2014年10月19日日曜日

2014-10-19 JCRCシリーズ第7戦in群馬CSC

実は群馬CSCのレースは3年振り。

3年前、大学ジャージを着て走った最後のレースが群馬だった。大事に6万キロ以上使ったアルミ&カーボンコンポジットのGIANTが経年による故障により集団から千切れ、単独ゴール。大学時代の青春をともに走った青いGIANTを引退させ、新生活をともに戦うために勝った白いGIANTが今のロードバイク。
とはいいつつも、別にコースに特別な思いはない。初レース&初落車したコース、一度も入賞したことのないコース、くらいの苦手イメージがあるだけだ。

本当はBクラスあたりで出場したかったけど、出走時間が遅く帰宅が大変そうなので午前の部Zクラス(エンデューロ)にエントリィした。
前日に会場近く沼田市のホテルに宿泊。まぁ・・・もっと活性化するといいですね。

5時起床で5時半出発。6時過ぎに群馬CSCに行くと、すでに第一駐車場の列ができている。会場は6時30分会場なので長蛇の列だ。でもとりあえず第一駐車場の良い位置に駐車できた。早い人は朝4時30分に並んでいたと聞いたけど本当だろうか。

行列のできるトイレを終えて試走一回。気温は低いけど、日差しがあるので厚着は良くない。半袖シャツ+インナー+夏用アームカバー、レーパンは半パン。グローブは半切に薄手の長指を重ねた(100円ショップ)。あとはインナーとジャージの間にビニル袋を仕込む。これが風よけになってかなり良い。暑くなっても外すのが簡単だしお勧めのテクニックだ。
あと、春秋シーズンはエアロシューズカバーがあっても良かったと思う。靴も寒かった。

試走した感じだと落ち葉はない。ただ日差しが低いので下りのカーブが見にくくてちょっと危ない。段差の位置を確認しつつ、なつかしさに浸った。

エントリ78名と結構多い(普通なのかな)。しかも大御所のクラブチームで顔見知りが多いようだ。徒党を組まれたらきついだろうな。
7:45分に慌ただしく並んで出走。


結果:Zクラス(個人エンデューロ)3位 20周(1周6㎞)

最初は落車が怖いのと、久々の群馬の厳しい下りなので、ほぼ先頭で下る。序盤はトラブル発生が多いので先頭付近をキープしながら走る。序盤からアタックっぽいことをしている人がいるが、マジで3時間逃げるつもりなのだろうか?
はっきり言って終始ペースはかなり遅かったと思う。距離が決まっているロードレースと違い、エンデューロというカテゴリのためだろう。僕も成り行きで先頭になっても積極的にペースは上げず、とうかサイクリングペースで後ろはかなり詰まっただろう。

基本的には
 下り:なるたけ順位を落とさないように前に出る(後半は下がってしまった)。
 下り後:適当に前~中頃に位置。
 登り:登り前のアップダウンでふらりと先頭に出て、マイペースで登坂。頑張って登る方々(8名くらい)に毎回抜かれるけど、そのまま集団復帰で足を使わないようにする。
 先頭牽引時:マイペース、頑張らない。
という、かなり消極的な走りをしてしまった。
実際3時間のレースって2008年のインカレ以来なのでスタミナ面が不安なんですよ。

ふと不思議に思ったのは毎回アタックする選手とアウターダンシングで登坂する選手の存在だ。
アタックは毎周あった。毎回アタックするのは逃げor集団決壊を狙っているのだろうか。でもほうっておいても逃げる様子もない。アタックに参加する選手は10名弱いるので、その気になれば同調して逃げがあると思ったけど、そんな雰囲気もない。トレーニング目的だろうか。
アウターダンシングで群馬CSC名物「心臓破り」の坂を上る選手もかなり多かった。僕はインナーロー&上ハンで登る。そっちの方が疲れないし。
「このまま3時間ずっとアウターダンシングで登ってくれれば皆バテるんじゃ...」などと御気楽な想像もした。
これに関しては途中からインナー使う人が増えていた。

ふと時計を見ると1時間以上経過している。積極的に補給をしてレース継続。
同クラスに大学後輩がいるので探したら集団後方で発見。
「応援が退屈しないようにアタックした方が良いんじゃない?」
と提案すると
「足無いんです...」
と返答。またまたぁ。
でも結局途中でいなくなっていた。もっと頑張れ。

2時間ほど経過したところで1名1分逃げていると判明。このコースで凄いな。
ホビーレースではこういう時逃げを追う強調が難しい。足を消耗するからだ。僕は単独参戦だから正直苦しい。こんな時こそ仲間が沢山いるチームが積極的に動くべきと思うのだけど、全然動かない。誰だって足を使うのは嫌だけど、何だかなぁ。
ちょっとペースが上がったりしたけど、結局積極的に逃げを追うことはなかった。

レースが残り30分くらいになってくると場所取り、というかずっと後ろにいた人たちが前に出てくる。このエンデューロの厄介なところは終了時間が他カテゴリに依存しており、決定していない。そのため、一度有力そうな逃げに乗ってみたけど、JCRC役員から「残り2周だよ」と言われ、逃げを中止したり・・・
その周でいままで集団コントロールを頑張っていたナルシマの選手がペースアップ、そしてゴールスプリントをしてしまった。当然まだレースは終わっていないのに。
でも、多くの選手が19周で終わりだと思っていたらしく、ごちゃごちゃになってしまった。
僕も混乱したけど、残り1周あるのが事実。再びペースアップ。変な展開になってやる気を失った人たちもいるようだが、3時間も走ったのだからその程度でレースを投げるのは主義に合わない。
下り終えてからはスローペースで、登坂部分でペースを上げると1名しかついてこない。
ここで一気にペースアップ。多分、僕はこの坂をほとんどスローペースで登ってきたので油断していたのだろう。この手の坂は大好物だ。
最後は2名でゴールスプリント。集団スプリントは苦手だけど、1対1は結構得意。最後の最後でしっかり差し込んだ。
リザルトを見て3位を確認。最後のトラブルはあったものの、怪我なく走り切れてよかった。


感想
 最初エントリィリストを見てS,Aクラスの選手が多数参加していたので、きついレースになると思ったけど、皆かなり消極的なレース展開でかなりゆっくりペースのレースだった。そういう僕も積極的にスローペースを作ったけど。来週の都ロードは8㎞x4周の短距離なのでかなり強度は高い。今日のイメージで走ったら一瞬で千切れると思うので矯正しないと。
 レース中の位置取りは悪くなかったと思うけど、加速の時に遅れ気味だった。楽して走ろうとして遅れたのと、加速の練習が足りなかったんだと思う。時期の課題にしよう。
 ヒルクライムと違って、ゴール後に出し切った感は無かった。まぁこれがエンデューロだからだろう。実際修善寺だったら足を残す余裕もなさそう。

久々に年齢別でない大会を終えた。失礼な言い方をすると、ベテランほど積極的な走りをしないイメージが出来た。まぁ僕も学生時代ほどスタミナがないので後半勝負のタイプになったのは事実だが。でもせっかくレースに出るのだから、展開に関わった方が楽しい。各々好きなスタイルを貫けばよいのだろう。


今年はあと2レース。残りも頑張ろう。

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