2017年7月23日日曜日

2017-07-23 JCRC第3戦 in 群馬CSC

2017年上期レースの最終戦。
前日に沼田市入りし、当日は朝5:30頃に会場着。会場が開くのが6:30頃だけど、速めに行くと駐車場の位置が良くなるのでのんびり待つ。
ただ、前日の予報通り雨が降り始め、色々不安がよぎる。

会場が空き、トイレ&自転車組み立てでレース準備は万全。午前中はエンデューロクラスなので特に試走でアップする必要もなかったけど、安全のために雨の路面状態は確認しないといけない。濡れるのは嫌だけど、確認不足で落車はもっと嫌なので渋々試走。
コース序盤の下りには落ち葉が沢山あり、おまけに至る所に枝木がある。参加費をもう1000円上げて清掃してほしいけど、そうもいかないので安全走行を意識する。

雨が降りしきる中、8:00にEDクラス(エンデューロクラス)スタート

結果:EDクラス(2時間個人エンデューロ,6km x 13周) 優勝
1周目の下りまではバイクの先導で走るが、すぐにバイクの後ろに位置取り、下りカーブ手前で「ブレーキ!」と大声を上げる。皆危険走行をする人はいないと思うが、念のために意識付けしてみた。
ローリング解除後はとりあえず先頭付近で走る。とにかく体力温存したかったので下りを低パワーで飛ばし、先頭で登坂に入り、低パワーでずるずると遅れながら登るようにした。アップダウン区間の下りは脚を使わずにかなり飛ばせるが、意外とついてくる人がいなかったので、心臓破りまでは独走でこなすことが多かった。そのうちに心臓破りでも追い付かれなくなり、少し独走。その後にSHIDOの選手が追いついてくるが、まだ1時間以上あるので逃げ切りは難しい。ペースを上げずに淡々と走り続ける。
しばらくすると4名が追いつき6人の集団が完成。そんな感じで1時間が過ぎる。
一発のある人、登坂の強い人、下りの苦手な人など皆脚質が違うので勝負の仕方を考えながら周回をこなす。6名集団でも僕の走り方は登りを低パワーで走る作戦を継続した。
途中、TMUCCから参加のイノウエ君にレース中にも関わらず、余りにくだらない雑談をしてしまった。他選手も聞いていたらしく、レース後にちょっと話題になりました(笑)
しばらくすると「残り2周!」と審判より指示が出る。残り2周で5名を排除しないといけない。その周は若干ペースの上下があったのかな?ラスト1周時には僕を含めて4名になっていた。
群馬CSCのゴールというと心臓破りでセレクションがかかった後のゴールスプリントというケースが多い。でも僕はスプリントのパワーがあまり高くないので、疲れるけど勝率の高い作戦を決行することにした。
最終周の序盤ダウンヒルが終わった後からアタック開始。他メンバが心臓破りに集中しているため、その前に勝負をかけることにした。一発目のアタックは失敗に終わったが、呼吸を整えた後2発目のアタック!これには誰も反応しなかったため、アップダウン区間で一気にペースを上げて後方を振り切った。これで決まらなければ3発・4発と続けるつもりだったので決まってよかった。
ある程度距離が離せれば後ろ同士で牽制が始まるので逃げ切りが成功する。ラストはもがかずにゴール。
バルギルのような勝利ポーズをしたかったけど失格になるので自重。
宮ケ瀬クリテ・都ロードに続けて3連勝!

その後はすぐに雨で汚れた自転車を洗車・注油し午後のレースに備える。かなりエネルギィも消耗したので食べ物もしっかり食べてから一眠り。あまり疲労感はないけれど、午前のレースでTSS200だったので、確実に消耗している。午後のSAはどうなることやら。
因みに表彰場所を間違えて、優勝者不在の表彰式にしてしまった。JCRC及び関係各位、大変失礼致しました。

昼過ぎになるとかなり雨が弱まり、時折日が差し込む。水没したジャージ上下を予備と着替え、本命のSAクラスの招集に向かう。
13:00出走。

結果:SAクラス (6kmx10周) 6位入賞
1周目はEDクラスと同様に序盤の下りはローリング。ここでも先頭を獲り安全に下った。その後の展開もEDクラスと同様に、下りハイペース・登り低パワーを意識して走った。午前中に消耗していた割には意外とペースが刻める。ただ、午前のダメージは別のところに出ていたのだった...
途中、自分の調子を確かめるために一発アタックを打ったけど、流石にSAクラス、誰一人遅れない。僕に「ナイスアタック!」と声をかけ連続アタックをする選手がいたが、そもそも他選手は僕と違ってフレッシュな足をしている。どうしたものか。
途中イノウエ君が独走したので、S/G地点でTMUCCの応援近くに寄ったけど、特にオーダーはなかったので淡々と走る。
周回をこなすと時折心臓破りでペースアップが起きるけど、集団も10名ほどいるので登りを遅れながらこなし、集団が膨らむ瞬間に前方へポジションアップするのを繰り返して足の消耗を抑える。周りよりパワー消費を抑えたいのだけど、やはり午前の疲労が出てきてハイパワーが出しにくい。

そんな感じで大きな動きがないまま残り「3周」の看板を見る。残り3周ならば色々動くべきなんだろうけど、パワー不足で選択肢が少ないので、あきらめてラスト1周勝負とした。
作戦としては、ラスト1周の序盤下り後から一気にペースアップし集団を1本化、そのまま心臓破りで集団を散り散りにし、少人数のスプリントで刺す。午前中の作戦に近いけど、やはりかなり疲れる作戦だ。でもこれくらいしか勝つ方法が思いつかないので突っ込んだ。
集団を引き連れつつ心臓破りでペースアップ。ただ、午前中の疲れの影響か、やはりハイパワーが出ない。それでも先頭付近で対応していたが、折り返しくらいでトビタ選手が強烈なアタック!この選手は春のJCRC群馬でも好成績を残しているスプリント力のある選手なので逃してはいけないが、タイミングが良くて誰も追えない。結局残りメンバで2位以下争いの集団スプリント。ポジションは悪くなかったけど、如何せんハイパワーが出せずにズブズブ沈んで6位。
6位か、まぁそれでも一応入賞。
にしても流石に午前・午後の2レースはきつい。

反省・感想
両レースとも安全に完走できた・・・雨の群馬CSCは路面状況も悪いのも相まってかなり下りが危険だ。本日も残念ながら落車している方を見かけたが、幸い僕自身は無事にこなすことが出来た。途中ヒヤリとすることもあったけど、それ以降はしっかり減速できたし、他区間でも声・合図等でコミニュケーションできたと思う。安全走行が一番大事。
低パワーで登れた・・・ロードレースの教本には「先頭で登坂に入り、周りに抜かれながら低パワーで登る」というテクニックがあるが、今更ながらしっかり実戦できた。このテクニックを使用するための前提条件は「その後にポジションアップが出来る」ことだが、集団ペースの緩む瞬間を上手く使って前に出れたと思う。周りからは「チョロチョロ動くやつ」と思われたかもしれないけど、その分下りで前出たりしているんで勘弁して下さい。他箇所でも低パワーで上手く走れたと思う。
EDクラス終盤での連続アタック・・・実は最近のツールドフランスの影響でカッコイイアタックをしたいという願望もあったけど、前回の宮ケ瀬クリテ・都ロードでも相手の予想を外したアタックが効果的だったので積極的に打ってみた。成功・失敗に関わらず、迷いなくアタックを打てるのは戦術の幅が広がるので良いことだ。もちろん無駄・無謀なアタックは感心しないけど、積極的な戦術をとっていこう。
SAクラス終盤のスプリントパワー不足・・・何とも言えない。EDクラスの疲労でペース走はこなせるもののハイパワーが出せなかったのでスカスカのスプリントしかできなかった。ただ、ツールドおきなわはさらにハードな展開の後に平坦スプリントになるので、ポジションなどもっと頭を働かせるべきだった。なんて言いつつも、やっぱり最後は疲れていて思考力も落ちていたんですよ。まぁ深刻にならずに精進しよう。
EDクラスの平均速度が一番速かった・・・EDクラス78㎞(1位ave37.33)、SAクラス60㎞(1位ave36.26)。別にレースと速度は関係ないけど、やはりEDクラスレースで気合入れすぎたか...まぁ面白かったから何でもいい!

とにかく2017年前半戦お終い!
後半戦はハイレベルなヒルクライムが控えているのでしっかり準備して臨もう!


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