2016年上期の締めのレースとして、戦国ヒルクライムに参加しました。
結果はボロボロだったものの、良い大会でした。
前日移動で甲府へ移動。渋滞で中々疲れたけど、受付を済ませてから車でコースを試走。2年前に参加したけど、相変わらず休みどころのない素敵なコースだった。
その後はホテルに行き、さっさと睡眠。の予定が、体調が悪くなり、中々寝付けない。実は数日前から喉が痛く、先週の出張以来腹の調子も良くない。それでも横になって2時間くらいは寝た。
当日は晴れ!とは言わずとも、雨ではなかった。
6時にすぐ手荷物を預けてからコースの確認に向かった。このレースはスタート地点から一般道をパレードし、登坂途中からタイムを計る方式になっている。スタート地点までの勾配はコースと変わらないので、パレードの時点でペダリング感覚を掴んでおくと良い。
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沢山のボランティアのおかげでサービスが凄い |
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山頂は霧がかかっている |
しばらくウォームアップをしていたらスタート時刻になったので整列する。今回は何となく後方スタートをしてみようと思っていたので整列を急がなかったらほぼ最後尾になった。
しばらくしてパレード開始でスタート。
結果:男子A 7位 52分25秒
パレードだからあとで先頭に追い付けばいいや、と思っていたのが甘かった。ヒルクライムレースは年齢別クラスなので実力差のばらつきが大きい。それは良いのだけど、初心者の方々がパレードで上手く走れず中切れが多発し、あっという間に先頭が見えなくなってしまった。
これはまずい、と思って計測地点通過後に序盤からペースを上げていった。2年前・試走の印象からとにかくペースダウンに気を付け、わずかな勾配の緩みを見逃さずに走るよう心掛けた。しかし先頭の気配は全く見えないままレースは進む。
途中で美ヶ原で活躍していた選手をパスしたが、彼はスロースターターなのか、その後凄いペースで追い抜いて行った。少しだけついてみたけど、現時点で全く歯が立たない。悔しい。
その後は淡々と登り続けた。もっとブラケットを握って走るつもりだったけど、上ハンドルで走っている時間が長かった。ある程度勾配があるとはいえ、僕は調子のよい時は上ハンドルが握れるので良くない状態であると感じた。
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客観的に見て、勾配がおかしい |
霧が濃くなっていく中、ラストフラフラともがいてゴール。
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とにかく霧がすごい |
ゴールして驚愕したのが、タイムが52分台だったこと。あざみラインで50分代だったので、47,8分位で登れると思っていたら、まさか2年前よりも遅くなっていた。
走り方に不自然な感じはしなかったけど、実際2年前は「ギアが足りない」という感覚は無かったけど、今年はあった。順位はともかく、とにかく遅くなっていることにショックを受けた。
その後は山頂で少し仮眠したのち下山。
帰りの高速は渋滞しなかったので、早めに帰宅できた。
帰宅後は熱が出てきたので、薬を飲んで睡眠。
反省・感想
・体調不良・・・一番してはいけない言い訳だけど、実際調整が出来ていなかった。海外出張から休む間もなく練習し疲労を溜めてしまった。そのせいで腹の調子も治らず、のどの調子も悪いままでレースに出る羽目になった。多分、このレースに重きを置いていなかったせいだろう。スケジュールを詰め込み過ぎたかな。
・ペース走・・・結果的にタイムは最悪だったけど、走っているときは落ち着いてたと思う。きつい坂でも下を向かずにラインを意識できたし、後方からくる選手に対しても焦らずペースを維持できた。ただ、追い込み不足なところもあったかもしれない。
・レースに向けたモチベーション・・・実際のところ、5月末の箱根ヒルクライムで優勝して緩んでいた。実際本気で優勝狙うような心持ではなかったと思う。でもそれについては色々思うところがあったので、気にしない。
・後方スタート・・・やっぱり前方で強者を追いかけたほうがレース展開として楽しいと思った。別にパレードで中切れを起こした初心者の方々を非難するつもりはない。ただ、今まで良い成績を出したレースは前方スタートが多かったと思う。今回は隊列維持という束縛があったためこのような展開になった。次レースはもっと考えよう。
・楽しい運営・・・運営母体は2年前と変わったけど、このレースは地元の方々が積極的にボランティアに参加してくれ、温かみがあってよいレースだと思う。こういうレースが増えると嬉しい。
現在も夏風邪状態で体調は悪いけど、とりあえずこれで9月までレースはない。
次の目標は9月末のキングオブヒルクライム。このレースで年代別優勝を狙う。箱根以上のモチベーションで頑張る。
まずは体調を回復させてからだけど、次の2カ月でもう一段階パワーアップしよう。
次こそ勝つ。