どたばたしたシーズンだったけど、一応今年度に計画していたレースが終わったので、本年度のトレーニングのまとめをする。
①2015年度レース結果
仕事の都合で夏シーズンのレースに出れなかったが、本年度は春・冬合わせて7レース(+マラソン1大会)に参加することができた。
3/15 横浜マラソン2015
フルマラソン男子 3:55:56(3:47:00)
3/29 「白井滋杯」第55回社会人対抗ロードレース大会
Bクラス(左周り6.5周) 14位
4/19 第29回 TOUR DE 八ヶ岳
男子B 9位
5/17 第3回榛名山ヒルクライム@高崎
榛名湖コース(29歳以下) 11位
5/24 箱根ヒルクライム
男子(19-29歳) 2位
10/25 2015東京都クラブ対抗ロードレース大会
Bクラス(左周り6.5周) 3位
11/8 第27回ツール・ド・おきなわ2015大会
市民140㎞ 18位 (1回目山岳賞)
11/22 大磯クリテリウム 2015 第2戦
エキスパート 22位
2015年は6月-9月を仕事の関係で海外にいたため、夏季にトレーニングをする機会が無かった。
春シーズンに関しては正直仕上がりが悪く、大した結果を残せなかった。3月末の都ロードについては体調不良で練習量が減ったとはいえ、前年都ロード優勝者とは思えない走りを見せてしまった。ヒルクライムに関しては、体重管理にもう少し気を使うべきであっただろう。こちらは段々走り方が身について、箱根ヒルクライムでは表彰台に乗ることができた。
秋シーズンについては9月末に日本へ帰国してから1ヵ月の練習のみという厳しい環境にもかかわらず、それなりの成績が出せたと思う(当然不満はあるが)。フィジカルはともかくとして、レース展開などかなり頭が回った。一方で、「練習不足だから勝てないかも」という気持ちを持っていたせいで、いざ最終局面へ突入した際に作戦不足に陥ってしまった。とはいえ、秋シーズンに関していえば、帰国後1ヶ月の練習にしてはやはり出来過ぎた成果だったと思う。
また、2015年2月に変速系統を6800アルテグラに更新した。これは2014年ツールド沖縄の下りでギアが足りず、11速の必要性を感じたためである。また、それに伴い11速決戦用ホイールとしてキシリウムSLSも購入した。出費は大きかったが、これら機材更新も本年度の成績に大きく影響していると思う。
②練習内容
冬季の朝練は実走の登坂反復練習をメインで実施した。しかし、途中で風邪を引いてしまい、結果的に春の都ロードへの調整を失敗してしまった。また、3月に横浜マラソンというフルマラソンに参加したため、ランニングの割合も高かった。都ロード後はヒルクライムのみなので、ヤビツなどで登坂練習を実施。2014年度後半はヤビツトレーニングでパワーアップした実績があったので、今年度も継続した。
秋季はロードレースのみであったため、朝練では反復連しつつもハイペース走を優先、週末も距離・強度・高ケイデンスなどを意識して、ロードレースに耐えうるよう負荷をかけることを心掛けた。
今シーズンも筋トレはあまり実施しなかった。また、体重管理も特に行わなかった。
③練習成果・改善事項
トレーニングは何だかんだでペース走中心になり過ぎたと思う。とくに春季はロード・ヒルクライムともに集団のペース変動に耐え切れず千切れてしまっている。これはレースシーズンに向けてインターバル要素を含んだトレーニングが実施できなかった点が影響しているだろうか。一方で、上位成績が出せたレースはペースマネジメントが上手にできており、トレーニングの持ち味を発揮できていた。ただし、都ロード・沖縄ではいざというときの攻撃力不足を痛感した。
別にペース走が悪いわけではない。高強度のペース走は絶対に実力向上につながるのは分かっている。そのうえで、ペース変動/攻撃する/攻撃されるときの出力を出す練習を追加することで、来季は更なる実力アップが図れると思う。
④来年度の目標・それに向けてのトレーニング
目標はずばり「チャンピオンジャージの獲得」である。
やはり自転車競技に関わる以上、チャンピオンジャージには憧れるのである。過去に日産エンデューロで優勝した際にもジャージは貰ったが市販品なのでカウントしない。自分の伸びしろから見て、現在狙っているのは4月のチャレンジロードと9月のキングオブヒルクライムの2レースである。そのため、来年度はこの2レースに重点を置いて練習を重ねる。ただし、色々都合がつかない時もあるので柔軟に対応する。
また、来年ツールド沖縄に出ることができるのならば、今度は本格的に優勝を狙っていく。少なくとも2015年大会の仕上がりで終盤までついて行けたので、山岳賞など寄り道せずに目標を優勝に絞ればもっと良い成果が出せると思う。
他のレースも高い金払って出る以上は勝利を狙って走るが、「チャレンジロード」「キングオブヒルクライム」時点で「ツールド沖縄」で勝つのを目標にする。
それらで共通の課題となるのが「登坂力」と「スプリント力」である。僕の走りの強みは登坂なので、こちらについては継続してパワーアップを図る。一方終盤のスプリントについては戦術的な要素が大きい物の、最大パワーとスパートの持続距離向上を目指して練習する。
春までの練習としてはハイペース走トレーニングを重点的に行う。週末は海岸線を使ったロング練習で、さらにサドルにしっかりと座った状態での出力向上を図る。パワーの最大値もそうだが、平均値の底上げをしてレベルアップする。さらに、春のレースは強風が多いので、登坂でさえもエアロフォームの研究を進める。また、昨年は3月に風邪を引き、春レースのパフォーマンスが落ちたので、体調が悪かったら無理しないよう注意する。
あと、今年は体重管理をしなかったが、冬の減量は今まで成功したことが無いので(極端に落として弱くなったことがある)、春まで「増やさない」を目標にする。
⑤2016年レース計画
とりあえず思いつくままにレースを上げてみる。
かなり変更があると思うが、暫定で下記を挙げる。
1月:
2月:(ウィンターロード/大磯クリテリウム)
3月:都ロード
4月:チャレンジロード (大磯クリテリウム)
5月:(箱根ヒルクライムor他ヒルクライム)
6月:あざみラインヒルクライム、(ツールド美ヶ原)
7月:都ロード、(JCRC群馬)
8月:戦国ヒルクライム
9月:佐久ヒルクライム、キングオブヒルクライム
10月:JCRC群馬、都ロード
11月:ツールド沖縄
12月:
前項でも書いたが、目標は「チャンピオンジャージ」を手に入れること。自転車競技をやっていて、一度は手にしたいと思うアイテムである。そのため、来年度のレースで重視するのは4月チャレンジロードと9月キングオブヒルクライムの2戦である。どのレースも厳しいが、自分の場合この2レースが最も勝率が高いと思う。
レースをたくさん書いてみたが、実際に全部は出れない。1月、2月に関しては春に向けてのモチベーションが低ければ、士気を上げるために出るかもしれない(でも冬のレースは寒くて苦手なので可能性は低い)。また、ツールド沖縄の参加見込みが高まった場合、長距離練習としてエンデューロ参加も視野に入れる。夏終盤のキングオブヒルクライムに向けて、ヒルクライムレースも適宜探して参加する。やはりペース配分などは本番レースを重ねていかないと身に着かない。
色々書いたけど、他にも色んな要素が絡むので、計画通り進むことはないだろう。
それでも目標は明確になっているので、邁進していきたい。
以上をもって2015年度レースの総括とする。
会社に入って自転車を続けて来年は5年目。
2016年はもっと強くなる。
頑張ろう。
①2015年度レース結果
仕事の都合で夏シーズンのレースに出れなかったが、本年度は春・冬合わせて7レース(+マラソン1大会)に参加することができた。
3/15 横浜マラソン2015
フルマラソン男子 3:55:56(3:47:00)
3/29 「白井滋杯」第55回社会人対抗ロードレース大会
Bクラス(左周り6.5周) 14位
4/19 第29回 TOUR DE 八ヶ岳
男子B 9位
5/17 第3回榛名山ヒルクライム@高崎
榛名湖コース(29歳以下) 11位
5/24 箱根ヒルクライム
男子(19-29歳) 2位
10/25 2015東京都クラブ対抗ロードレース大会
Bクラス(左周り6.5周) 3位
11/8 第27回ツール・ド・おきなわ2015大会
市民140㎞ 18位 (1回目山岳賞)
11/22 大磯クリテリウム 2015 第2戦
エキスパート 22位
2015年は6月-9月を仕事の関係で海外にいたため、夏季にトレーニングをする機会が無かった。
春シーズンに関しては正直仕上がりが悪く、大した結果を残せなかった。3月末の都ロードについては体調不良で練習量が減ったとはいえ、前年都ロード優勝者とは思えない走りを見せてしまった。ヒルクライムに関しては、体重管理にもう少し気を使うべきであっただろう。こちらは段々走り方が身について、箱根ヒルクライムでは表彰台に乗ることができた。
秋シーズンについては9月末に日本へ帰国してから1ヵ月の練習のみという厳しい環境にもかかわらず、それなりの成績が出せたと思う(当然不満はあるが)。フィジカルはともかくとして、レース展開などかなり頭が回った。一方で、「練習不足だから勝てないかも」という気持ちを持っていたせいで、いざ最終局面へ突入した際に作戦不足に陥ってしまった。とはいえ、秋シーズンに関していえば、帰国後1ヶ月の練習にしてはやはり出来過ぎた成果だったと思う。
また、2015年2月に変速系統を6800アルテグラに更新した。これは2014年ツールド沖縄の下りでギアが足りず、11速の必要性を感じたためである。また、それに伴い11速決戦用ホイールとしてキシリウムSLSも購入した。出費は大きかったが、これら機材更新も本年度の成績に大きく影響していると思う。
②練習内容
冬季の朝練は実走の登坂反復練習をメインで実施した。しかし、途中で風邪を引いてしまい、結果的に春の都ロードへの調整を失敗してしまった。また、3月に横浜マラソンというフルマラソンに参加したため、ランニングの割合も高かった。都ロード後はヒルクライムのみなので、ヤビツなどで登坂練習を実施。2014年度後半はヤビツトレーニングでパワーアップした実績があったので、今年度も継続した。
秋季はロードレースのみであったため、朝練では反復連しつつもハイペース走を優先、週末も距離・強度・高ケイデンスなどを意識して、ロードレースに耐えうるよう負荷をかけることを心掛けた。
今シーズンも筋トレはあまり実施しなかった。また、体重管理も特に行わなかった。
③練習成果・改善事項
トレーニングは何だかんだでペース走中心になり過ぎたと思う。とくに春季はロード・ヒルクライムともに集団のペース変動に耐え切れず千切れてしまっている。これはレースシーズンに向けてインターバル要素を含んだトレーニングが実施できなかった点が影響しているだろうか。一方で、上位成績が出せたレースはペースマネジメントが上手にできており、トレーニングの持ち味を発揮できていた。ただし、都ロード・沖縄ではいざというときの攻撃力不足を痛感した。
別にペース走が悪いわけではない。高強度のペース走は絶対に実力向上につながるのは分かっている。そのうえで、ペース変動/攻撃する/攻撃されるときの出力を出す練習を追加することで、来季は更なる実力アップが図れると思う。
④来年度の目標・それに向けてのトレーニング
目標はずばり「チャンピオンジャージの獲得」である。
やはり自転車競技に関わる以上、チャンピオンジャージには憧れるのである。過去に日産エンデューロで優勝した際にもジャージは貰ったが市販品なのでカウントしない。自分の伸びしろから見て、現在狙っているのは4月のチャレンジロードと9月のキングオブヒルクライムの2レースである。そのため、来年度はこの2レースに重点を置いて練習を重ねる。ただし、色々都合がつかない時もあるので柔軟に対応する。
また、来年ツールド沖縄に出ることができるのならば、今度は本格的に優勝を狙っていく。少なくとも2015年大会の仕上がりで終盤までついて行けたので、山岳賞など寄り道せずに目標を優勝に絞ればもっと良い成果が出せると思う。
他のレースも高い金払って出る以上は勝利を狙って走るが、「チャレンジロード」「キングオブヒルクライム」時点で「ツールド沖縄」で勝つのを目標にする。
それらで共通の課題となるのが「登坂力」と「スプリント力」である。僕の走りの強みは登坂なので、こちらについては継続してパワーアップを図る。一方終盤のスプリントについては戦術的な要素が大きい物の、最大パワーとスパートの持続距離向上を目指して練習する。
春までの練習としてはハイペース走トレーニングを重点的に行う。週末は海岸線を使ったロング練習で、さらにサドルにしっかりと座った状態での出力向上を図る。パワーの最大値もそうだが、平均値の底上げをしてレベルアップする。さらに、春のレースは強風が多いので、登坂でさえもエアロフォームの研究を進める。また、昨年は3月に風邪を引き、春レースのパフォーマンスが落ちたので、体調が悪かったら無理しないよう注意する。
あと、今年は体重管理をしなかったが、冬の減量は今まで成功したことが無いので(極端に落として弱くなったことがある)、春まで「増やさない」を目標にする。
⑤2016年レース計画
とりあえず思いつくままにレースを上げてみる。
かなり変更があると思うが、暫定で下記を挙げる。
1月:
2月:(ウィンターロード/大磯クリテリウム)
3月:都ロード
4月:チャレンジロード (大磯クリテリウム)
5月:(箱根ヒルクライムor他ヒルクライム)
6月:あざみラインヒルクライム、(ツールド美ヶ原)
7月:都ロード、(JCRC群馬)
8月:戦国ヒルクライム
9月:佐久ヒルクライム、キングオブヒルクライム
10月:JCRC群馬、都ロード
11月:ツールド沖縄
12月:
前項でも書いたが、目標は「チャンピオンジャージ」を手に入れること。自転車競技をやっていて、一度は手にしたいと思うアイテムである。そのため、来年度のレースで重視するのは4月チャレンジロードと9月キングオブヒルクライムの2戦である。どのレースも厳しいが、自分の場合この2レースが最も勝率が高いと思う。
レースをたくさん書いてみたが、実際に全部は出れない。1月、2月に関しては春に向けてのモチベーションが低ければ、士気を上げるために出るかもしれない(でも冬のレースは寒くて苦手なので可能性は低い)。また、ツールド沖縄の参加見込みが高まった場合、長距離練習としてエンデューロ参加も視野に入れる。夏終盤のキングオブヒルクライムに向けて、ヒルクライムレースも適宜探して参加する。やはりペース配分などは本番レースを重ねていかないと身に着かない。
色々書いたけど、他にも色んな要素が絡むので、計画通り進むことはないだろう。
それでも目標は明確になっているので、邁進していきたい。
以上をもって2015年度レースの総括とする。
2012年 修善寺 |
2013年 修善寺 |
2014年 富士スカイライン |
2015年 沖縄 |
2016年はもっと強くなる。
頑張ろう。
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