5:20起床、の予定が3:30頃に目が覚める。
二度寝した方が良いのだけど、テンションを上げるためにドラゴンボールを読む。やはりフリーザ編までのワクワク感は良い。戦闘描写だけでなく、ドラゴンボール争奪戦が物語のキーとなっている点が良かったのだと思う。
軽く朝食を食べて5:50分頃に修善寺に向けて出発。先月のウィンターロードから丁度一月ぶりのレースだ。とくに渋滞もなく、8:00過ぎに会場着。8:30頃まで本を読んだりして時間を潰し、それから駅側の坂道でウォーミングアップ。9:00丁度位にコースへ入場し、出走確認を早々に済ませる。
厚めの生地のジャージをきたけど、日差しがあったので薄手でもよかったかもしれない。まぁ暑くて苦しいことは無かったのでいいか。
とりあえず試走を2周。脳に染み付くぐらい走ったコースなので、ライン取りに迷いはない。風も弱いく、落ち葉類もないので落車の危険はなさそうだ。
そのあとは、管制塔付近でアップをするのが都ロードでは一般的(?)だけど、今日は何となくやらなかった。あまり足を温めて序盤からガツガツ行くつもりもないし、日向ぼっこしていた方が体が温まる感じがしたから。
今日の課題は①ペースマネジメント、②ケイデンスコントロールの2つに絞った。前回のレースは序盤に動き過ぎて、最後まで集団に着いて行くことが出来なかったので、集団内で「足を温存」することに集中する。また、ケイデンスについても焦って高回転に頼らず、集団に動きが無い時はヒルクライムのように85回転前後に抑えてみることにした。
作戦としては、前半は足を溜めながら集団内のメンバを観察し、有力選手を絞り込む。最有力以外のアタックには乗らず、逆に最有力が逃げた時は集団に声をかけてつぶしにかかる。脚力で劣る分は頭で補うしかない。
クラスBのエントリは36名で、都ロードとしては一般的な人数。スタート1分前くらいに最後尾に並んで出走。
結果:クラスB 修善寺正回り6.5周(33.5km) 3位 1:01;04 Ave32.91km/h
序盤は東大が集団コントロールを狙って先頭付近で展開。積極的な姿勢を是非うちの大学の後輩にも真似てもらいたい。ただ、若さを頼りに良く動いていて、中盤にはガス欠になると思ったので放置した。
1周目の秀峰亭を過ぎたバンクで僕の丁度前を走っていた選手がイン側のペダルを路面にぶつけてバンクアウト側に吹っ飛んだ。目の前を右から左に吹っ飛んで行ったが、ぎりぎり接触を回避出来た。今まで蓄積した経験のおかげだろう。
ホームストレートで確認したけど、集団は全然減っていない。まぁ当然か。個人的にはペースは速めで、所々で逃げを狙うようなアタックがあるが、どれも決定的にはならない。レースはそのまま続き、秀峰亭を越えて残り4周を確認。
とにかく序盤は「温存」をイメージして走ったおかげで足にはまだ余裕がある。ここらで僕も攻撃に移るタイミングを狙い始めた。その後も動きはあったが、3周目終わりの秀峰亭で有力選手のアタックに乗じて小集団形成を狙ったアタックを実施。しかし、結局集団が見逃してくれず失敗。やはり難しいな。ここで足の爆弾の導火線に火が付いた。
その後、なんと竹芝CRの選手がバンクの後にアタック。ここでアタックするとホームストレートを単独で下るためかなりの負担がかかる。しかし、この選手は本来クラスAの選手らしく、レース中観察した中でも一番脚力のある選手だったので危険だ。
長者ヶ原頂上で周りの選手に「下りでローテして捕まえましょう!」と声をかけると数名が反応してくれた。が、結局最後まで捕まえられませんでした。
その後は追走を試みる動きが何度もあって、足をかなり消耗した。段々集団に着いて行くのが苦しくなったが、ぎりぎりのところでこらえることができた。
最終周前の秀峰亭でもう一度集団が動き、さらに1名が逃げに合流した。残り1周で逃げは目視できるが、若干牽制が入ってしまい、追うことができない。ここで6位以上の選手だけなら「みんなで回しましょう」となるのだが、10名以上ついて着ているので無理だな。
すでに足がスッカラカンなので、去年の都ロードみたく1号橋からの登りでアタックする余力が無い。が、一応無理しない程度にペースアップして集団へのダメージを試みる。
2号橋への下りは集団前方に位置し、最後の秀峰亭の登りへ突入。
2名が先行してアタックするが、まだ頂上までは長いので、後ろに着いて行く。が、両脹脛を攣ってしまう。ヤバい、と思いつつ、アタックが収まるのを待つ。このアタックのおかげで若干集団が縦長になっている。ここでペースが落ちると後方の選手が追いついてスプリント参加人数が増える。ので、最後の坂前のカーブからアタックを仕掛けた。多分ここが現時点の自分の最長射程距離だろう。両足攣っているので上手く走れないが、何もしなければ入賞はあり得ない。ただ、タイミングが良かったのか、自分のスプリントに並走しているのは1名のみ。気合で乗り切り秀峰亭を逃げ2名に次ぐ3番手で通過しゴール。久々にレース後ぶっ倒れた。
実は春のレースで入賞したのは初めてかも。ウィンターロードの大敗を活かすことができた。
他集団の選手と雑談しつつ、表彰式を終えてさっさと会場を出る。
道路渋滞もなく、14:00頃には帰宅。
反省/感想
・下りがやっぱり下手。
正回りの下りは別に難しくないのだけど、あまり踏んで下らないので、後方から上げてくる選手に抜かれて順位を落としてしまう。別に順位を落としてもいいのだけど、先頭との距離が広がり過ぎると、色々対応が遅れることもある。「先頭との距離」に注意し、次回から必要に応じて下りでも足を使う。
・意識的に「温存して走る」ことができた。
シーズン序盤は久々のレースに対してハイになってしまい、後半バテてしまうことが多かったけど、落ち着いて抑えた走りを実行できた。所々ペースが上がり、最終的にはスッカラカンになったけど、それでもメインから千切れることなくついていけたのはペースコントロールの賜物だろう。ただ、絶対的なスタミナがやはり足りないので、今後の課題である。
・格上選手に対し、ゴールスプリントで競り勝てた。
これは今日一番の収穫。逃げ2名には追いつけなかったものの、メイン集団のスプリントを制することができた。レース中観察した限り、僕よりパワーのある選手が5,6名いたのに対し、レース中チクチクとダメージを重ね、最後のスプリントも位置取り・タイミングなどでアドバンテージを作り、脚力で劣る分をカバーした。正直なところ、前日のJCRCと連戦で参加している選手も数名いたため、彼らは本調子ではなかった。でも、現時点の自分の有する戦術・脚力を最大限に発揮した戦いができ、非常に満足している。
あのアバン先生も言っているではないか。
「脚力なき戦術が無力であるのと同時に、戦術なき脚力もまた無力」と。
とは言え、やはり1位を狙うにはまだまだ純粋にパワー不足だ。
もっと強くなろう。
3位の副賞はジャージでした。Lサイズでちょっと大きいけど一応着れる。
来週は(何事もなければ)チャレンジロード。
今日より距離が短いので、さらにヒートした展開が予想される。
今日の経験を活かし、出来る限りの準備をして臨もう。
そんな訳で、今シーズン開幕戦でした。
二度寝した方が良いのだけど、テンションを上げるためにドラゴンボールを読む。やはりフリーザ編までのワクワク感は良い。戦闘描写だけでなく、ドラゴンボール争奪戦が物語のキーとなっている点が良かったのだと思う。
軽く朝食を食べて5:50分頃に修善寺に向けて出発。先月のウィンターロードから丁度一月ぶりのレースだ。とくに渋滞もなく、8:00過ぎに会場着。8:30頃まで本を読んだりして時間を潰し、それから駅側の坂道でウォーミングアップ。9:00丁度位にコースへ入場し、出走確認を早々に済ませる。
厚めの生地のジャージをきたけど、日差しがあったので薄手でもよかったかもしれない。まぁ暑くて苦しいことは無かったのでいいか。
とりあえず試走を2周。脳に染み付くぐらい走ったコースなので、ライン取りに迷いはない。風も弱いく、落ち葉類もないので落車の危険はなさそうだ。
そのあとは、管制塔付近でアップをするのが都ロードでは一般的(?)だけど、今日は何となくやらなかった。あまり足を温めて序盤からガツガツ行くつもりもないし、日向ぼっこしていた方が体が温まる感じがしたから。
今日の課題は①ペースマネジメント、②ケイデンスコントロールの2つに絞った。前回のレースは序盤に動き過ぎて、最後まで集団に着いて行くことが出来なかったので、集団内で「足を温存」することに集中する。また、ケイデンスについても焦って高回転に頼らず、集団に動きが無い時はヒルクライムのように85回転前後に抑えてみることにした。
作戦としては、前半は足を溜めながら集団内のメンバを観察し、有力選手を絞り込む。最有力以外のアタックには乗らず、逆に最有力が逃げた時は集団に声をかけてつぶしにかかる。脚力で劣る分は頭で補うしかない。
クラスBのエントリは36名で、都ロードとしては一般的な人数。スタート1分前くらいに最後尾に並んで出走。
結果:クラスB 修善寺正回り6.5周(33.5km) 3位 1:01;04 Ave32.91km/h
序盤は東大が集団コントロールを狙って先頭付近で展開。積極的な姿勢を是非うちの大学の後輩にも真似てもらいたい。ただ、若さを頼りに良く動いていて、中盤にはガス欠になると思ったので放置した。
1周目の秀峰亭を過ぎたバンクで僕の丁度前を走っていた選手がイン側のペダルを路面にぶつけてバンクアウト側に吹っ飛んだ。目の前を右から左に吹っ飛んで行ったが、ぎりぎり接触を回避出来た。今まで蓄積した経験のおかげだろう。
ホームストレートで確認したけど、集団は全然減っていない。まぁ当然か。個人的にはペースは速めで、所々で逃げを狙うようなアタックがあるが、どれも決定的にはならない。レースはそのまま続き、秀峰亭を越えて残り4周を確認。
とにかく序盤は「温存」をイメージして走ったおかげで足にはまだ余裕がある。ここらで僕も攻撃に移るタイミングを狙い始めた。その後も動きはあったが、3周目終わりの秀峰亭で有力選手のアタックに乗じて小集団形成を狙ったアタックを実施。しかし、結局集団が見逃してくれず失敗。やはり難しいな。ここで足の爆弾の導火線に火が付いた。
その後、なんと竹芝CRの選手がバンクの後にアタック。ここでアタックするとホームストレートを単独で下るためかなりの負担がかかる。しかし、この選手は本来クラスAの選手らしく、レース中観察した中でも一番脚力のある選手だったので危険だ。
長者ヶ原頂上で周りの選手に「下りでローテして捕まえましょう!」と声をかけると数名が反応してくれた。が、結局最後まで捕まえられませんでした。
その後は追走を試みる動きが何度もあって、足をかなり消耗した。段々集団に着いて行くのが苦しくなったが、ぎりぎりのところでこらえることができた。
最終周前の秀峰亭でもう一度集団が動き、さらに1名が逃げに合流した。残り1周で逃げは目視できるが、若干牽制が入ってしまい、追うことができない。ここで6位以上の選手だけなら「みんなで回しましょう」となるのだが、10名以上ついて着ているので無理だな。
すでに足がスッカラカンなので、去年の都ロードみたく1号橋からの登りでアタックする余力が無い。が、一応無理しない程度にペースアップして集団へのダメージを試みる。
2号橋への下りは集団前方に位置し、最後の秀峰亭の登りへ突入。
2名が先行してアタックするが、まだ頂上までは長いので、後ろに着いて行く。が、両脹脛を攣ってしまう。ヤバい、と思いつつ、アタックが収まるのを待つ。このアタックのおかげで若干集団が縦長になっている。ここでペースが落ちると後方の選手が追いついてスプリント参加人数が増える。ので、最後の坂前のカーブからアタックを仕掛けた。多分ここが現時点の自分の最長射程距離だろう。両足攣っているので上手く走れないが、何もしなければ入賞はあり得ない。ただ、タイミングが良かったのか、自分のスプリントに並走しているのは1名のみ。気合で乗り切り秀峰亭を逃げ2名に次ぐ3番手で通過しゴール。久々にレース後ぶっ倒れた。
実は春のレースで入賞したのは初めてかも。ウィンターロードの大敗を活かすことができた。
他集団の選手と雑談しつつ、表彰式を終えてさっさと会場を出る。
道路渋滞もなく、14:00頃には帰宅。
反省/感想
・下りがやっぱり下手。
正回りの下りは別に難しくないのだけど、あまり踏んで下らないので、後方から上げてくる選手に抜かれて順位を落としてしまう。別に順位を落としてもいいのだけど、先頭との距離が広がり過ぎると、色々対応が遅れることもある。「先頭との距離」に注意し、次回から必要に応じて下りでも足を使う。
・意識的に「温存して走る」ことができた。
シーズン序盤は久々のレースに対してハイになってしまい、後半バテてしまうことが多かったけど、落ち着いて抑えた走りを実行できた。所々ペースが上がり、最終的にはスッカラカンになったけど、それでもメインから千切れることなくついていけたのはペースコントロールの賜物だろう。ただ、絶対的なスタミナがやはり足りないので、今後の課題である。
・格上選手に対し、ゴールスプリントで競り勝てた。
これは今日一番の収穫。逃げ2名には追いつけなかったものの、メイン集団のスプリントを制することができた。レース中観察した限り、僕よりパワーのある選手が5,6名いたのに対し、レース中チクチクとダメージを重ね、最後のスプリントも位置取り・タイミングなどでアドバンテージを作り、脚力で劣る分をカバーした。正直なところ、前日のJCRCと連戦で参加している選手も数名いたため、彼らは本調子ではなかった。でも、現時点の自分の有する戦術・脚力を最大限に発揮した戦いができ、非常に満足している。
あのアバン先生も言っているではないか。
「脚力なき戦術が無力であるのと同時に、戦術なき脚力もまた無力」と。
とは言え、やはり1位を狙うにはまだまだ純粋にパワー不足だ。
もっと強くなろう。
3位の副賞はジャージでした。Lサイズでちょっと大きいけど一応着れる。
来週は(何事もなければ)チャレンジロード。
今日より距離が短いので、さらにヒートした展開が予想される。
今日の経験を活かし、出来る限りの準備をして臨もう。
そんな訳で、今シーズン開幕戦でした。
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