2019年4月21日日曜日

2019-04-21 2019東京都クラブ対抗ロードレース

一年ぶりに都ロードに参加しました。

オリンピックに向けて改修工事が進むため、僕にとっては多分今年最後の日本CSCレース。(平成最後の日本CSCレース?)
去年クラスBで勝ったので、今年は超久々にJCF登録をしてクラスAに参加。
出走は6名と寂しい。来週のJBCFに向けて調整している選手が多いのかな?チャレンジロードで全日本出場権を獲得したニシタニさんが要注意人物。アタックの強さは身をもって知っているし、少人数である以上全てのアタックに対応しないといけない。

因みに都ロードのクラスAは周回賞が定められており、ゴールを除く9周を先頭通過すると周回賞(金千円)が付与される。なので、秀峰亭でペースが上がる可能性が高い。
そんな訳で今回の作戦は下記の通り。
 1.周回賞は獲れそうだったら獲る。ただし無理に脚は使わない。
 2.周回賞を狙っている選手がいたら、自分も獲る振りをして脚を使わせる。
 3.周回賞直後に猛アタックして秀峰亭でもがいた選手にダメージを与える。
 4.対ニシタニさんとして、受け身にならず常に攻める姿勢で臨む。

受付後に試走を2周。風は弱く日差しを強く感じる。インナーとアームカバーを外して半袖半パンで走ることとした。半袖は去年11月のおきなわ以来かも?
90分強走るのでボトルは550ml×2本(CCDと水)。一応補給食として粉飴ジェル2本(100kcal×2)。CCDも粉飴も以前のレースの副賞だけど、立派な補給食貰っても普段の練習じゃ使わないのだよな。
スタンドの工事が進んでいる
出走に向けて整列すると、やはり皆が注目するので、ニシタニさんが「オヤジ狩りやめてよ~」なんて言っていたけど、どう見ても狩る側の人間です。
僕含む6人中4人がボトル1本だった。日差しが上がれば皆水不足になってダウンするかも、なんてせこい事考えながら10:00に出走。

結果:クラスA(左回り10周半) 1位
バイク先導が無いため、ホームストレートをそのまま下っていく。1号橋からの登りはニシタニさんが踏んでいくが、他メンバが追ってくれるので自分は最後尾でつながる。下りで上げる様子はなかったので、2号橋に入る前に下りで飛び出して、下りが苦手なメンバがいるかをチェックする。秀峰亭に向かっては程良いペースで上がり、GIANTの選手が先行する。だが、実は最初の半周には周回賞が設定されていないのだ(笑)。知っているメンバは脚を使わずに登っていく。
続いてのヘアピンに向けて下りを使ったアタックを仕掛ける。それに対して登坂区間でニシタニさんが仕掛ける、更に1号橋からの登り返しで再びアタック、とニシタニさんとのアタック合戦になる。そのまましばらく独走し、初回の周回賞を獲得したところで追走と合流、すると見せかけて再びヘアピンでアタックを打つ。前の周同様さらにアタックが返されるが、最大パワーでは敵わないので、距離を置きつつ下り区間を使って再び追いつく。ニシタニさんのキシリウムよりも僕のレーシングスピードの方が下りが速いと思ったのでとった戦術だ。出来るだけ消耗しないように追いつき、アタック合戦(先頭2名のガチンコバトル)を続ける。
体の調子は良いので、このまま体力勝負に持ち込むことにした。ハイケイデンスのアタックに見えにくいアタックを繰り返し、2回目の周回賞を獲得、そのまま突き放しにかかる。
ある程度の距離が離れたが、まだゴールまで1時間以上ある。油断すれば簡単に形勢逆転されるので、とにかく集中して逃げる。下りは踏まずにエアロフォームに集中、その分登りでパワーを使う。
そういえば日本CSC左回りだとノーブレーキで走り切れる。独走になってからブレーキを握った記憶がない。
淡々と周回をこなすが、やはり段々と周回ラップが遅くなる。それでもロスを最小限にし、大きな失速もなく逃げ切り勝利。
何だかんだ周回賞全部取っての優勝だったのでホクホク。
まぁ自転車で得た臨時収入なので、次のレースエントリに使います。
相変わらず東名が事故渋滞していたけど、遅くならずに帰宅。

反省・感想
・アタックに対して丁寧に対応できた…今回みたいな少人数の場合に限られるけど、極力無駄なパワーを使わず、コースの特徴を生かして追いつく展開が出来た。一方で出力は低いながらもアタックを連発できたのが良かったところ。
・急勾配区間での対応力が弱い…急坂が特別苦手という訳ではないのだけど、勾配がきつい区間は苦しいので受け身になることが多い。勾配がきつければ登るのがきついのは当たり前のことなんだが。多分急坂で頑張るとその後失速しやすいから慎重になっているのだろう。これは練習で要改善だ。
・補給と集中力…後半にかけてラップが段々伸びたのは、下りが遅くなったから。登りはペースコントロールしていたのでそんなに変わらなかったと思うけど、段々疲れてくると下りのフォーム・ライン取りで楽をしようとしているのに気が付いた。最初の45分でCCDを飲み切り、後半は水しか飲まなかったけど、もっと頭に糖分が回れば下りの集中力が持続したかもしれない。ケチケチせず、次は両方スポドリ系にしよう。

色んなレースで逃げをやったおかげで(勿論失敗数の方が多いです)、単独逃げになった際のペーシングは結構上手くできた。まぁ修善寺だからできたっていう展開でしたが。


次戦は富士スピードウェイ。東京オリンピックロード種目のゴール地点だ。
正直なところ、自分の脚質で通用するとは思えないので、出来るだけ先頭付近に食らいつき、平坦が得意な選手の走り方を学んでこよう。
なにより走ったことのないコースなので楽しみ。

来週も晴れますように。

2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    素晴らしい独走劇でした。
    惚れ惚れしました。

    Y岡

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    1. ありがとうございます。
      レース翌日で筋肉痛が惨いです。

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