2012年10月27日土曜日

2012-10-27 箱根旧道クライム

7:30に箱根へ向けて出発
159㎞ 2880kcal
自宅~逗子~箱根旧道~仙石原~鎌倉~自宅のルート。
 先日ヒルクライム対策として12T-30Tのスプロケットを購入した。しかし、27Tや30Tを使う場面は中々ない。そこで個人的に神奈川県最大の激坂である箱根旧道へ試しに行った。
 結果として12T-30Tは・・・使える、ただし「ヒルクライムに限って」だ。小田原までのアプローチでは平地気味とはいえ全く使う場面がない。おまけに16Tがないため、むしろ平地では走りにくい。ただ、10%前後で11㎞ほどある箱根旧道では27T,30Tが猛威を振るう。序盤は必要ないが、段々体力を消耗して回らなくなってくる。しかし、27T,30Tがあればrpm80上を維持できる。自転車の速度は「仕事量」で決まるので、究極的にはギア比は関係ない。しかし、同じ激坂で同じパワーでも「回せてる」のと「回せてない」との差はメンタル面に大きな差が生まれる。周りでふらついてるレーサーを高回転で抜き去る時の優越感は「30T最高!」とクライマーハイで叫びそうになったくらいだ。
芦ノ湖で休憩
男らしくないギア。でも使える。
芦ノ湖のセブンイレブンで他のレーサーを見ると、27Tをつけているバイクもちらほら。でも30Tは僕だけだった。普通は買わないよな、こんな使い道のないギア。
 箱根は気温が低く、休憩で汗を冷やしてしまい、その後はダラダラと走って帰宅。小田原まで下ると気温が少し上がったけど、風が強くて走りにくい。おまけに補給が少なかったせいで力が入らないし・・・実走が減るとこういったことに気が回らなくなっていけないな。
自宅前に400m程の坂がある。そこは「ダンシングのみで登る」という自分ルールがあり、最後の最後できつかった。ともあれ無事帰宅。

脚とか腰とか疲れたんで筋トレなし。

ヒルクライム考察
 本日箱根旧道を登って気が付いたことをまとめる。
・絶対に軽いギアがある方が良い。
・軽いギアだとダンシングの時にふらつきやすい。
・コーナーイン側は急勾配で、ケイデンスが落ちる。落ちたケイデンスを再び上げるロスが生まれるので、先のコースを見てあらかじめルートと対策を用意する。
・ヒルクライムのような低速域では路面段差による失速の影響が大きい。良くコースを見てルートをとる。
ヒルクライムのレース展開がいまいちわからないので、なんかレースレポートを探してみよう。

12T-30Tスプロケットについて
シマノからはアルテグラとティアグラで発売している。はっきり言ってワイドレシオすぎてロードレースでは使い物にならない。正直、ヒルクライムもコンパクトクランクの方がクロースレシオになるから良いと思う。ただ、圧倒的にスプロケットの方がクランクより安いので、個人的には「あり」だと思う。ロードレース向けのトレーニングには不要だけど、激坂や長距離サイクリングには良いでしょう。激坂でもrpm80とかで走れるのには感動する。
 まぁあれば便利だけどなくても問題なし。「超軽いギアを使いたい」って人にはおすすめです。

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