2019年6月30日日曜日

2019-06-30 雨と次戦

最近は雨続き。
モチベーション上向きとは言え、雨連を積極的にやる気概はないので練習ボリュームは控えめ。
自転車濡らすのは嫌だけど、雨ランで濡れるのは気にならない。ので、土曜日は早起きして20kmほどランニング。なんとなく寺社巡りしてみると、結構な数がある。そういえばインドで働いていたとき、そこら中にモスクがあって「宗教色が濃いな」と思ったけど、そういう意味では日本も負けずと宗教大国に見えるのだろうな、外国人からしたら。

そんな訳(?)で次レースの手配を進めた。
7月は袖ケ浦とJCRC群馬。JCRCは昨年同様SA+EDのWエントリにしようと思ったけど、上手く登録できない。でもよく考えたら昨年も2レース目のEDはろくに走れなかったし、SAだけでいい気がしてきた。会社夏休み期間なので、SAレース後の午後は三国峠あたりをサイクリングしてもう一泊してきてもいいかな(雨でなければ)。
袖ケ浦スピードウェイは初参戦。コース・展開が全然分からないので、2時間EDしっかり引き釣り回されてきます。

あと、皆勤賞だった箱根HCですが、10月のJCRC群馬と日程が被ったので、JCRC群馬に出ます。ジャパンカップ・おきなわ前の102㎞と長距離レースという事でレベルが高そうなので、ボコられてきます。その後は寒そうだけど10/20の表富士HC(仮名)走ってこようかな。何だかんだスカイラインは好きです。

今週末は陸上日本選手権の陰で自転車の日本選手権が開催された。
優勝の入部選手は見事であるが、2位の新城選手は流石としか言えない。骨折からの復帰戦とは思えない強さだ。本当に尊敬する。
そういえば昔学連個人ロード選手権で大雨の中優勝した選手(京産だったかな?)がインタビューに対し「雨の中練習した成果が出た」と言っていた気がする。寒気のするような台詞だが、強い選手はやっぱり強くなるための積み重ねがあるんだな。


なんて感じで久々にレースレポート以外を徒然と書いてみた。
今年になってからあまり更新していないので見ている人も少ないと思うけど、次戦の袖ケ浦ED2H、JCRC第4戦群馬SAでご一緒になりましたらお手柔らかにお願いします。

2019年6月23日日曜日

2019-06-23 第16回富士山国際ヒルクライム

年代別カテゴリで優勝&50分切りという目標を昨年達成し、すでにあざみラインを登ることについて具体的目標を持っていなかった。にも拘らず、毎年挑戦していたので今年もエントリィしてしまった。昨年年代別優勝だったので、当然エキスパートで。

レース当日は悪天候が予想されたため、この一週間ずっと「出ない言い訳」を考えていた。でも一個ずつ言い訳を潰していったら、いつの間にか会場に着いていた。結局富士山の魅力に屈した様だ...

快晴とはいかないものの、当初の雨予想に対してぱらつく程度。土砂降り覚悟だったのでかなり気が楽になった。一応雨対策にレインソックス+レインシューズカバーを装着。本格的な雨では試していないけど、まったく足が濡れずに快適だった。
会場では久々にイイヅカ君に遭遇。彼もまたあざみラインに囚われたヒルクライマーだ(笑)。一緒にエキスパートクラスに出るのだけど、同クラスにはカトウさん、オオシマさん、ワカマツさんといった災害レベル「竜」の選手がエントリィしているので、B級の僕では勝負にならない。合格ラインは50分切り、あわよくば自己ベスト更新を目指して走ることにする。

ローラー台を持ってきてアップするような気概もないので、前日に100円ショップで買った雨合羽をきて、あざみラインの側道でウォーミングアップ。
今回もインナーローは34×30を装備。無理やりもっと小さいフロントギアを付けることもできるのだろうけど、チェーンが緩み過ぎるし、チェーン長さ調整するほどこのレースにかけているわけでもない。まぁギア比調整がせいぜいかな。

その後グダグダしていたら8:30になる。エキスパートのスタートが8:38なので、イイヅカ君と慌ただしく整列すると、出走は我々含めて6名。エントリィ10名中4名はDNSだった。エントリィ10名以上で6名まで表彰、すなわち全員表彰だ!
まぁそんなのはレース後の話。バタバタし過ぎて雑談しているうちにレーススタート。

結果:エキスパートクラス 3位(入賞) 48分51秒
並走しながら出走となったが、すぐにカトウ選手が先頭に出る。ちょっと早めのペースだったけど、きつくならない程度に着いて行こう、と思いしばらく張り付く。パワーメーター見ながらあとXX分くらいで千切れるかな」なんて思っていたら、後ろを見ると全然追走が来ない。まぁカトウ選手のペースで登ってもオーバーペースで潰れるだけかもしないしな。2分前スタートのE3最後尾を抜き始めたくらいでカトウ選手を見送り、単独走に切り替える。
それにしても雨はほとんどないものの、霧が濃くて前が見えず、ライン取りに苦労する。E3の選手はヒルクライムの鉄則(?)らしくコーナーの大外回りをしていたので、こちらは内側から最短経路で走る。馬返し以降の急勾配でなければイン走った方が楽な気がするが、どうなんだろう。
その馬返しを越える頃にバイクから「先頭と2分差」と聞かされる。元々追いつけると思っていないけど、すげえな。
馬返し以降はいよいよあざみラインの真骨頂へ突入。
34×30のインナーローギアを無理やり回してとにかく粘る。ここからは完全に人との競争ではなく、坂への挑戦になる。パワーメーターと睨めっこし、極端な負荷低下をしないようにしながら、グレーチングに注意し、ふらついている先行スタートのJBCFを避けながら、とにかく踏むのみ。
特に展開もなく「きちぃ~」と思いながら走り続ける。
淡々と登りながら、「あざみラインのレースって2位ばっかりだな」なんて思っていら残り1kmで抜かれて3位に落ちる(笑)。2位に執着する気概も残っておらず、結局10秒ちょっと遅れて3位。
去年48分2秒に対して、約50秒遅れ。データ見直すと去年よりパワー値が低い。身体能力はそんなに低下していないと思うので、昨年より心持が弱かったかもしれない。
5合目も霧がすごくて視界が悪い。雨が弱いのが幸いだけど、天候は悪化傾向にあることから本部が下山スケジュールを早めてくれた。とにかく寒いので下山は早いに越したことはない。同下山パックに下山に遅れた実業団(たしかE2のMIVRO)が一般の部に混ざったのだけど、先導バイクを抜かしたりと不安全行動をとっていた。本人は「カーボンホイールのブレーキ云々」とか言っていたけど、心配なら下山用代輪を準備すればいいし、そもそもブレーキに不安があるホイールで出走しようという時点でおかしい。本人の技量は知らないけど、仮にもJCFライセンス持ったJBCFの選手なんだから、一般カテゴリの手本になるくらいの安全意識やモラルを持ってもらいたい。まぁそういった選手に指導・警告・罰則ができないJBCFの体制もぬるいのだろうけど。

下山後も大きな雨はなく、ちゃっちゃと片付け。
下山後リザルトも確認したけど、DNSが多かったおかげで本当に3位だった。このレースは何故か一般レースの入賞商品が豪華で嬉しい。日本屈指の激坂に挑んだご褒美なのだろう。
また年代別カテゴリに参加していたオオクラさんも2位入賞とのこと。いい加減フロント39に限界を感じ、今後はコンパクトギア使うと言っていたが、漢ギアをゴリゴリ回して登るのが得意なオオクラさんは漢ギアを貫くと信じています!

表彰を一通り見てからすんなり帰宅。して、泥だらけの自転車洗浄。

反省・感想
「安定志向」を打ち破れ…何となくだけど、今年のヒルクライム2戦はいずれも「無理しない走り」をしてしまった。ペース管理は悪ではないのだけど、実力以上を引き出そうという挑戦的な動きをした方が、限界値を引き上げることが出来るだろう。昨年は「今年こそ1位とってやる、今年こそ50分切り!」と鼻息荒くして登っていたからこそのタイムだったのだろう。優勝が難しいにしても、「自己ベスト更新」をもっと胸に刻んでから走れば良かった。おそらくロードレース割合が増えて「無駄脚を使わない」志向になりつつある気がする。それはそれでよいのだけど、そもそも僕自身上品なレーサーではないのだから、もっとガツガツ走ろう。
雨対策…フェンダーをつけ忘れてしまったけど、レインソックスは効果的だった。実は以前レインソックスを履いたまま湯船に足を突っ込んだことがあったのだけど、なんと濡れないのだ!もちろん通常ソックスと比較すれば蒸れやすいかもしれないけど、そういった装備に投資することは確実に雨レースの不快感を軽減できるので、天候には敏感になりたい。

今年でるヒルクライムはKOHとあと一個くらいかな?
あまり計画がないけど、次戦ヒルクライムではもっとガツガツ貪欲な走りをお披露目できるよう頑張ります!

2019年6月16日日曜日

2019-06-19 第15回 川崎マリンエンデューロ

地元神奈川の「川崎マリンエンデューロ」に参加しました。

レース自体は前々から知っていたけど、他レースと被ったりで今回が初参加。苦手なコースプロフィールだけど自走で行けるし、たまにはこんなレースもいいかな。

川崎まではすんなり着いたけど、会場の東扇島に行くには海底トンネルの歩道を通る必要がある。自転車走行禁止だけど、そこそこ距離があるから出張グッズの折り畳みシューズを持っていった。
会場には8時前に到着。東扇島にもコンビニが数件あるので、補給食(というか水)の確保は容易。会場付近もトレイがいくつかあるので、S/G最寄り意外に行けばそんなに並ばず利用できる。
天候は雨上がりの晴れ。幸いの晴れだけど、強風の他に水たまりがあちこちになる。集団走行では勝手にラインを変えると危険なため、水たまりに突っ込まざる得ないケースがあるだろう。
コースは...正直何でヘアピン直後をゴールにしたのかが不明。明らかに落車を誘発するレイアウトな気がするけど、せめてゴールライン位変えればいいのに。他にはコース奥に180度ターンがあるけど、しっかり減速すれば怖いところではない。

それにしても暑い。750mlボトル2本だけど、3時間じゃギリギリだな。今回参加クラスは3時間ソロEDだけど、脱水で危険を感じたら即降りて補給しよう。

手荷物を受付に預け、整列。スタート10分前から「ライダーズミーティング」があったけど、後ろの方では全く聞こえない。実はこのライダーズミーティングってかなり重要だと思う。特にエンデューロは脚力別レースではないため、参加者の技量にばらつきがあり、それに伴う事故もある。なので、スピーカーの位置などもっと調整すればいいと思うのだが、予算的に厳しいのかな?
普段以上に緊張感のないまま、爆風の中9:30レーススタート。

結果:3時間男子ソロ 12位
 スタートからチョロチョロ隙間を縫って先頭付近へ移動。リアルスタートと同時にペースがガツンと上がる。僕も調子に乗ってローテーションに混ざりながらペースを刻んでいく。しかしとにかく風が強く、向かい風区間では30km/hもキツイし、追い風区間では50km/h位が軽く出る。とにかく横風で吹っ飛ばないようにしないと。
走っていると、流石にこのコースで逃げは厳しいと判断し、温存するため後方に下がる。が、この選択肢が失敗だった。
 レース中盤位からパワーダウンした選手らが中切れを連発し、それに対してインターバル的なブリッジ連発で対応する。が、これで相当脚を使ってしまった。そんなジリ貧の展開が続き、ついに僕も売り切れ、1時間ほどで先頭集団から千切れてしまった。
先頭集団から千切れたのは残念だけど、まだ2時間走らないといけない。順位も狙えないので消化試合的になってしまうが、単独走や小さな集団に混じりながら淡々と周回を重ねる。ただ、集中力が切れてしまったのか腰が痛くなり始め、前傾姿勢が苦しくなってくる。降りようか迷ったけど、降りるとリタイア癖が付きそうなので、せめて水が空になるまでは走ることにした。
途中180°ターンでスリップによる落車で額から流血している選手がいた。気の毒であるが、無理して攻めてはいけない典型的な場所だ。加えてヘルメット顎紐長さが適正ならば、頭からの流血は避けられた気がする。
そんなこんなで周回を重ね、残り30分程になった頃、
「鈴木さん、回せますか!」
と後方から声がした。
 声の主は富士ヒルチャンプのササキ君で、逃げ(3名?)を追うため、先頭集団から単独ブリッジをかけたようだ。まぁこちらも消化試合気味だったし順位を気にする位置でもないので、ブリッジに協力することにした。気合入れ直して結構踏んだけど、ササキ君の方は更に力強い。1周弱で逃げを射程距離に捉えたところでこっちはガス欠。彼を見送った後は適当に周回を重ねてフィニッシュ。
レース後も腰が痛い。荷物を回収し帰宅するが、腰が痛くて自走復路は結構時間がかかってしまった。

反省・感想
立ち上がりが苦手…僕の圧倒的な弱点だ。スピードの乗る日本CSC、群馬CSC、富士スピードウェイなどでは今までそこそこの成績を残すことが出来たけど、90°・180°コーナーで加減速が厳しいコースではかなり脚が削れらる傾向にある。短いレースなら耐えられるけど、今回の川崎や昨年の湘南藤沢ED、他にはクリテリウム等のコースではこの弱点が顕著に表れる。対策としては普段の登坂インターバルのバリエーションを変えて慣らしてみようかな(ゼロ速発進など)
下がり過ぎ…途中意図的に集団後方に下がったのだけど、結果的には下がり過ぎてきつい思いをした。下がるにしても「上がる」算段をつけておかないといけない。もっとコース研究をしよう。
落車多すぎ…コースプロフィールを見ると結構危ない感じがするかもしれないが、実際走ると別に怖いコースではない(ゴール手前以外)。一方でコース奥の180°ターンで落車を数回見かけた。あんな場所でリスクを負うような走りをする必要ないのに。安全第一で走りましょう。

やっぱり土平坦では弱点がもろに出るので疲れるけど、たまにはこういうレースもいい。ただ千切れた後はあの爆風をソロで走ったので相当疲労してしまった。お疲れ気味なので来週のあざみラインは天気悪かったらDNFかなぁ。せめて雨が降らないといいけど。

とりあえずぼろ負けしたおかげでまたモチベーションが上がるかな?頑張っていこう。

2019年6月2日日曜日

2019-06-02 久々富士山

あっという間に6月。
6月と言えば(?)日本最大のヒルクライムレースである富士ヒルクライムが開催されるけど、残念ながら今年は招待状が届かなかったので、呼ばれてないけど1年ぶりに富士山へ登ってきました。

とは言っても富士スカイラインのほう。キングオブヒルクライムで何度も登っているが、やっぱりキツイ。280W位でペース維持できればと思ったけど、全然維持できず。霧と寒さでパワーも出ない。結果的には何故か自己ベストでしたが。
11℃。寒いし霧で何も見えない。
ついでに御殿場口も登ってきた。
こっちは短いけど20%位あるので、スカイライン登った後だとメチャクチャきつい。

帰りの乙女峠を灰になりながら登り帰宅。237㎞、3900mUP。
富士山と乙女峠以外は流して走ったけど、休憩含めて10時間かからずに富士山5合目タッチで帰れることが分かった。いくつか自己ベストも出たので、今年も段々リミッターが外れてきたかな?
今度は天気が良い時行きたい。

何だかんだ200㎞越えで走ったのは今年初。やっぱり長時間走っていると上半身の弱さが目立つ。最近は短時間高強度でもエンデュランス能力が向上する、と効率面で長距離トレーニングにネガティブな意見もある。実際長距離乗りこんでもパワーは付かないと思うけど、確実にスタミナをつけるなら距離走るのがベストだと思う。ヒルクライム特化型なら別にいいと思うけど、ロードレース特有の「補給食を消化する能力」は長距離走って慣らすしかない。実際距離走れなかった年のツールドおきなわは補給食を消化しきれなかったし、やっぱり効率云々も大事だけど、ある程度は距離(時間)を走る練習は必要だと思う。


サングラスのレンズが傷ついてきたのでおニューが欲しくなり、色々物色中。
そういえば長期で海外出張に出る際、スペアメガネを作ろうと眼鏡屋さんへ行ったとき、店員さんがこちらから一言も言っていないのに
「自転車に乗られるならこちらもお勧めです」
とスポーツグラスを勧めてくれた。
僕が自転車趣味って見抜いた?プロの店員ってすげぇ~!!と超感動したのだが、実は鞄にヘルメットを着けたままだったという落ちでした。
どうでもいいですね。

今のところ週一くらいで10㎞程度ランニングを続けているけど、流石に暑くなって走るのがきつくなってきた(主に脱水で)。距離が厳しいなら短時間・高強度化するしかないのか?結局トレーニングはきつい方に行きつくのか...

今月は川崎エンデューロ3HとあざみラインHCエキスパート。どちらもそれほど成績が期待できない分気楽なので、練習強度落とさず頑張っていこう。