2018年10月29日月曜日

2018-10-29 ゼッケンNo.1008

沖縄に向けて追い込み時期。
昨日は補給練習を兼ねて宮ケ瀬周回コース。
アップダウンありでほぼノンストップで走れるコース、正直ロードレースはここで練習すれば十分だと思う。
普段食べないスポーツ羊羹やゼリーの食べ方、延々とペダルを回し続けてかなり負荷のかかる練習になり、おかげで今日は久々に練習なし。
そろそろ回復のペースを考えて調整しよう。

ツールドおきなわの参加案内が届いた。
今年もゼッケン1008、140㎞クラスの下一桁だ。
もう2週間をきり「いよいよ」って感じがする。
去年は当日声が出せない程風邪を引いていたので、健康面だけには注意しよう。

ロードレースは何が起きるか分からない。
積み重ねた努力が結果とならないことがほとんどだ。
(努力こそが結果だけど)
だからこそ、できるだけの準備をして臨もう。

良い天気になりますように。

2018年10月21日日曜日

2018-10-21 箱根ヒルクライム2018

今季ヒルクライム最終戦の箱根ヒルクライムに参戦しました。

昨年チャンピオンクラス優勝という個人的には快挙を遂げたレースだけど、最近のコンディション及び出走者リストを鑑みるに、流石に連覇は難しそう。まぁレースは何があるか分からないので「不可能」とは言わない。

当日受付にしておいたおかげ(?)で昨日は仕事ができ(涙)、小田原競輪場で受付後に大観山頂上の駐車場に移動。
主催者側でスタート地点への集団移動の案内があったけど、集団の下りは結構ストレスだし、何よりゆっくりなので寒い。
そんな訳で、準備をしたら早々に箱根旧道から下山。
途中のファミリーマートのイートインで暖を取って休憩してから会場に向かう。

一夜城をゆっくり走ってウォーミングアップ。10月下旬に差し掛かるが、今日は日差しが強くてじんわり汗が出てくる。途中休憩したりしていたら、手荷物預けの時間が迫っていたのでスタート地点に移動。すでに結構人がいたけど、箱根ヒルクライムのスタートは横幅が広いので、別に最後尾スタートでもディスアドバンテージにはならないから気にしない。
相変わらず会場の簡易トイレは混んでいたけど、会場近くにある数か所の公園はトイレ併設なので、並ばずに用を足せた。

それにしても日差しが強い。寒いよりはいいけど、待ち時間の間に結構水を飲んだ。レースは待ち時間含めて脱水対策が重要だ。

昨年以上にチャンピオンクラスが充実していたので、逆に気負わずに済んだ。10:30定刻通りスタート。
結果:チャンピオンクラス男子 5位(入賞) 42分39秒
スタート地点からはいきなり10%が始まる。例年通り(笑)序盤からフルスロットルな連中がいるけど、数分でガス欠になりそうなので、気にしない。
優勝候補はササキ君とオオシマさんあたりと思ったけど、出るからには僕も勝つつもりで走る。単純な力ではまず敵わないので、序盤はそこそこのペースで上げて走る(何だかんだ序盤は先頭引いていた)。箱根HC初参加の選手はペースが分からないと思うので、序盤から上げて「こんなペースじゃ無理だ」と感じてもらえれば儲けもの。
しばらく棒状に走っていると6人くらいになったか?そこから2名が先行し、それをササキ君とオオシマさんが追う。僕はここで離れてしまったけど、今日は最後までペースを維持するつもりだったので、無理せず淡々と追う。ここでCOW群馬の選手としばらく一緒になって、また5秒くらい遅れる。でもコースを熟知している僕の方が圧倒的有利だと分かっていたので、途中でじんわり抜き返す。
前を見ると10秒くらい前にオオシマさんが見える。どうやらササキ君から遅れたようだ。現在5位なので、優勝争いからは脱落だけど、ここで上の成績を目指せなければ今後の成長は見込めないので、追いつくべく踏み込む。昨年に比べてペダリングが改善されたのか、傾斜面でもパワーを落とさず走れた。というか、後半にかけても300W以上のペースを維持できており、かなりリズムよく走れている。
終盤はダンシングを挟みながらペースを上げていき、結局追い付かなかったものの、1秒差位の5位でゴール。

最後にもがいてゴールしたけど、自転車に乗っていて久々に吐きそうになった。脚を攣りそうになるのは(残念ながら)しばしばだけど、吐き気は久々。

序盤の上げペースに対して終盤もそれなりの出力をだして、最後はもがけたのでかなり上手くペースメイクできたと思う。おまけにギリギリ入賞。5位でもやっぱり入賞は嬉しい。
雲一つない快晴でした
そして優勝はまさかのコースレコード(1分更新)でした。39分台って速すぎ!まぁレベルが上がるのは良いことだ。勝てなきゃ悔しいけど、簡単に勝てないからこそ自転車レースは面白い。

帰宅後、何だかんだ体力が余っていたのでランニング。ゆっくり走るつもりが途中から何故かキャプテンアメリカのランニングシーンを思い出し、4:30/kmペースになってきつかった。バスと競争しちゃだめだな。

反省・感想
・目標通りのペースで走れた・・・序盤は350W超え位のペースで踏み、途中のペース走も300W落とさないくらいで走れた。疲れを抜けばこれくらい出せるものなんだな。特に無理なペースアップとかしなかったおかげで終盤でもペースが維持できたのは良い点。本当はいつもそれが出来ないとダメなんだけど、やはり精神的に余裕があるとこういったペースコントロールがやりやすくなる気がする。ヒルクライムであまりダンシングを使ってこなかったけど、今回は終盤のペースアップで上手く使えたのも成長した点だろう。
・ある程度のウェイトコントロールは必要・・・正直に話すと、昨年優勝した時の比べて、今年は+4kgで、+30秒ほどでした。去年は意図的に体重落としてみたけど、今年は春からずっと仕事のトラブル対応で健康的な生活リズムを刻めなかったのが影響していると思う。別に今後無理に減量するつもりはないのだけど(ストレスを感じてまで自転車に乗ろうとは思わない)、健康維持のためにもうちょい食事含め生活リズムを見直そう。
・大会運営応援しています。・・・あくまで一サイクリストの戯言なので鵜呑みにしないでほしいと思うのだけど(だったら書くな!)、この箱根ヒルクライムというイベントは財政的に厳しそうに見える。日程・駐車場・商品なども結構切り詰めていた。昨年優勝した時は大きなトロフィー(盾)をもらったけど、今年はチャンピオン男子も年代別と同じやつだった。別に商品欲しさに走っているわけではないけど、やはり財政的に厳しいのだろうか。Walkrideだけでなく、県内のショップが協力して開催すればとも思ったけど、ショップごとに推す商品(メーカー)も異なるから難しいか...いずれにせよ、来年以降も開催できるように応援しています。ただ、開催前のメールが多すぎて困った。一通にまとめてほしいです。

今年はまだいくつかレースに出るつもりだけど、クライマックスであるツールドおきなわまでいよいよ3週間を切った。残り2週間は悔いを残さないようガンガン負荷をかけていこう!




2018年10月20日土曜日

2018-10-20 年間チャンピオン決定通知

今週も何だかんだ朝練継続。
朝方だけ雨が降ることもあったのでローラー台トレーニングもしたけど、なんか普通に20分300W位で回った。やっぱりレースを挟むとリミッターが外れるんだなぁ。逆に言えば、レースから遠ざかるとリミッターがかかるわけだが...

JCRC群馬が終わり、火曜日の夜にメールが届いた。
おお、ことしのJCRC年間チャンピオンの通知ではないか!
年間チャンピオンになるには一定以上のポイントを稼がないといけないのだけど、今年はSAクラス1×1回、2位×2回でトップに立てた。チャンピオンジャージも嬉しいなぁと思っていたら、10/18(木)14:00までに返信って、メール貰ってから48時間以下かよ!
まぁすぐ返信しましたが。
そんなわけで今年は年間チャンピオン表彰式に参加すべく、JCRC最終戦に初参加予定。個人EDの予定だけど、楽しんでこよう。

と、その前に沖縄前最後のレースとして明日の箱根ヒルクライムに参加する。さすがに昨年ほどのパフォーマンスは発揮できないので、今年は表彰台難しいだろうけど、僕にとってヒルクライムデビュー、ヒルクライム初勝利など思い出深いコースなので楽しんでこよう。

と言いつつも今日も休日出勤し、睡眠不足でお疲れ気味。まぁ1時間以下のレースだしスタミナなんか関係ないか。いつもベストコンディションって訳でもないし、そもそもブログなんか書いてないで寝たほうがいいのだろう。

明日もガンガン走って沖縄に向けて調子を上げよう!

2018年10月14日日曜日

2018-10-14 JCRC第5戦 in 群馬CSC

昔はこの時期と言えば「JCRC群馬」と「ジャパンカップ」だったのに、結構レースが増えた(川崎マリン、伊豆ヒルクライム、etc.)。増えたはいいけど、日程被せないでほしい。両方出るからさ...

秋のJCRC群馬は102㎞というホビーレーサーにとっては比較的長距離が走れるレースで好きだ。アップダウンがあるので平地のエンデューロ系レースより好みだ。
昨年はSAとEDにダブルエントリーしたけど、今年はEDが午前中だったのでSAのみにエントリー。正直EDやった後でSA完走できる気がしない。
昨年はSAクラスで70人強いたけど今回は26名。ただJPTを走るフィッツ2名が参加しているのでどうなることやら。

当日は悪天候が予想されたけど、曇り気味で時折日差しがあり、風も弱くて走りやすい気候だった。
9時過ぎに会場入りして準備しているとWAPPAジャージで参加していたイノウエ君が丁度EDクラスで優勝したところだった。さすが、と思いつつ話していると「SAはきつそうっす...」とのこと。まぁそうだよね。

ここでトラブル発生。
ウォームアップしようと思ってレッグウォーマーを付けようとしたら金具が壊れた。まぁ長く使っていたし、寿命だろう。別にレース中は使わないしいいか。
と思ったら今度はヘルメットを忘れた!
これはマズい。メットがないとそもそもコースに入れてもらえない。群馬CSCの管理棟で何とか代理品のメットを課していただいた。ボロボロで汚かったけど、贅沢は言えない。普段インナーでバンダナ使っているし、メットキャップ付ければぱっと見分からないだろう。
とりあえずセーフ。

一周コースを試走したけど落ち葉・枝・砂利・水たまりが無く路面状況も良い。
あっという間にスタート時刻となり、11:45分SAスタート。

結果:SAクラス102㎞(6km×17周) 5位(入賞)
パレード解除と共にフィッツの選手が一発打つ。102㎞のレースなのにいきなりか。とりあえずチェックする。
今回のレースは圧倒的にフィッツの2名が強いので、他集団を利用して戦うのがテーマ。ARCC、COW群馬などチーム参加しているところが多いので、上手く機能すればJPT選手にも対抗できるだろう。結果的にダメでしたが。
フィッツの2名は所々で交互にアタックをしながら走っている。動きを見るからに数名と抜け出せたらもう一人がブリッジして逃げる作戦っぽい。僕としては一緒に逃げても利用されるだけだと思ったので、1名は見逃す、もう1名のブリッジは徹底マークしてチーム逃げをさせないように心がける。

が、集団の後方に下がってしまったタイミングでフィッツ2名を含む6名の逃げが形成されてしまった。7周目くらいか?
これはまずい、と思いつつ逃げが嫌がる「常に視界に入る距離で追走作戦」に切り替えようとするのだが、ここでメイン集団が全然機能しない。あっという間に逃げと30秒差付けられてしまった。

その後は逃げを追うべくローテーションを促したが、上手く回せない選手が混じっており、依然として逃げとの差が広がっていく。多分集団内に「まだ1時間以上あるからそのうち追いつく」と楽観している選手がいるのだろう。
一般に「逃げ」と「集団」では人数の多い「集団」の方が有利とされているが、それはあくまで集団に「追う意志」のある選手が複数名いる場合に限る。メイン集団には状況把握が出来てない選手が紛れ込んでいるため、依然として差は広がり続ける。
僕と同様に(?)集団に苛立ちを感じてるっぽいエンドウ選手が果敢にアタックして集団を抜けようとする。すでにEDクラスで72㎞走ってきついだろうに、この集団に愛想をつかしたのだろう。
僕も再び集団のペースを上げるべく脚を使って引くが、「上げ過ぎないでペースで回しましょう」と集団内の選手から優しい「アドバイス」を受ける。そのペース走で逃げとのタイム差が開いているのに気が付いていないのか?もはやメイン集団が泥船であることが決定的な事実となった。貴重な休日に群馬くんだりまで仲良しサイクリングしに来たわけではない。
結局僕も集団にいる意味が見いだせなくなったのでアタック。追走してくれたのはハセガワレーシングの方1名。残り1時間強で、6名-2名-メイン集団、という構図になった。
その後はハセガワの選手とローテーションでペースを刻んでいく。メイン集団にいた時と違い、遠慮のないスピードで走れるのでキツイけど楽しい。しばらくすると「逃げ5名」の情報が入る。入賞が6名なのであまりうれしい情報ではないが、とにかく協調して走り続ける。
のこり3周くらいで逃げから脱落した1名を発見!ハセガワの選手はきつそうだったけど、前の1名を撃墜すれば2人で入賞できるので、心臓破りの坂の手前から2人でアタック。これが成功し、ついに5位・6位集団になった。
バックストレートで先頭逃げが見えてもう追いつけないことが分かったけど、ホームストレートでメイン集団(?)が確認でき、泥船脱出成功したことを確信。
ラストはばらけてしまったけど、ハセガワの選手と無事5位-6位でゴール。
2人で最もキツイ選択をしたおかげで入賞圏内に入ることが出来た。
反省・感想
忘れ物ダメ絶対・・・初めてレースでヘルメット忘れた。今回のような時間分けした周回コースだったから良かったものの、ヒルクライムのような一斉スタートレースだったらアウトだった。本当に気を付けよう。
逃がす・逃げられる・・・傲慢に聞こえると思うだろうが、今回のレースはJPTを走るフィッツの選手とは協調「しない」作戦だった。一緒に抜け出ても使われるだけだと思ったので、「勝つ」ための選択肢としてあえてやってみた。結果下記理由で上手くいかなかったけど、これも経験。
集団意識の難しさ・・・今回は6名逃げが決まった後のメイン集団の動きが最低だった。まぁ僕も含めてなのだけど。要するに集団内で状況把握レベルに差があって意志の統一が出来ていなかったのだ。そういった意味ではもっと早くに有力選手に声をかけて抜け出すべきだったのだが。
ハイリスクハイ(?)リターン・・・元来短気な性格なので、結局集団からアタックしました。1時間以上の2名逃げできつかったけど、結果的に入賞。一緒に頑張ってくれたハセガワレーシングの選手には感謝。こういう「決断」なくしてレース無しだ。

思い通りいかないからこそのロードレース。
ツールド沖縄前に良い経験が出来た。
残り一ヶ月を切っているけど、フィジカルの他、色んな戦況についてもシミュレーションをしておこう。