2016年5月22日日曜日

2016-05-22 第13回富士山国際ヒルクライム

2年振り2回目のあざみラインレース。
未だに何が「国際」なのかが分からない。

3:30頃自然に目が覚める。
二度寝する気も起きなかったので、軽く食べて出発。大きな渋滞もなく、6時過ぎには会場入り。自転車を組み立てて、しばらく休憩。
あざみライン用にコンパクトギアを装備。インナーローはギア比1.214
7:00過ぎに手荷物を預け、ダラダラと着替えてから7:30頃にあざみライン序盤の試走。
この日も僕のレース晴男力が炸裂し、見事な快晴。暑すぎるくらいだった。
ジワリと汗をかくくらいで走った後、補給やトイレに行っていると、すぐに出走時間となった。スタートは数クラスを集めた50名程なので最後尾スタートでも別にいいと思ったけど、MTBの親子や女性陣が前を固め始めた。出遅れたくなかったので、結局同グループの先頭スタートにした。
前に並ぶはエキスパートクラスの皆さま
エキスパートクラスを見送った後、8:33に出走。

結果:男子B 2位 50分42秒
スタートしてすぐに男子BのSWIFTの選手が先頭を引き始める。中盤以降の激坂に備えて消耗を避けたかったので、2番手に入り風除けさせてもらいながら着いて行く。途中で先頭交代したところで彼が脱落。後ろを見ると全然ついて着ていない。序盤から飛ばし過ぎたかと思ったが、わざわざ待つ必要もないのでマイペースで進んでいく。

2㎞位走ったところで2名の追走が来た。素直に先頭交代を要求しても良かったが、激坂区間前にちょっかいを出そうと思い、先頭でペース変動をしながら揺さぶりをかけてみた。流石に嫌がったのか、途中で先頭交代となる。3番手に後退して確認すると、男子A・男子Bの一名ずつだ。後続は見えないので、事実上僕ともう一人で男子Bの優勝争いとなる。といっても中盤以降駆け引きの通じるようなコースではないので、地力勝負だ。
馬返しで同クラスの選手が仕掛けてきた。下りを上手に使ってペースアップをしたが、すぐに通常速度に戻ったので何とか追いつく。ギア比を見ていると僕の方が軽いギアを装備しているので、なんとか激坂区間でプレッシャーを与えたい。しかし、じわりじわりと差を付けられてしまう。スタートから30分くらいで先頭2名から離されてしまった。
一方で前の2名も協調せずに競い合っていたので、後ろから上手くプレッシャーをかけ、相手が足でも攣るのに期待しながら追走する。ただ、実際にプレッシャーを与えるならもっと接近する必要があるが、そんな力は無かった・・・激坂区間では前輪が浮きそうになるし、ケイデンスは50台まで落ちるし、とにかく坂との闘いで精いっぱい。本当、相手のことなんて考えてられない。

後半にかけて平地っぽい場所が出てくる。ここで知り合いのスーパークライマーN口のアドバイスをもとにアウターを入れてみた...のだが、なんとチェーン落ち!52x34だからチェーン落ちリスクは高いが、まさか本番でやっちまうとは!走ったまま直せなかったので、下車し急いで直す。この間10秒前後だが、1分程に感じた。また、下車した際に左脹脛を攣ってしまう。しかし、ここで色々吹っ切れたのか、再出走してからの方がペースが上がった気がする。

その後の下り区間では用心深くシフトチェンジしてアウターを利用した。落ち着いてやればなんてことはない。足の攣りも悪化せずに最後まで踏ん張ってゴール。
先頭には追い付かなかったが、天気が良くて気持ちの良いゴールだった。
快晴の富士山
5合目ではまだ標高2000mらしい

上で他選手と雑談してから下山。
会場で記録を見るとなんと50分台で登っていた。そして優勝者は49分台。正直、年齢別は50分出せれば優勝だと思っていたが、今回は相手が強かったので、負けて恥じるような記録ではない。自分自身、50分台で走れたのは良い記録だと思う。
12:30予定の表彰が30繰り上がり、表彰後に帰宅。大きな渋滞もなく、14:15頃帰宅。

反省・感想
好タイム・・・正直53分位が目標だったが、まさかの50分台。50分台は各年齢別クラスの優勝タイムに匹敵するので、自称クライマーとしては結構うれしい。冬からのトレーニング成果だろうか。
チェーン落ち・・・本番でやってはいけないことの一つ。ただ、これに関しては無理やり34Tを装備したのでリスクとしては認識していた。後はただの変速練習不足。そもそも34Tを装備していなければ50分台で走ることは出来なかったので、許容する。正直、34Tを必要とするヒルクライムはあざみライン位なので、次回以降も参加するようなら、その時の課題とする。
脹脛への負担・・・普段峠を走っているときは気にならないが、ケイデンスが極端に落ちる激坂ではどうしても脹脛に負担がかかって「攣って」しまった。来月の美ヶ原も序盤に激坂があるらしいので、知らず知らずのうちにダメージを負うだろう。これについては付け焼刃だが、少しランニングを取り入れて、脹脛を慣らしていこうと思う。効果はその時のお楽しみ。
序盤の攻撃(嫌がらせ)・・・序盤で3名集団の先頭を引いているときにペースを上下させて後続にダメージを与えようとしたが、2番手が男子Aの選手、本来のターゲットの男子Bの選手は3番手だった。ちょくちょく相手選手の影を見てペース変動の影響を受けているのをチェックしていたが、まさか攻撃相手を間違えるとは・・・ただ、それはしょうがないにしても、今回初めてペース変動による揺さぶりをかけてみた。序盤だったので大きな影響はないだろうが、今後のレースはあざみライン程の激坂ではないので、チャンスがあればトライしよう。

結果的に2位だが、天気が良いし、タイムも良いしで満足なレースだった。
来週の箱根ヒルクライム向けに帰宅後チェーンリングをインナー36に戻した。明日からまた忙しいだろうが、箱根に向けてコンディションを整えていこう。


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