例年9月末のキングオブヒルクライム富士山をヒルクライム最終戦にしていたけど、今年初開催の富士山ヒルクライムに参戦しました。
このレースは御殿場側から富士スカイラインを登る27.1km-1653mUPとボリュームのあるヒルクライム。ただ、10月開催でかなり寒そうだし、気持ちはすでにツールドおきなわなので特に調整もせずに臨んだ。
まぁツールドおきなわ目指す選手なら、この時期はジャパンカップか川崎マリンエンデューロとか出てそうだけど、落車や下手な成績で調子落とすのも嫌だったので、気分転換的な意味合いが大きい。
早朝スタートなので、前日入り。天気が悪くて会場は霧で何も見えなかった。
当日も雨予報だったけど、10月中旬とは思えないくらい暖かい。泥除け・レインソックス・つま先シューズカバー等雨・防寒対策しまくりの選手は僕位だったかも。
このレースは事前申請の脚力別スタートで、カテゴリは年代別だけど出走時間がばらけるためネットタイム方式になっている。強豪レーサー多数参加なので、今回は完全に個人TT気分。正直入賞圏外と思っているので、まったく緊張感無くスタート準備する。
一応第1グループで出走なのだけど、何故かそのグループですら人数が多いからって分割して出走させていた。意味が分からん。おまけに6km程パレード区間があるのだけど、立哨役員がいなく、カラーコーンに矢印があるだけなので、コースが全然分からず。どこからスタート地点になるかも良く分からないまま、とりあえず徐々にペースを上げてレーススタート。
結果:ロードC 4位入賞(総合9位(Eバイク含む)) 1時間22分44秒
メダルカラー:金
とりあえず淡々と登る。道路は濡れていて落ち葉もあり、所々陥没しているのでパンクに注意して登る。はじめっから個人TT気分で登っているので、集団のペース上下はあまり気にしない。20分位で先頭が加速し始めたけど、あきらかにオーバーペースだったので見逃す。まだ1時間以上あるので無理はしない。
その後は4~5人の第2集団(?)で進む。中間地点の水ヶ塚駐車場付近は下り基調なので、この下り区間で集団には入れていて良かった。
途中優勝候補と思われるモリタ選手がチェーン落ちストップしていて、この集団に合流する。あっという間に高鉢ゲートまで加速していくので便乗する。
ゲートからは集団がまたばらける。少々先行したので、ペース走で同カテゴリの選手2名を置き去りにし、先頭を目指す。まぁネットタイムなので、着順と順位が合わないのだから、とにかく前に進むのみ。
淡々と走っていると、同カテゴリと思われる先頭2名を発見。ゴールまで残り30分程あるので、無理せず詰めよう。と思ったけど、気分が変わり、ダンシングで追走することにした。すでにシッティングのペースがFTP90%くらいになっていたので、軽めのダンシングでも十分ペースが上がる。ダンシングを挟んだペース走ですぐに差を詰めて合流。
さらに強気になり攻撃開始。更に負荷を上げたダンシングで抜き去りにかかる。が、これが失敗。ダンシングがオーバーペースになって失速。結局先頭から再度脱落。この辺りは経験不足だな。
そのまま淡々と進み、おおよそゴールタイムが1時間25分(メダルカラー金圏内)を切れそうだと確信が出来た時点で一気にペースダウン。まぁ6位には入るだろうし...なんて気の抜けた走りをしながらゴールを通過。
頂上ではお汁粉が配布されるとあっていってみたら、ただの餡子汁だった。小さくても餅が欲しい。水も配るとあったけど、2リットルペットボトルから勝手に給水して下さいとのこと。配布場所から駐輪スペースまで遠く、事前にそんな通知内からボトルも持ってきてないわ(怒)。
といいつつも下山誘導が早く、すぐに下山開始。バイクが先導してくれるのだけど、下り区間はいいけど会場に向かっての平地・登りが容赦なくて、メチャクチャきつかった。会場前の坂では皆バイクに千切られていた。
表彰会場では久々にトヒさんにご挨拶。すでに僕では全く歯が立たないスーパークライマーの彼だが、9月頃(?)に車にはねられて腕を骨折したらしい。「脚じゃないから走れる」とレーサー特有のぶっ飛んだ考えを持っていらしたが、総合3位(年代別1位)は流石でした。
表彰終了後は渋滞にも捕まらず早々に帰宅。
反省・感想
・ダンシングの良し悪し…今回先頭に追い付くためのダンシングは負担も少なく良い感じだった。一方で攻撃的に負荷をかけたダンシングは上げ過ぎ感があり失速につながった。この辺りは経験なのだろうけど、無理せず冷静な判断で戦いたい。負荷レベルは違えどロードレースと同じだ。
・ペースメイク…あまり勝気が無かったせいもあるけど、適切なタイミングで先頭から離れることが出来た。1時間以上のヒルクライムでFTP110%とか延々とキープできるわけではないし、結果的にだがマイペースで先頭に追い付くこともできた。こういった冷静な判断が出来るのは成長した点だ。
・運営に粗が多い…本レースは初開催なので期待はしていなかったけど、お粗末な点が目立った。駐車場誘導、コース誘導、スタート方法、下山誘導、表彰式等...特にカテゴリはエリートカテゴリを作ってマスドスタートにした方が混乱が少ないと思う。まぁ今後の改善に期待。
個人的には楽しめたけど、例年だったらもっと寒い時期だし、やはりヒルクライムのモチベーションが下がる時期なので次回以降記録更新を狙うかは未定。
次戦はいよいよツールドおきなわ。
期待通りの成績なんて簡単に出せるわけではないけど、今年も楽しく走れるよう、残り3週間しっかり準備しよう。
まぁツールドおきなわ目指す選手なら、この時期はジャパンカップか川崎マリンエンデューロとか出てそうだけど、落車や下手な成績で調子落とすのも嫌だったので、気分転換的な意味合いが大きい。
早朝スタートなので、前日入り。天気が悪くて会場は霧で何も見えなかった。
完走メダル。とりあえず金が欲しい。 |
一応第1グループで出走なのだけど、何故かそのグループですら人数が多いからって分割して出走させていた。意味が分からん。おまけに6km程パレード区間があるのだけど、立哨役員がいなく、カラーコーンに矢印があるだけなので、コースが全然分からず。どこからスタート地点になるかも良く分からないまま、とりあえず徐々にペースを上げてレーススタート。
結果:ロードC 4位入賞(総合9位(Eバイク含む)) 1時間22分44秒
メダルカラー:金
とりあえず淡々と登る。道路は濡れていて落ち葉もあり、所々陥没しているのでパンクに注意して登る。はじめっから個人TT気分で登っているので、集団のペース上下はあまり気にしない。20分位で先頭が加速し始めたけど、あきらかにオーバーペースだったので見逃す。まだ1時間以上あるので無理はしない。
抜かれても無理に追わず、淡々と進む。 |
途中優勝候補と思われるモリタ選手がチェーン落ちストップしていて、この集団に合流する。あっという間に高鉢ゲートまで加速していくので便乗する。
ゲートからは集団がまたばらける。少々先行したので、ペース走で同カテゴリの選手2名を置き去りにし、先頭を目指す。まぁネットタイムなので、着順と順位が合わないのだから、とにかく前に進むのみ。
淡々と走っていると、同カテゴリと思われる先頭2名を発見。ゴールまで残り30分程あるので、無理せず詰めよう。と思ったけど、気分が変わり、ダンシングで追走することにした。すでにシッティングのペースがFTP90%くらいになっていたので、軽めのダンシングでも十分ペースが上がる。ダンシングを挟んだペース走ですぐに差を詰めて合流。
さらに強気になり攻撃開始。更に負荷を上げたダンシングで抜き去りにかかる。が、これが失敗。ダンシングがオーバーペースになって失速。結局先頭から再度脱落。この辺りは経験不足だな。
そのまま淡々と進み、おおよそゴールタイムが1時間25分(メダルカラー金圏内)を切れそうだと確信が出来た時点で一気にペースダウン。まぁ6位には入るだろうし...なんて気の抜けた走りをしながらゴールを通過。
といいつつも下山誘導が早く、すぐに下山開始。バイクが先導してくれるのだけど、下り区間はいいけど会場に向かっての平地・登りが容赦なくて、メチャクチャきつかった。会場前の坂では皆バイクに千切られていた。
表彰会場では久々にトヒさんにご挨拶。すでに僕では全く歯が立たないスーパークライマーの彼だが、9月頃(?)に車にはねられて腕を骨折したらしい。「脚じゃないから走れる」とレーサー特有のぶっ飛んだ考えを持っていらしたが、総合3位(年代別1位)は流石でした。
表彰終了後は渋滞にも捕まらず早々に帰宅。
反省・感想
・ダンシングの良し悪し…今回先頭に追い付くためのダンシングは負担も少なく良い感じだった。一方で攻撃的に負荷をかけたダンシングは上げ過ぎ感があり失速につながった。この辺りは経験なのだろうけど、無理せず冷静な判断で戦いたい。負荷レベルは違えどロードレースと同じだ。
・ペースメイク…あまり勝気が無かったせいもあるけど、適切なタイミングで先頭から離れることが出来た。1時間以上のヒルクライムでFTP110%とか延々とキープできるわけではないし、結果的にだがマイペースで先頭に追い付くこともできた。こういった冷静な判断が出来るのは成長した点だ。
・運営に粗が多い…本レースは初開催なので期待はしていなかったけど、お粗末な点が目立った。駐車場誘導、コース誘導、スタート方法、下山誘導、表彰式等...特にカテゴリはエリートカテゴリを作ってマスドスタートにした方が混乱が少ないと思う。まぁ今後の改善に期待。
個人的には楽しめたけど、例年だったらもっと寒い時期だし、やはりヒルクライムのモチベーションが下がる時期なので次回以降記録更新を狙うかは未定。
次戦はいよいよツールドおきなわ。
期待通りの成績なんて簡単に出せるわけではないけど、今年も楽しく走れるよう、残り3週間しっかり準備しよう。
4位の商品は美味しくいただきました。 |
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