2016年11月19日土曜日

2016年度自転車競技総括

今年も無事にレースを終えることが出来た。ロードには乗るけど、レース活動自体は一旦終了するので、例年に倣って2016年の自転車競技を総括する。
*2014年度総括 2015年度総括


①2016年レース結果

去年までと違って、今年は上手い具合にレースにたくさん出ることが出来た。
当然思うように走れなかったレースもあったけど、ロードレース7大会・ヒルクライム6大会と、年間で13レースに参加した。
学生の時でもこんなに参加しなかった気がする。

2/28 2016東京都ウインターロードレース大会
クラスB(右回り6周) 14位

3/27 「白井滋杯」第56回社会人対抗ロードレース大会
クラスB(左回り6.5周) 3位

4/3 第41回チャレンジサイクルロードレース大会
B3 (左周り24㎞) 7位

4/17 第30回ツール・ド・八ヶ岳
男子B 3位 1時間13分9秒

5/22 第13回富士山国際ヒルクライム
男子B 2位 50分42秒

5/29 箱根ヒルクライム2016
男子(19歳~29歳)クラス 優勝 44分33秒

6/26 ツール・ド・美ヶ原高原自転車レース大会2016
一般男子B 6位 1時間10分04秒

7/17 戦国ヒルクライム in 韮崎・甘利山
男子A 7位 52分25秒

9/4 JCRC第4戦 日本CSC
SAクラス(左回り44㎞) 3位

9/25 第11回 キング・オブ・ヒルクライム富士山
U-30 優勝 1時間25分35秒

10/30 2016東京都選手権ロードレース大会
クラスB(右回り5kmx6周) 2位 

11/13 第28回「ツール・ド・おきなわ2016」大会
市民140㎞ 18位 2回目山岳賞


②2016年練習内容

今年は今までと違う練習アイテムを2つ導入した。「STRAVA」と「パワーメーター」である。

STRAVAは有名な自転車アプリで最早説明不要だが、情報に疎い僕が導入開始したのは2015年12月からである。変かもしれないが、それまで僕は「速く走る」ことに興味はなく、「強く走る」ための方法しか考えていなかった。レースは「速い」か「遅い」かではなく、「勝つ」か「負ける」か。だから区間タイムを測ったこともなかったし、他人のタイムに興味もなかった。しかしSTRAVAを導入すると色んな区間で色んな方々の区間記録が公表されており、KOM記録と自分の走行ペースを比較したりすると走り方の参考にもなるので面白い。結果的に三浦半島を中心に色んな区間に挑戦することとなり、練習のモチベーションにもなってよかった。特に、インターバル練習するときに勝手にログをとってくれるのは助かる。

パワーメーターは前から興味があったけど、導入を決めたのは7月頃。地元で好みのSTRAVA区間でおおよそKOMを取れたこと、6,7月に調子を崩していて何か起爆剤が欲しかったこと、キングオブヒルクライムで今年こそ勝つためにもう一段階レベルアップするための道具としてSTAGES POWERを購入した。導入費用は高かったけど、これは買って正解だった。最初はただ出力を見ていただけだったけど、1カ月もしない間に数値化された自分の出力をおおよそ把握できるようになってインターバルトレーニングやペース走の参考に使えるようになった。自分の状態を数字で把握できるので、非常に役に立つ。レース中でもパワー値を参考にするようになった。まだ導入して半年だけど、最早僕もパワーメーター依存症になっていると自覚している。買ってよかったと思う。

上記の2アイテムを導入しつつ、「平日」「休日」のメニューは下記のように実施した。
平日は「平坦系コースのペース走」、「ショートヒルクライム全力走」、「400W登坂インターバル」の三種類が主である。大体走行時間は40分程。基本的にはペース走と全力走を月~金の間で可能な限り(他私生活に影響が出ない限り)毎日走った。400W登坂インターバルはパワーメーターを導入してからで、ロードレースとヒルクライムのアタックに対応するために継続した。パワーメーターを導入したおかげで出力を落とさず練習する意識ができてかなり効率的になったと思う。特に、全力走とインターバルの効果を実感した。
休日は平日短時間練習しかできないため、可能な限りロングを走る。今年はヒルクライムに沢山参加したので、峠までサイクリング、峠を全力TT、その後の湘南海岸を余力でTTといった走り方だった。区間記録をSTRAVAで記録できるため、TTタイムが向上していく感覚が分かって楽しい。
とは言え、一週間(7日間)のうち平日(5日間)を練習密度が一番大切だと思った。休日練習はおまけみたいなものだ。
短時間の平日練習を如何に効率的に実行できるかが大事。その点今年導入した2アイテムは非常に有用だったであろう。


③成果・改善事項

成果としては①の通り。6月~7月がバタバタして体調崩したりトレーニングできなかったりで成績が落ち込んだけど、GWと夏に走りこんだおかげで、勝ちたかった箱根HCとKOHは見事に優勝することが出来た。ヒルクライムについては八ヶ岳、箱根、富士あざみライン、富士スカイラインで自己記録を更新できたので良かった。ロードレースは主に修善寺だけど、ゴール前争いの苦手意識から下手な選択をする場面があった。でも、今年色々経験出来たので、次回は戦術と覚悟をもって戦えると思う。
おきなわに向けた練習をとくにしなかったけど、週末練習を峠での走り込み以外に、ロングのハイペース走をもっと増やすべきだった。今年はヒルクライムに焦点を当てていたのでしょうがないが、そういったロード力の基礎ベースが強化されれば、群馬CSCでの逃げ切りも夢ではないかも。
パワーメータの導入によってペーストレーニングが上手にできるようになった。特に朝練の400W走は地味だけど効果があったと感じる。本数を減らして450W~500Wとか色々試そうと思う。また、冬場のローラーではFTPを鍛え、春のレースに向けて地盤を強化しよう。
あと、自己満足だが(まぁ趣味なんて総じて自己満足だが)、三浦半島のSTRAVAホットスポットである湘南国際村表TTでKOMを獲得できた(5:54)。6分弱400Wはメチャクチャきつかったが、コンディション次第では出せる数字と分かったので、今後の指標にする。
あと昨年に引き続き体重管理をしなかった。管理すれば減量できるのだが、それ自体がストレスになる気がして避けていた。ただ、やはりヒルクライムと体重管理は切り離せない。冬場は増やし過ぎないように注意だ。
なお、最大目標としていたチャンピオンジャージ獲得をKOHにて達成。ついにやったぜ。


④来年の目標

2017年も2016年と同様のレースを検討している。ただ、年末から1カ月前後自転車に乗れないので、春のレースまでに調子をあげられるかが不安。
暫定だけど下記を予定してみる。
1月:OFF
2月:練習再開
3月:都ロード
4月:◎チャレンジロード、◎ツールド八ヶ岳
5月:◎あざみライン、〇箱根HC
6月:△ツールド美ヶ原
7月:都ロード
8月:
9月:JCRC修善寺、〇KOH
10月:◎都ロード
11月:△葉山南郷HC、〇ツールドおきなわ
12月:
まだレースを調べていないのであくまで暫定。
春に調子をあげるのは苦手なのだが、今年手ごたえがあったので、チャレンジロード、八ヶ岳、あざみラインでそれぞれ優勝を狙う。箱根HCとキングオブヒルクライムは年代別優勝したので次回はエキスパートで参加予定、厳しいだろうが勝利を目指す(忙しくて練習できなければ再び年代別かも)。美ヶ原も勝ちを狙って参加したいけど、会場が遠いのでまだ決められない。
ロードレースは修善寺メインで、気が向いたら群馬に出るくらいか?でも遠いんだよな。秩父宮杯にも出てみたいけど、KOHとどちらかにしか集中できない気がする。迷うなぁ。エンデューロ込みでロードレースはもっと調べてみよう。


長期出張のあった2015年と比較して、しっかり練習すれば勝てるし、まだ伸びしろがあると感じた2016年だった。
来年のレースも、もっと貪欲に勝利を目指して頑張ろう。


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