2019年7月15日月曜日

2019-07-15 そでがうらサ マーサイクルロードフェスタ

袖ケ浦のサーキットレースにエントリーしました。
ほぼ平坦で得意なレイアウトではないけど、4月に富士スピードウェイが走りやすかったので、楽しめるかと思い参加。まぁほぼ平坦なので、勝率は台分低いと思うけど、普段平地レースは知らないから色々学んできたい。

当日は残念ながら雨。
会場に到着したころには小雨でレース中には止むと思われたけど、結局ずっと雨だった。
参加カテゴリは2時間エンデューロクラス。雨だったけど初めてのコースなので試走はしっかりやる。所々水たまりがあるけど普通に走れる感じ。ただ主催者側から一部油が浮いていて危険とのことで、コーナ手前で車線が狭まる区間があった。まぁしっかり減速すれば危険なところはない。

袖ケ浦のサーキットは1周2.5㎞位だけど、エンデューロソロだけでも200名以上いるので落車が怖い。早めに並んで先頭スタートを確保する。
序盤はマトリックスの選手がペースコントロールをするのだが、佐野選手のデカさにビビった。あれば全日本チャンピオン経験者か。
何だか慌ただしく準備をしていて、優勝を真面目に狙っていないせいか、全然緊張せずに八時過ぎにレーススタート。
結果:2時間エンデューロソロ 8位 (先頭集団ゴール)
1周目はローリングで2周目の危険個所を越えてからリアルスタート。マトリックスの選手がガンガン引いて行くので参加者はただただついて行くのみ。さすがにこのペースで走られると動きようがない。マトリックスとしても、集団を棒状にした方が安全だという狙いがあるのだろう。
序盤はマトリックスペースに合わせる
マトリックスが引いている間は仕掛けようがないので、色々観察しながら走った。プロ選手は声が大きいし、コーナをとても丁寧にクリアしている。彼らからしたら、体が資本なので、仕事とはいえこんなレースで落車していられないのだろう。
 
そのうち参加選手もローテーションに加わり、淡々と進んでいく。
集団走行中はとにかく脚から力を抜くことを意識
ただ周回をこなすだけなののだけど、何故か次々に落車が起きる。「減速しましょう」って何度も言われている区間で突っ込んでいくから...私もコーナーで後ろから体当たりされたけど、奇跡的に復帰できた。
結構落車が頻発していたようで怖くなったので、どこかで飛び出ることにした。すると1時間過ぎたころに先頭引いている選手が左後ろをチラ見しているのが見えた。「ここしかない」と思い右側からアタック。雨で視界も悪いので、一気に距離を離すことが出来た。
残り1時間弱の距離だけど、メイン集団が逃げを失念していれば決まる。なので決めるつもりで走り続けた。
結構いいペースで走ったつもりだけど、残り20分くらいで捕まってしまう。きつかったのでその周は「ちょっと休ませて」と頼んで数分ローテーションを外させてもらった。ともかくレースは降り出しに戻る。
すでに逃げで脚を使ってしまったので、流石にゴールスプリントは無理だな。と思っていたら、何気ないところで前を走っていたRXの選手が単独落車。突っ込みそうになったのでコースアウトラインで回避を試みたが、何とか事故無くコースに復帰できた。終盤集中力が切れてくると同様の落車が増えると思ったので、やはり飛び出たい。
まてよ、「ゴールスプリントの余力はない」、「飛び出たい」という条件ならやるべきことは明らかだ。
というわけで、隙を狙っては毎周のようにアタックを仕掛けた。さすがにメイン集団も驚いたようだった。とにかく何度もアタックをしてみたけど、やはり終盤なので逃げさせてくれない。まぁそれでもよくはしたので良しとする。
ローテーションをぶち破ってアタック!
何度でもアタック!!
攻撃あるのみ!!!
まぁ結局ラスト一周までに逃げが出来なかったので、残りはメイン集団で安全にゴール。
最後はゆったりゴール 安全第一です。
結果は表彰圏外の8位だけど、やりたい走りはおおよそできたので良しとする。

レース終了と共に雨は上がり気味。
表彰圏外だけど、レース終了後にサクサクと表彰を進めており、運営のスムーズさに感心した。
アクアライン通行量が高いのがネックだけど、1時間ほどで帰宅。

反省・感想
・雨落車多すぎ…STRAVAにグダグダ書いたので細かいことは割愛するけど、危ないと思った行動をしてはダメ。無理なことは無理。取り戻せない怪我だってあるし、加害者として背負いきれないダメージを他人に与える可能性だってある。レースを楽しむために、危険と感じる行動は絶対にやめましょう。
最後まで走れた…雨で全体のペースが遅くなったのもあるけど、若干アップダウンのあったおかげで川崎EDと違い最後まで動いて走れた。厳しい立ち上がりが無かったのもあるかな?いずれにせよ最低目標の「先頭集団ゴール」は果たせた。得意・不得意が明確になってきたからと言ってすぐに改善できるわけではないけど、練習の課題としよう。
逃げに慣れた…捕まったとはいえ、失速せずに逃げが走れたし、何より大集団から一発で飛び出ることが出来た。もちろん勝てなきゃ意味はないけど、逃げチャンスの嗅覚だけは研ぎ澄まされてきた感じ。
安全意識の重要性…今回マトリックスの選手と走ったけど、彼らは決して無茶な走りはしていない。もちろん嘘みたいなペースアップはあったけど、コーナーリングではしっかり減速し、追い抜き時は必ず声をかけていた。「左抜きます!」「ふらつくな!」「前見ろ!」とよく注意していた。プロ選手からしたら我々のような素人と走るのは「怖い」と思うけど、確かに後半になり参加者の声出しが減った気がしていた。特にレース序盤・終盤は事故が発生しやすいので、僕も真似て声出しを増やした。
気持ちの切り替えをスムーズに…逃げが捕まった時点で雨の集団スプリントはしないと決めた。残り20分のレースを楽しむために(僅かな勝利の可能性のために)、終盤にかけて何度もアタックをかけたのは良かった。選択肢が正しいかどうかよりも、走っている最中に「迷いなく」動けるのが大事。この感性は大事にしよう。

何となくエントリーしたレースだったけど、思いのほか楽しめた。さすがに平地系エンデューロで勝てる脚質でないのは今年のレースで痛感したけど、楽しいのが大事。気が向いたら秋の下総行こうかな。あそこもメチャクチャきつかったけど。

次戦は久々の群馬CSC。今年のツールドおきなわエースのイノウエ君も参戦予定。
エカーズとかいう刺客がいるけど、おじさんたちの恐ろしさ(?)を見せつけてやるぜ!

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