2012年6月15日金曜日

GIANT TCR ADVANCED2 (2012)

大学で自転車競技を始めた2006年より、GIANT TCR ALLIANCE1(2006)に乗っていた。フレームの上側がカーボン・下側がアルミというちょっと変わったフレームだ。学部、大学院の6年間サイクリングからインカレなどのレースまで無数の思い出の詰まった自転車だ。しかし、さすがに6万キロ以上走っていれば老朽化を感じた。昨年久々にレースに出たら、レース中に変速が壊れてしまった。修理はしたけど、もう競技レベルで使うにはきついかもしれない。
GIANT TCR ALLIANCE1(2006)
学生時代の戦友。本当にお世話になりました。

そんなわけで、2011年秋にGIANT TCR ADVANCED2 (2012)を購入した。
GIANT TCR ADVANCED2 (2012)
上品さより『戦うバイク』って感じ

白黒のカラーリングは地味かもしれないが、潔さを感じ「これしかない!」と思った。フルカーボンフレームで6700アルテグラ組みの完成車だ。

流行の大型ヘッド・極太ダウンチューブ・BBの効果で走りに安定性がある。フルカーボンらしく振動吸収性がよいので以前の半アルミより乗っていて疲れにくい。下りも以前より安心して走れるようになった。BBまわりがごついおかげで、足回りの剛性の高さを感じる。以前のフレーム(相当へたっていたと思うが)のようにダンシングをすると、力が逃げずに踏めてしまう。パワーの伝達ロスが少ない感じ。そのためダンシングのリズムが変わってしばらく合わせるのに時間がかかってしまった。重量も「超軽量」ではないが、フレームが1000g程なので程よいくらいだと思う(重さ云々はダイエットしてから言え!)。トップチューブは薄っぺらい楕円形上でバックはかなり細身。シートポストもエアロ形状でワイヤーも内蔵型でエアロ効果も意識してそう、かっこ良いけど意味があるかは不明。ダウンチューブがあんなに太いのにね・・・
見た目のごつさの割にかなり乗りやすい自転車になっていると思う。

短所(長所?)はオリジナルサイズの大口径ヘッドだ。ステム交換したくても限られたパーツしか使えない。あと、フレームがきれいな白だから汚れが目立つ。ローラー台用にホイール交換するとき、チェーンでステーが汚れる...でも白がかっこいいからいいんだ!

まあ初のフルカーボンバイクと散々乗り込んだアルミ+カーボンバイクを比較しても正確なレビューなんてできないんですけどね。

もう一つ特徴としては今流行のANT+のスピード&ケイデンスセンサをフレームに内蔵していることだ。今のところはTREKとGIANTだけだったような気がする。これは結構かっこよいので、ANT+メータを使う人にはお勧めです。

なんで2台ともGIANTなのか
まあスローピングとデザインと・・・値段です。

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