2017年7月9日日曜日

2017-07-09 2017東京都クラブ対抗ロードレース

5:00起床。
最近では珍しくぐっすり眠れた。

本日は7月の都ロードということで、4月以来の日本CSC。前回と同様の左回り6.5周(秀峰亭ゴール)だけど、前回よりもパフォーマンスはかなり上がっているので今度こそ勝ちたい。
2020年オリンピックの会場
また、今回からキシリウムに変わりレーシングスピードをロードレースに投入。前回の宮ケ瀬クリテリウムでも使用したけど、しっかりとした登坂のあるレースで使うのは初めてなので楽しみだ。

8時過ぎに現地入りし、修善寺駅側の坂を数回登って軽くアップ。アップで頑張り過ぎるとアタックに対応できる回数が減りそうなので、疲れない程度に走る。
9時に入場し、コースを2周試走。
新ホイール(25C)に違和感はなく、路面も良いためノーブレーキで一周できる。あとはレース時の負荷でどう感じるかだ。

それにしても7月になると気温が高く、ボトル一本では不安になってくる。出走直前にボトルを満タンにして整列。整列と言っても暑くてギリギリまで日陰に避難していた。
クラスA(車連登録選手)、クラスJ(ジュニア)に続き、9:02クラスB出走。

結果:クラスB 優勝 33.5㎞(5kmx5.5周)59分9秒
エントリは16名と少ないので、スタートは後方でも気にならない。先導車に従って1号橋を下り、登坂に入ってからリアルスタート。とは言っても特にガツンとアタックはかからない。僕も序盤の坂はチーム参加のYOU CANや東大が動くと思ったので様子見。2,3名ほどが序盤からペースを上げたそうにしていたが、そこで下りに入る。
ここで僕がペースアップ。頂上で飛び出して下りを独走する。昨年から修正したエアロフォームと40㎜ホイールで集団にどれだけ差を開けられるか実戦で試したかった。追う動きがあったかわからないけど、2号橋までに4秒くらいのマージンを稼げたのはないだろうか。その後は脚を使わないように登りながら集団に吸収される。秀峰亭を通過して残り6周。

次の2周は数名が登坂でペースアップ。僕は脚を温存したかったので特に合流しなかったけど、ヤバそうだったらブリッジしようと視界には入れておく。下りは最初と同じく高速ペースで下り、登坂区間でペースを落として走る。

そんなまま2周が終わり、残り4周。この周くらいから僕も登坂でちょくちょく前に出たり、平坦・下り区間でペースアップするなど動く。車坂峠HCで強力な登坂力を見せたタカギさんやあざみライン上位のイシカワ君と正面切って登坂対決するのは消耗が激しそうなので、あえて平坦・下りを使って仕掛ける。
そうこうしてるうちに3周目がおわり、4周目は僕とタカギさんの2名になる。僕の方針も読まれていると思うので4周目は無理やりなアタックはせずに走る。4周目終わりの秀峰亭でクラスJをパスし、5周目突入。
再びバンクとその後の区間を使ってペースアップ。ここで少し差が開いたので、独走狙いで強度を上げる。この周のラップが一番速かったと思う。登坂でペースを落とさなければ下りで差を開けられると思ったので、登坂ではオーバーペースに注意、下りはエアロフォームに集中して1秒でもタイムを縮める気持ちで6周目に突入。6周目になると万一の後方集団追撃が心配になり(前にもやらかしたことがある)、若干脚を残そうとペースが落ちたかもしれないが、そのまま独走でゴール。
修善寺は飽きるほど走ったけど、秀峰亭を先頭ゴールしたのは初めて。学連出身者として、一度は秀峰亭でガッツポーズをしてゴールがしたいと思っていたが、、、ガッツポーズしてないや。まぁどうでもいい。

その後はAクラスのレースを観戦。TMUCC後輩のイノウエ君がまさかの(失礼!)大健闘で3位。元プロとEQADSの超人達に次ぐ成績で、周回賞含め7000円程の賞金を獲得していた模様。流石です。
僕は副賞でヘルメットを頂いたが、予備もあるのでTMUCC-RSに寄付。今年2個目のヘルメット寄付だが、今度こそ1年生若しくは来年の新人の手元に届くのだろうか。
そんなこんなで帰宅。高速道路事故多すぎ。

反省・感想
レース展開の変更・・・いままで日本CSCでは登坂区間での攻防をメインにしていたが、昨年のウラ君との対決やツールドおきなわで下り力の重要性に気付き、ついにエアロ系ホイールを導入、平地・下り区間でも攻撃をするようにした。平地・下り区間で相手に想定外の負荷を与えることが出来れば、勝負どころの登坂で有利な展開に出来る。今回は僕自身のコンディションと機材効果、コース設定も嚙み合って上手い具合に展開できた。

新兵器頼の効果抜群・・・下りに関しては40㎜ホイールがすごい効果的であった。キシリウムではあれだけ速く下れなかったと思うし、下りで仕掛けようと思わなかっただろう。ただ、50㎜以上のディープリム参加者が追走してこなかったので、エアロフォームがあってこその下りアタックかもしれない。あとでホイールレビューを書こうと思うが、セミディープリムでも登坂できつさは感じなかった。ヒルクライムなら1gでも軽い方が良いのかもしれないが、ロードレースなら勝負所以外で脚を残せるエアロ系ホイールの方が圧倒的に有利だと思う。とにかく効果抜群だった。

パフォーマンス向上・・・4月の都ロードでは高いパワーが出せず、レースがスローペースになるよう必死に動いて、ぶっちゃけ運と戦術だけで2位を獲ったが、今回は押すべきところは力押し出来るパワーがあったおかげで勝ち切ることが出来た。日々の登坂インターバルのおかげだろう。継続こそ力なり。正直、ヒルクライムで結果を残した昨年もペース走トレーニングよりインターバルトレーニングがメインだった気がする(ローラーが嫌いって理由もあるけど)。まぁ何にせよ、継続が大事だ。

パワー考察・・・面白いことに4月のレース記録と比較すると、平均パワー・最大パワーともに4月の方が高く、今回のレースの方が4分近く速く走っている。パワー値については気温による誤差もあるし(&体重変化)、最大パワーは前回スプリントしているので状況は異なるが、同等の平均パワーで4分近く速く走ったというのは面白い。下りでタイムを縮めつつ、その分登坂はゆっくり、勝負所で大きなパワーを発揮できたということだろう。あと今回はエアロ系ジャージだったのも影響しているかも。


今までの修善寺と戦術をがらりと変えての勝利で中々新鮮だった。もともと登坂が得意な脚質だったけど、登坂で有利に走るために平地・下りの動きをもっと追求した方が良いんだろうな。
それにしてもエアロホイールがこんなに強力だとは思わなかった。グレードによってそこそこの値段はするが、ロードレースに参加する方は導入をお勧めする。40㎜程度なら決して敷居は高くない。1300g~1400gのローハイトリムより、1500g台のセミディープの方がヒルクライムでもない限り使えると思う。
(本当はレンタルホイールサービスで試してから購入を検討するのが一番良さそう)

次戦はJCRC群馬の1day-2raceというハードメニュー。2週間後はさらに暑くてきついと思うが、元々スプリンター系が得意とするコースの分プレッシャーはないので、楽しんできたい。



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