2020年9月21日月曜日

2020-09-21 TCR大改修

  8月の御盆明けから計画したTCRの改修がようやく終わった。

 フレームにも傷が増えたため、思い切って再塗装を決意。塗色は初めて買ったロードバイクと同じブルーカラー。複数色も考えたけど、かなり手間がかかりそうだったので単色にした。写真じゃわからないけど、光が当たると塗装の微細なラメがキレイです。

 元のフレームは耐水ペーパー240で研磨し表面の塗装を剥がした。これが一番大変。とにかく手間がかかるけど、あまりたくさん塗装が残っているとその分重くなる。でも削りすぎてカーボン層まで研磨するとフレーム強度に影響するのでほどほどに。

 そのあとはホルツの塗装で下塗りシルバー→上塗りコズミックブルー→上塗りクリアー&つや出し研磨→ワックスで完成。クリアー塗装の前に各所へステッカーを貼り付け。結局塗膜厚が大きくなったので、全体重量は増えたと思う。まぁ余分なシートポストとフォークコラムの100円ノコギリカットとハンドルのカーボン化で全体重量は微増くらい?

 塗装自体は下記のブログを参考にした。

https://misteron.hatenablog.jp/entry/2018/05/17/213549

下塗り・上塗り・クリアーで各2缶、合計6缶のスプレーを購入した。ほとんどがヨドバシカメラのポイント支払い。大体1.5缶ほど使ったので、他に塗装しようかな。

 サドルは前回の通りラバースプレーで赤→黒に塗装したけど、組んでいる途中にゴムがはがれそうだったのでブチルチューブ用のゴム糊で補修したらきれいについた。

GIANTのロゴはカッティングシートを注文。大小2枚ずつで2000円くらい。初めてだったので貼るのは緊張。シートチューブ・クランプ・シートポストも同色にした。個人的にシートポストはフレームと同色が好き。

 ヘッドにエンブレムがないと寂しい気がしたので、好みでブルーインパルスのロゴステッカーを貼った。でもワイヤー類であまり目立たないな。

 カッティングシートはきれいについたけど、ステッカーは剥がれ易かったので、爪楊枝を使って瞬間接着剤を塗布。爪楊枝と指がくっついたときは結構焦った。取説読んでお湯をかけながらゆっくりと剥がした。ステム・シートクランプも塗装したけど、金属部品のほうが塗装し易い気がする。

 チェーンステーガードとして100円ショップのカーボン柄シールを貼ってみた。透明ビニルテープでもよかったかな?

 若干デチューンされている部分もあるけれど、ロードバイクにおいてカッコよさはすべてに優先される。OH部品を除く塗装関係の支出はヨドバシポイント分込みで大体1万円程度になった。もうちょい安くなると思ったけど、ステッカーが思ったより高かった。その分で塗色増やしてもよかったかな。

 駆動系部品を更新するとかかりが良くて気持ちがいい。軽量ホイールつければもっとキビキビ走るだろうからまだまだこのバイクも捨てたものじゃないな。

 とにかく塗装に時間がかかったので、何だかんだ1か月ほどかかってしまった。最初の塗装剥がしは覚悟がいるけど、始めてしまえば後戻りできないので、色々ミスもあったけど完成できて良かった。気温が低いと塗装のノリが悪いといわれるけど、新型コロナ関係でイベントの予定がなく、古いロードフレームがある方は、フレーム塗装に挑戦してみてはいかがでしょう。

2020年9月20日日曜日

2020-09-20 TCRの歴史

GIANT TCR ADVANCED 2 (2012) 


購入時のHPカタログ写真。白黒のはっきりしたデザインが気に入った。ロードバイクの「美しさ」よりも「競争」を重視している感じがする。

2012年レース仕様。当時は10速で、レースにはDURA-ACEホイールを使っていた。


2014年にツールド沖縄初参加してコテンパンにされた。その時に11速化を決断し、2015年11速化(6700→6800)。それに合わせてレース用ホイールをキシリウムにチェンジ(そして互換性を無視したシマノホイールを二度と買わないと決意)

このあたりからだんだんレースで勝てるようになる。

’17年箱根HC優勝 バーテープは白に戻す
特に2017年は大会規模は様々なれど、年間7勝と驚異的なリザルトを残した。一方で勝ちつつも最新設計バイクとの機材性能差が強く感じられるようになった。

’17年ツールド沖縄 TCR最後のレース

2018年からは新バイクのEMONDAをレースに投入し、TCRはすっかりスペアバイクになった。乗り心地はもちろんよいが、やはり加速性やバネの良さを鑑みるとレースに使うならEMONDAになる。それでもEMONDAが入院した際などは重宝している。

最近は中古のアルミディープリム装備

購入時の写真と比較すると、フレームセット以外に変更していないのはハンドルだけ。ステム・コンポ・ペダル・サドル他何だかんだと変えていった。金のかかるオモチャだけど、命を預けるものなので大事にしたい。

2020年9月13日日曜日

2020-09-14 膝の痛みが抜けてきた

 結局出張中も膝が痛いままだったけど、ようやくおさまってきた。
 雨も降らなかったので日曜日は久々(2週間ぶり)にロードバイクでサイクリング。やっぱりロードは気持ちい。
 負荷をかけずに40㎞強。ほぼ痛みも出なかったので、来週くらいに完治していることを期待しよう。

今年はあまりレース出る気なかったけどどうしようかな。
フィジカルレベルも低いので、10月にJCRC群馬が開催されるならEDクラスにでも出てみようかな。SA総合2連覇しておいてなんだけど、今SAに出ても2-3周でブッチギレそう。
あと箱根HCからもメールがくる。箱根HCは僕にとってヒルクライム初参加のレースであり、その後もヒルクライム年代別(’16)・総合(’17)で初優勝したレースで中々縁がある。やっぱり参加人数厳しいみたいだな。おそらく赤字覚悟の開催だろうけど、頑張ってほしい。「ならお前も出ろ!」と言われそうだけど、今年全くヒルクライム練習していないのでさすがに厳しいです。

このシルエットでメーカー当ては困難か。
ようやくフレームの準備が終わった。ワイヤー類がそろうまではワックスでもかけるかな。
今月中に仕上げたい。

2020年9月8日火曜日

2020-09-08 サドル補修?

サドルも長く使っていると革が剥げたりへたったりする。でも新品買うのも嫌なので、素人過ぎる延命処置をしてみた。
中央は元々赤色だったけど、18年冨士ヒル(?)でもらったラバースプレー黒で盛ってみた。とりあえず初期投資ゼロの対応。さわり心地はゴムっぽくてなかなか良いけど、はたしてどれだけの耐久性だろう?すぐ剥がれちゃうかな?
*確実に重量増加なのでシリアスレーサーにはお勧めしません。

2020年9月6日日曜日

2020-09-06 整備を始めると、予定外の出費がチラホラと(=いつものこと)

 急に膝が痛み始め、丸一週間ロードバイクに乗らなかった。
このまま来週は出張だから、もう二週間お休みかな。原因不明の痛みは不安だけど、そろそろ怪我の回復期間も気にするお年頃なので、しっかり療養しよう。
といいつつ、来週の出張業務内容は主にフィジカルワークだから膝への負担に気を付けよう。世間には「機械設計者」を名乗りつつも、実情は色んな現場でスパナを振り回す技術者は僕だけではないはず。

色々思うところがあり、白いGIANTのオーバーホールをしている。完全分解したのは2015年頃に11速化して以来か?色々手入れをしているのでまだまだ完成には時間がかかるけれど、やっぱり手入れしていると要交換部品が出てくる。基本的に6800アルテグラ組だけど、FDの調整ねじが固着していた。M4ネジなので交換用品はホームセンターで買えるけど、穴側が錆・ゴミによって既設ネジと噛んでしまい、分解困難。何ともならなければ金がかかるけど7000系か8000系のFDに変更予定。RDもばらしてみると、微妙にプーリーのプレートが歪んでいる。アライメントが悪いとそのうちプーリー軸受が壊れるかもしれないけど、それまでは動くだろうから流用。BB86も当然交換だが、たまたま放出品になっていたMTB用BBを格安でゲット。また、せっかくなので余分なシートポスト・コラム切断もしてみた。100円均一のノコギリでも何とかなるものだな。

2017年冬にEMONDAを購入して以来まともに整備していなかったので、色々トラブルを抱えていたようだ。GIANTはサラリーマンになる直前に購入し、2017年までに13勝を挙げたバイクだけど、EMONDA導入とともに扱いが雑になってしまっていた。
もはやレースで使わないバイクだけど、たまに乗るとやっぱり走りやすいバイクだ。保有している間は大事にしたい。