?)アタックとか結構やるので、他選手のレースレポートに出ることがあるらしい。そんな僕でもこういうコースでは6位。コース・脚質・戦術の違いで勝敗なんて簡単に変わる。皆違うから面白いし、そんな中で勝つ選手がいわゆる「強い選手」なんだろう。なってみたいものだ。
ともかく2018年のレースはこれにて終了。
最後にチャンピオンジャージも獲得したのでそこそこ満足。
JCRC関係者の皆様も今年1年お疲れ様でした。近年参加者数で厳しい様子ですが応援しています。
来年もよろしくお願いします!
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