2020年7月3日金曜日

2020-07-03 正しく向き合うこと

またもや久々の更新。

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、テレワーク(在宅勤務)が主となって引きこもりがちでした。地元も感染者数が多く、サイクリングについても三浦半島エリアのみに縛り、峠とかは全く走らず。まぁ中途半端な自粛です。
 サイクリング自体も好きだけど、やっぱりレースが楽しいから乗っている面が強く、今期はほぼレース出る気がないので、定期的に乗ってはいますが強度は低いです。
 そんなわけで先週久々に箱根峠をサイクリングしたらバテバテでした。
アルミディープリムは相変わらず重い。自転車自体も軽くはないけど。
2017年これにキシリウム装備で箱根ヒルクライム勝ったのがいまだ快挙だったと思う。
やっぱり体力落ちているな。まだ梅雨が続いているけど、運動不足にならないよう意識せねば。


 詳細は省くけどここ数年は設計者のポジションで仕事をしている(最近は海外に飛ばされていません!)。学生時代の研究と違い仕事では技術者となるため、理想的な設計値だけでなく実機の(残酷な)数値と否応なしに向き合い対処していく必要がある。本当に目を背けたくなる数値が出ることもあるけど、目をつぶっても解決しないので、一つ一つ解決していくのだ。出てきた数値と正しく向かい合うのが解決への第一歩だと信じている。

 この「数値」について最近誤解を招いているのが新型コロナウイルスの感染者数である。全国的には東京の感染者数/日の注目度が高いけど、とっくに気が付いている方は多いと思うが感染者数の発表時刻が日を追うごとに早まっているのである。5月の緊急事態宣言期間中は17時時点の発表だったのに対し、感染者数100名を超える7/2・7/3に至っては12時点の数字で公表しているので、実際には200人/日くらいなのかも(多分100人を超えた時点で報道する方針なのだろう)。わざわざ追跡はしていないけど午後も感染者確認数は増加するはずなので、注目度が下がった時点(一週間後くらい?)で過去のデータを修正しているのではないかと思う。
 これに対して僕は「数値の改ざんだ!」と紛糾するつもりは一切ない。行政の立場として不安を煽りたくない・経済を停滞させたくないなどの思惑が複雑に絡み合っているのだろう。
 一方で数値は正しく公表してほしいと思っている。感染者数の発表時刻にばらつきがるのであればメディアが発表しているグラフもかなり実態から離れた数値になっていると思うし、観測時刻を統一できないのであれば「XX時刻からXX時刻時点の感染者数」のように誤解を招かない情報にしなければならない。
 感染者数が多いのは誰にとっても不都合であるけど、正しい数値から逃げては何も解決しないし、数値改ざん文化が広まると致死的な事故に発展することもある。今回であれば感染者数が増えたのは事実として捉え、後手を踏まないようにすること。観測値に対して素早くアクション出来れば高く評価されるし、手をこまねいて「手遅れ」になった時点で失敗と評価される(主に仕事ですが)。経過観察するにしても今後の推移の予測とワーストケース時の対応を事前に練っておくことが大事。楽観視が一番ダメ。
 苦しい場面とは思うけど、問題と正しく向き合うのが解決への第一歩だと信じている。


ようするに僕もいい加減体重計の数値を正しく見ろってことです。
レース出ないと節制意識が低くて困る。。。


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