ヒルクライムレースを始めたのが2014年。
海外勤務で2015年はシーズンオフ。
ヒルクライム年代別初勝利が2016年。
ヒルクライム初総合優勝が2017年、でそのレースが富士ヒルの選抜だったらしく、日本一のヒルクライムイベントであるMt.富士ヒルクライムの選抜クラスに参加して来ました。
選抜クラスは文字通り国内最強のアマチュアヒルクライマー決定戦のためレベルは高く、脚力差があり過ぎて正直あまりモチベーションは高くない。初参加のせいもあり、レースへの思い入れもない。とは言え、ホビーレーサー活動の中ではツールドおきなわと並ぶハイレベルなレースなので、”記念”的な意味も込めて参戦。せっかく昨年勝って選んでもらえた訳だしね。
当日は悪天候が予想されたけど豪雨にはならず。ただ、霧が立ち込めて寒い。
会場では今まで各所のヒルクライムレースでご一緒した方々と挨拶した。ツールドおきなわもそうだけど、こういったトップレースになると色んな所から人が集まるなぁ。
余談だが昨年箱根HCで競い合ったある方から「今年も箱根HC出るんで今度こそぶっ潰します」というニュアンスの御言葉を頂いた。出るしかないかなぁ…首を洗って待ってよう。
選抜クラスは写真にあるスタートゲート前に並ぶのだけど、整列がまとまるのはスタート10分くらい前だったので、ギリギリに行っても平気そうだった。
相変わらず会場は寒く、霧が立ち込めていたけど、5合目は晴れているとの情報アリ。
そして7時に号砲と共に出走。
結果:主催者選抜クラス 34位 1時間2分32秒(ゴールド)
計測開始地点まではパレード走行で、スタートの時点で2番手となった。視界が悪いまま走り、スバルラインに入ったところから計測開始。
直後に1名が飛び出るが誰も追わず。そのまま先頭になったのでペース走で料金所を通過。後ろから物凄いプレッシャーを感じつつも振り返るのが億劫なのでそのまま走る。その後も数名が飛び出すが超大物勢はまだ動かず、と思ったら少し勾配が着くあたりでペースアップ。とりあえずポジション落としながら集団の後ろに着こうと思ったけど、離れてしまう。ゆっくり走っているつもりはないけど明らかに集団が速い。勾配が緩む区間で追いついたけど、次のペース走に着いて行けず、開始15分弱でメインから千切れる。
終盤に前方から落ちてきた選手を抜き・あるいは吸収しつつ、トンネル区間に突入。トンネル区間はそこそこハイペースになり、ラスト1km位で一人がロングスパートする。僕は番手だったけど反応せず。結局残り500m位で捕まえ、今度は僕がシッティングで飛び出る。そのまま踏ん張って後続から距離を離してゴール。
ゴール!霧で何にも見えない(笑) |
なんとか1時間5分切りでいわゆる「ゴールド」区分で走れた。
集団ペースで走ったので何だかんだ余力を残した気がするけど、意外と腿がパンパンだった。その代わりに臀部にダメージがない。走り方が下手だったなぁ。
8時過ぎにゴールしたら8時50分には下山開始。この辺りはスムーズで良い。
皆さまと色々お喋りした後、会場で吉田うどんを頂き、表彰もないので10時半頃には会場を出発して昼過ぎに帰宅。
すぐさま来週のあざみライン向けに整備兼ギア比調整するのであった。
反省・感想
・実力相応の結果…トップからはだいぶタイムを離されたけど、現状の実力値はこんなものなので、納得のいく順位だった。10~15分程度の出力が弱かったので千切れたのかとかとも思ったけど、初の富士ヒルだったのでセーブしてしまったところもある。目標タイムさえ決めておけばもっと追い込めたと思うので、8月末の乗鞍(これも初参加)では全開走行できるよう計画しよう。
・来年出るとしたら…順位的に微妙だけど、来年も選抜クラスにお呼びしてもらえたらもっと速く走れるとは思う。今回の結果は大したことなかったけど、コース的には得意な分類なのでたいむは狙えると思う。ただし、いつもながら春~夏にかけてのヒルクライムに調整できるタイプではないので、微妙だなぁ。もし出れるなら、その時考えよう。
・運営の素早さ…とにかくゴールから下山がスムーズだったのが嬉しかった。もちろん下山一組目だったおかげだろうけど、寒い5合目で待ち続けるのはつらいので、今回のような運営はウェルカムだ。
・富士ヒルゴールド…獲っておいてなんだけど、コラムスペーサー貰ってもねぇ...
・会場トイレ…参加者に対してトイレ数が少なく見えるが、結構穴場もあるので下調べしておけばスムーズに行けます。
結果はともかく、初参加の富士ヒルは中々楽しめた。
僕が勝ちを狙えるレベルのレースではないけど、日本トップクライマーと走れる機会というだけども良かったと思う(残念ながら短い時間でしたが)。
来週のあざみラインを終えたら次のヒルクライムは夏~秋にかけてになるけど、僕のコンディションは毎年その時期が一番高いので、それに向けて頑張っていこう。
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