2018年8月12日日曜日

TKC的超独断レース対策知識:ウェア編

備忘録も兼ねて、今まで培ったロードレースノウハウをまとめてみる。
*JCF未登録レースを主戦場とする草レーサーの知識です。安易に真似して被害を被っても一切関知しないのであしからず。

そんな感じでウェア編。
レースはウェア選びから始まっていると思う。晴れた暑い日は一番涼しい格好をすればいいのだけど、寒い日や雨の日は適切なウェアを装備できるかが自身のコンディションに大きく影響すると思う。寒いからと言って厚着して出走するとレース中熱くなっても脱げなくなるし、無駄に厚手のウェアは重いしエアロ効果も低い。
そんな訳でレース会場の気温・天候を調べたうえで自身が保有する中で最適と思われるウェアを「選ぶ」行為が重要になる、と思っている。その中でも書籍には載っていない僕がやっているテクニック(?)が下記である。

1.ジャージの下にビニール袋を仕込む。
一番重宝しているかも。練習でもレースでもよくやる。気温が低い時にレーシャツの下に仕込むことで防風・断熱効果がある。レーシャツが若干モコモコするけど、ウィンドブレーカーのようにバタつかないし、何より走行中体が熱くなったら容易に取り外すことが出来る。所詮ビニール袋なので重量も軽いし、かさばらないので使用後は背中に収納すればいい。うっすらジャージからビニール袋が透けて「ダサい」という意見もあるだろうが、誰に何と言われようと僕はこれを使い続けるだろう。
*元ネタはヨーロッパロードレースの下山でジャージの下に新聞紙を入れて防寒する文化があるところから真似ました。

2.紫外線カット用のアームカバー(薄手)は便利。
これは宣伝になってしまうのだけど、春秋のレース中はアームウォーマーよりアームカバーの方が便利なことがある。アームウォーマーは暖かいがレース中は結構暑くなって外す場面がある(レース中に外す動作が無駄)。アームウォーマーをつけっぱなしのレースならそもそも長袖のインナーを着たほうが腕の締め付けとかが快適だと思う。
一方でアームカバーは薄手なので体が熱くなった時着けたままでも快適である。肌寒い季節でもアームカバーで腕を覆っていれば風がダイレクトに当たらないし、薄手なので腕の動作にも違和感が無い。

3.100均の手袋をインナーに使う。
自転車用の長指グローブは何だかんだどれも厚手で、春・秋頃の長距離レースにおいて長指手袋でレース中補給食をとるのは(個人的には)やりにくい。そこで100均に売っている薄手の長指手袋を自転車用半指グローブのインナーに使う。半指グローブのおかげでグリップは効くし、薄手の長指手袋は指の感覚が良いので補給食をとるのが容易になる。
難点としては耐久性が低いこと。練習では焦って補給する必要もないのでレース中だけですね。

4.シューズ・靴下間にビニール袋を入れて雨対策。
どんなに高いレインシューズカバーを使っても、走り続ければ靴下が水没して不快感が残る。それに対して再びビニール袋。靴下の上に袋を履いてからシューズを履くと、かなり防水効果が高い(もちろん蒸れるが)。「靴下・シューズのグリップ感覚が悪くなる!」という意見ももっともだが、僕の場合は濡れた不快感対策の方が重要なので気にしてない。

5.靴下を加工して簡易シューズカバー(つま先用)
これもダサい&再びビニール袋ネタだけど、効果は高い。いや、ただ不要となる靴下をつま先部でカットしクリート穴を開けてシューズに被せるだけ。靴下~シューズ間に袋を入れると防風効果がある。冬場にシューズカバー二枚重ねとかやる際に使うと良い。
ただ最近はAmazonでつま先用シューズカバーが500円くらいで売ってるからそっち使った方が良さそう。

6.靴下はくるぶしより長いものにしましょう。
これは万一のため。最近は自転車用ソックスも色々出ており、僕は全くこだわっていないけど、くるぶしだけは隠すようにしている。落車した人は分かるかもしれないけど、脚から叩き付けられた場合は踝が思い切り「持っていかれる」。はっきり言ってかなり痛い。靴下はいているだけでダメージが全然違うので、是非長さには気を使ってほしい。

7.エアロ系ジャージの勧め
レーシャツは高いので無理にとは言わないが、レースにおいては体にピッタリとつくエアロ系ジャージが絶対的に良い。ウェアのエアロ効果は馬鹿に出来ないし、背中ポケットに入れた補給類もずれにくいので負担になりにくい。まぁこの辺りは好みか。

8.日焼け対策は重要
ウェアとは関係ないけど、日焼け止めクリームとアイウェアは重要だと思う。「日焼けして黒くなっても気にしない!」って人もいると思うけど、重要なのは肌の色ではなく皮膚が受ける炎症だ。日焼けによって間違いなく体のパフォーマンスは落ちるので、何らかの日焼け止め対策は必要だ。同様に、皮膚が焼ける程の紫外線を裸眼で長時間裸眼で受けるのも健康的に良くない。UVカットのアイウェアで目を守ろう。

なんかウェアとは脱線した内容もあるけど、こんなところに注意しています。
ウェアに限らず、「レースは出走前の事前準備こそ重要」と思っています。上記は僕の浅知恵で賛否あると思いますが、TKCはこんなことやっています。

最後に繰り返しますが、別に推奨しているわけではないのであしからず。



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