朝3:00に目が覚める。
4:00起床のつもりだったけど、二度寝せずにそのまま会場へ向けて車で出発。東名高速道路を走っていると火災が発生したらしく、ヤビツのあたりから一般道に変更。早めに出発しておいてよかった。
快晴の富士山 |
会場は天気が良く気温が高い。駐車場も広く、テント泊してる人もいたようだ。
ヒルクライム用に30Tを装備 |
ちなみに過去のレースの反省をもとに、何度もトイレに行ったおかげでレース中はトラブルなしでした。
荷物を預けてからコースの試走に向かう。序盤は勾配が緩やかで、あざみの真の姿はレース本番までお預けだ。
スタートの整列はグダグダだった。JPTレースはしっかりしているものだと思ったら、他の選手に聞くと毎年こんな感じということ。まぁ目に見えて運営は上手に進んでいませんでした。
スタートラインで前年度エキスパートチャンピオンの後輩にあった。
「チャンピオンジャージは着ないのか?」と聞くと、
「優勝してもくれないんですよ」とのこと。
意外とケチなレースだな。
そんなこんなでレーススタート。
結果:一般男子B(23歳~29歳)6位入賞 55分09秒767
他のクラスとごちゃまぜでスタート。1年振りのレースで大集団の中心は嫌だったので、スタート位置は先頭右端。クリートも上手くはまったので漕ぎ始めると・・・何故か僕が先頭で集団を引いていた。
おかしいだろ!と思いつつ観察すると、いきなり牽制が始まっているようだった。このコースは後半の難易度が高いため、前半で消耗したくないのだろう。と思いつつも、遅すぎるペースはつまらないので、マイペースで淡々と先頭を引く。
すると10代、20代の部から数名抜け出てきたので、その小集団で回していく。そのまま同クラスのフラットバーロードの選手が抜け出ていった。一目でずば抜けて速い選手だと感じ、そのまま放置した(優勝してました)。その後は小集団で回していったが劇坂が始まる5㎞あたりで千切れる。
現在4位、真のあざみラインが始まった。
ケイデンスは極端に落ち、たまに前輪が浮いてしまう。激坂区間は耐え忍び、勾配が緩やかになる区間でしっかり走るようなペース配分を心掛ける。この走り方が上手くかみ合い、自分のペースを崩さずに最後まで走れた。
激坂以外にこのレースで注意が必要なのが、ふらついている他の選手だ。E1,2,3の選手が沢山降ってくるのだが、フラフラの状態でダンシングしたり蛇行したりして、落車しそうで近くを走りたくない。呼吸も苦しいが、声をかけて蛇行のコースを譲ってもらったりした。
全区間シッティング |
激坂区間をほぼ終えた8km過ぎ、左足脹脛を攣りかける。
「また左足脹脛かぁ」と思いつつ、足を攣るのは単なるトレーニング不足で何度も攣っている部位なので、意外と焦らずカバーしながら走れた(ダンシングとスプリントはできないけど)。また、ちょうどそのあたりでスタート3kmあたりで引き離した選手2名に抜かれた。相手はこちらのゼッケンを確認して倒しに来たようだが、こちらは攣って反撃も出来ないので無反応でスルーした。
ゴールが近くなって足の疲労を強く感じたが、無理やり笑い、空元気でラストスパートができた。
終わってみれば55分台で6位入賞。今の自分らしい記録だと思う。反省点はたくさんあるが、今日のレースは考えた走りが出来たので満足だ。
前年チャンピオンのN口後輩は47分台という圧倒的記録で今年も優勝した。流石です。
多くのヒルクライムに参加した彼と話したところ、「ケイデンスを維持することが大事」と感じた。
僕は蛇行に否定的だったが、彼はケイデンスを稼ぐために蛇行するとのこと。ケイデンスが高い方が、勾配が緩やかになった時の加速が早い。なるほど、たしかに僕は直進して登ったとき、勾配が緩やかになったにも関わらず、ペースを上げられなかった場所がいくつかあった。次回ヒルクライムで激坂があれば試してみよう。
あざみラインヒルクライム、どんな変態的レースかと思ったら中々楽しいレースだった。初出場の箱根ヒルクライムに比べても、ヒルクライムのレース展開を楽しめて良かった。
次は韮崎のヒルクライムチャレンジシリーズに出てみようかな。でも、その前に2週間後の都ロードだ。こちらは優勝目指して頑張るぞ。
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