2017年7月3日月曜日

2017-07-03 自転車乗りの安全意識

脚というか、体に疲労が溜まっていたので今日は朝練なし。

先日の宮ケ瀬クリテリウムで「下り方」に関する講習があったので、備忘録として下記にまとめる。

技術的な点についてはいろいろあると思うけど、大事なのは心持であり、大前提として
「怖い」と感じることはしない
これが最重要とのこと。
走っていて「怖い」と感じるということは、バイクがコントロールできていないために生じる感情で、「怖い」と感じた時点でその走り方は自身の技量を超えていることになる。「怖い」と感じれば体は固くなり、動きも悪くなる。そんなまま走り続けても「下手な走り方に慣れる」だけで「下手のまま」「向上しない」。

次にバイクコントロールを向上させる方法として2点紹介があった。
1つはストッピングポイントを意識すること。自転車でブレーキをかけて止まる際に、何となく止まるのではなく、明確に止まる位置を意識すること。それによりブレーキングのコントロールが向上するとのこと。信号ストップ毎に意識的に止まれれば効果的とのこと。
2つ目は峠の「キープレフト」。峠の下りでロード乗りは道路の真ん中よりを走りたがる。大きく動けたほうが楽だからだ。一方で集団走行時には決まったラインを維持する能力が重要になる。そこで道路左寄りを下ることでラインキープ技量を向上させるとのこと。もし、「左寄りじゃ上手く走れん!」と感じるならば、それはラインを維持する技量が足りていないってことで、より「キープレフト」を意識することが大事となる。
(もちろん視界の確保・歩行者注意の観点から極端な左寄りは避けたほうが良いと思うが)

技量面については重心位置などの説明があったけど、文章で上手く説明できないので割愛します。

「怖いことをしない」というのは当たり前のようだけど、「怖いことをする」=「攻めている」と勘違いしている方々が一定数いるのも事実である。事実だけとらえれば、「怖いことをする」=「危ない奴」である。練習・レースでも安全走行こそがリスペクトを集める
安全意識は自転車乗りにとって最重要案件なので、最近落車が増えている学生レーサーや実業団(特にE3) の方々への啓蒙をJCFが率先して進めて頂ければ、日本の自転車マナーは飛躍的に向上するかと思う。

なんて自分のことは棚に上げて書いてみました。
僕自身も「強さ」よりも「マナー」でお手本に慣れるような選手を目指します。

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